琉球文化空間デザイン研究所|琉球風水×環境地理学

首里城の風水思想を、空間デザインに
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【琉球風水 Vol.449】2026/04/05 立春号
こんばんは、東道里璃です。
本日、立春を迎え「丙午」年に入りました。
風水の暦の上では、立春が新年のはじまりです。
寒さの中にも、少しずつ春の気配を感じる
この時期、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
本日は立春のご挨拶とともに、
琉球王国の王家の長男の住まい「中城御殿」の風水と
現代住宅での寝室の風水の実践事例を
お届けいたします。
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■ 琉球文化空間デザイン研究所より
【中城御殿古文書 翻訳ブログ開始のお知らせ】
首里王府時代、王家の世子の居所であった
「中城御殿(なかぐしくうどぅん)」。
今年、2026年秋の開園に向けて
首里城の北側にある龍潭という池の前の敷地で
中城御殿の復元工事が進んでいます。
この中城御殿は、1874年に風水により移設され
現在工事の進んでいる敷地へと建設されました。
この移設のプロセスが詳細に書かれた
『中城御殿御敷替御普請日記』という
貴重な史料があります。
この史料は、今も原書のまま、翻刻も翻訳もされず
句読点のない白文状態の漢文のまま
那覇市歴史博物館に所蔵されています。
今年1月に立ち上げた
「琉球文化空間デザイン研究所」の活動として、
デジタルアーカイブされた古文書の写真資料より、
翻刻と翻訳を始めました。
中城御殿がもともとどの場所にあり、
どのような風水判断のもとに選地されたのか。
その一端が、古文書から明らかになってきました。
『中城御殿御敷替御普請日記』は
全300丁あります。
私は、風水鑑定内容を中心に翻刻翻訳します。
このたび
第7丁から第8丁にあたる約200文字を
翻刻・翻訳し、公開しています。
漢文を表層的な意味だけで訳した逐語訳と
風水的解釈を加えた意訳の両方を
お読みいただけます。
王家の居所に対して、
どのような環境評価がなされていたのか。
琉球王府における風水的空間認識を読み解く、
重要な記録です。
▼ 翻訳ブログはこちら
https://longe.jp/nakagushiku-udun-records-7-8/
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■ ロンジェ琉球風水アカデミーより
【ベッドの配置改善事例】
昨年秋に入学された受講生の方から
気の流れの鑑定講座で
ベッドのレイアウトのご質問がありました。
図面や状況を確認したところ
気の流れの鑑定では、寝室の上の階の状況が
好ましくなかったので、
別のお部屋への移動をご提案しました。
移動後のお部屋は、気の流れの鑑定は好ましくても
陰陽鑑定では前の配置のほうが良かった。
このような場合、全体を見て、優先順位を決め
風水判断を行っていきます。
気の流れの鑑定と陰陽鑑定、
どちらを優先するかというと
気の流れの鑑定が優先されることが多いです。
陰陽鑑定は、鑑定の時点で
陰陽の調和がくずれていても、
インテリアの色や素材の選び方で
足りない気を補って調和をとることができるからです。
そして、昨年12月の講座の後に
ベッドの配置換えを、早速実践されたそうで、
「ぐっすり眠るというのが
こういうことだということ、
初めて体験できました」
とのご報告をいただきました
寝室の風水レイアウトについては、
過去にタイムス住宅新聞でも
コラムでも執筆しております。
寝室・枕の配置に関する基本の風水術は
こちらをご覧ください。
▼ 記事はこちら
https://longe.jp/bedroom-pillow/
また、拙著『風水空間デザインの教科書』をお持ちの方は、
ぜひ以下のページもあわせてご覧ください。
・既存住宅の寝室 …… pp.82–83
・新築住宅の寝室設計 …… pp.178–179
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■ 編集後記
【研究と実践、その両方を大切にするということ】
株式会社ロンジェでは、2026年より
琉球文化空間デザイン研究所と
ロンジェ琉球風水アカデミーの
2つの活動を並行して行っていきます。
琉球文化空間デザイン研究所は、
研究活動の拠点です。
”琉球風水思想×環境地理学”を軸に
学会発表を視野にいれ
研究活動を行っていきます。
この研究活動のファーストステップが、
「中城御殿御敷替御普請日記」の翻刻翻訳作業。
古文書を読み解いていくことで、
今年秋にオープンする中城御殿に行かれた時に、
「この場所に、こんな意味があるんだ」という
風水を現地で感じる体験を
皆様にお届けしたいと思っております。
一方、ロンジェ琉球風水アカデミーでは、
その研究成果を、
現代の住まい・暮らし・人生の選択に
どう活かせるのかを、
誰にでも実践できる形で
お伝えしていきたいと思っています。
研究のための研究ではなく、
また、実践だけに偏らない。
室内の気の流れを調えることは、
現代科学に置き換えれば、”環境心理学”です。
「環境が人間に働きかける影響」を知り
自分の得たい心理状態へと
空間をととのえていくこと。
これは、環境心理学的なアプローチから
琉球風水を実践する意味です。
研究活動の軸となる
風水思想と環境地理学の研究ですと
一般の方の空間デザインまでは
落とし込むことができません。
そこで、
風水思想×環境地理学×環境心理学
この領域横断的な研究で、
琉球の伝統的風水思想を
現代の空間デザインにつなぐ活動を
行ってまいります。
過去から受け継がれてきた叡智を、
今を生きる私たちの空間と暮らしに、
丁寧につなぐこと。
それが、これからも変わらない両者の指針です。
立春という節目に、
この方針を皆さまと共有できれば嬉しく思います。
新しい季節が、
皆さまにとって健やかで
実り多いものとなりますように。
【ロンジェ琉球風水アカデミーよりお知らせ】
4月開講「陰陽五行 食空間デザイン講座」
2/5(木)より募集開始
体験プログラム:久高島ツアー
2/18(火)開催
詳細はこちらをご覧ください。
https://longe.jp/school/table-coordinate/
無料体験入学受付中です。
最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました。
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【東道里璃 著書のご案内】
「琉球風水で叶うナチュラルエレガント
風水空間デザインの教科書」
▼amazon販売サイト
https://www.amazon.co.jp/dp/4866540699
▼試し読みサイト
https://tameshiyo.me/9784866540696
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【琉球文化空間デザイン研究所 講座案内】
ロンジェ琉球風水アカデミー
琉球文化空間デザイン・プログラム
■講座一覧と年間スケジュール
https://longe.jp/school/
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発行責任者:東道里璃
琉球文化空間デザイン研究所 代表
株式会社ロンジェ 代表取締役
沖縄国際大学 経済学部 地域環境政策学科 非常勤講師
”琉球の風水思想を、現代の空間へ”
株式会社ロンジェ
所在地:沖縄県南城市玉城玉城107番地
https://longe.jp
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