琉球風水で調える、空間と心
【琉球風水 Vol.443】2026/04/05 秋分号
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目次
1.【コラム】
神秘と論理のあいだに
四柱推命・十干十二支が導くライフデザイン
2.【ロンジェ最新情報】
氣の流れ鑑定 短期集中講座開催
3.【編集後記】
自分史を読み解くための十二支
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こんばんは。
東道里璃(とうどう りり)です。
二十四節気は秋分。
今日から一日の長さも夜のほうが長くなり
五行の金(秋)の季節ももうすぐ終わりです。
今朝は、知念岬へ行き
神ノ島、久高島より昇る朝日を眺めてきました。
ニライカナイ神が人間界に来訪する神道が
海面にくっきりと現れ、
心清まる朝でした。
あなたは、どんな朝を迎えられましたか。
二十四節気の移ろいは、
私たちに季節の変化を知らせてくれます。
四柱推命もまた、
自然界の循環を「十干十二支」という
記号に置き換えて、
人の命運を読み解く学問です。
命式に刻まれている記号は、
一人ひとり異なる“人生の設計図”。
あなたの命式には、どんな風景が
描かれているのでしょう。
ただし、四柱推命の中にある季節感は
現実の気候そのものではなく、
命式を読み解くための
普遍的な「記号」としての季節。
四柱推命が生まれた中国でも
沖縄でも、日本でも
赤道直下の南国でも、南半球でも
四柱推命の仮想化された季節の中を
生きていきます。
東洋に神秘に魅せられ
この夏は四柱推命と風水を集中的に学び、
毎朝の音声学習で
自然と生活に溶け込むようになりました。
今日は学びのシェアで
四柱推命の基本理論をご紹介します。
最後までお読みいただけましたら幸いです。
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[コラム]
神秘と論理のあいだに
四柱推命・十干十二支が導くライフデザイン
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四柱推命の本質を理解するために
欠かせないのが、
「命式を構成する十干と十二支(六十甲子)」の
基本理論です。
命式を深く読み解くには、
まず使われている干支という記号が
何を意味しているのかを知る必要があります。
干支の意味が見えてくると、
人の「命(めい)」がどのように決まるのかが
理解できるようになります。
命式を構成する四本の柱のうち、
「月柱の地支」と「時柱の地支」は、
生まれた瞬間の地球と太陽の天体配置に
基づいて決まります。
しかし「年柱の地支」「日柱の地支」、
そして四柱の天干は、
宇宙の天体配置とは直接的には関係しません。
これらは、「記号」としての役割をもち、
機械的に永遠に循環するようにできています。
私は、四柱推命に出会ったころ、
天文学的な要素が強いと思っており
生まれた時の天体の配置が
命式に刻まれているのだと思っていました。
しかし、天体の配置と密接に関係があるのは
生まれた月の地支と、生まれた時間の地支のみで
八字のうちの残りの六字は、
天体の配置ではなく、
「記号」的な意味であるというのです。
私たち北半球に住む人間にとっては、
12月は冬の水の季節であり、
7月は夏の火の季節であり、
季節に違和感はありません。
しかし、南半球に生まれても、
12月生まれは冬であり土も凍る季節に属し、
7月生まれであれば「火の季節」に属すると
されます。
つまり、生まれた月の地支も
記号にすぎないのです。
もしご自身の生まれ月が“記号”だとしたら、
どんな意味をもつのか…
想像してみると楽しいですよね
四柱推命の季節は、赤道直下や南半球であっても
同じ基準で読み解かれる、普遍的な仕組みです。
命式の八字(十干十二支)は、
自然観察から抽出された宇宙原理に基づき、
その人の人生に起こり得る可能性を
客観的に読み解くための道具なのです。
また、四柱推命や風水では、
十二支、八卦など、同じ記号を用いますが、
長い歴史の中で多様な流派が生まれ、
解釈や定義に違いがあります。
命式を読み解く際には
「記号の意味」を正しく理解することが
何より重要になります。
四柱推命も風水もそうですが、
勉強し始めると、「鑑定して結果を知りたい」
という気持ちが強くなります。
しかし、実際に鑑定しようとすると
中途半端な知識では、
判断ができないことがわかります。
遠回りのように見えますが、
基礎理論を一つひとつ習得していくことが
一番の近道だということに気づきます。
あなたも、新しい学びに出会ったとき
“すぐ結果を知りたい”と
思った経験はありませんか?
私自身も同じ思いがありましたが、
四柱推命の記号を基本から全て理解するために、
ブログにまとめていくことにしました。
これまで琉球風水の専門書や
新聞コラムを執筆してきましたが、
四柱推命についても体系的に整理し、
より分かりやすくまとめていきたいと
思っています。
ロンジェのブログ記事につきましては、
台湾の鍾進添老師の高弟である
山道帰一先生の講義や著作をもとに
学んだことを整理したものです。
今回触れられなかった干支の成り立ちについては、
ブログにまとめていますので、
興味のある方は気軽にのぞいてみてくださいね。
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【ロンジェ最新情報】
氣の流れ鑑定 短期集中講座開催
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夏休みが明け、
琉球風水テーブルコーディネート講座と、
卒業生向け勉強会、ロンジェ琉球風水サロンの
9月の開催は無事終わりました。
今年は初の試みで、
短期集中講座を開催します。
理論を学び実生活に応用したい方を
対象にした内容です。
短期講座のご受講の方も、終了後に
ロンジェ琉球風水サロンへの参加ができます。
一度、講座に参加して学んでも、
一ヶ月も経てば、人間の脳は、
講義内容など忘れてしまうものです。
学んだことを実践できるようになるための
一番おすすめのの学習法は、
動画や音声による繰り返しの知識のインプットと
実践のアウトプットを繰り返し
理解のあやふやな部分や、実践してわからなかったことを
繰り返し確認しながら身につけていくことです。
これは、私自身も行っていることです。
風水や四柱推命の理論は難しいので、
一度リアルタイムの講義をうけても、
先生がおっしゃったことのすべてなど
とても記憶できていません。
講義の後も、繰り返し講義音声を聞き返しています。
私の先生の場合は、音声録音OKで受講していますが、
編集は自分でやるので、この夏の70時間の講義は、
まだ半分も編集が終わっていません... 。
そして編集する度に、初めて聞く内容かと思うほど
講義内容を覚えていないことにきづきます。
ロンジェの講座は、繰り返しの学習ができるよう
会員サイトに講義動画がすべて保管してあり、
会員は、いつでも見られるようになっています。
いつか、風水を学んでみたいと思っていた方で、
今がそのたタイミングであれば、
ぜひ、一緒に学んでいきましょう。
【初級】琉球風水 鑑定学・基礎講座
氣の流れ鑑定 短期集中講座
11月15(土)〜16日(日)開催
https://longe.jp/school/compass/
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[編集後記]
自分史を読み解くための十二支
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四柱推命というと「当たる・当たらない」
という側面だけに目が向きがちですが、
実際には明確な基礎理論に基づく学問です。
「十干十二支」という記号を、一定の法則に従い
人生の出来事を読み解いていきます。
よって、同じ条件のもとでは
繰り返し似た現象が起こり、
そこに一貫性が見えてきます。
未来を理解する一番の近道は、
実は「過去を丁寧に振り返ること」にあります。
自分の命式に照らし合わせて、
過去の出来事の意味を知ることで、
未来の可能性がよりクリアに見えてきます。
自分の人生120年の全体像を俯瞰してみると
アカデミック・ライティングを
今回の人生で最も深くできそうなのが
これから後4年くらいの間です。
意外と、短いですよね。
なので、今は、調べたいと思ったことは深く調べる
学びたいことは、良い先生について深く学ぶ、
書きたいことは、書ける時に書いておくようにして、
学術的な調査と執筆に重きをおいています。
費用対効果みたいなことを氣にせず、
自分の持つ良いエネルギーを厳選して、
投入すべき場所に投入していこうと。
逆にそれ以外のことは
できるだけやらないことにしています。
エネルギーが高まる時に合わせて
コツコツと準備しておくという
ライフデザインができるのようになるのが
四柱推命の一番の魅力かもしれません。
人生は山あり、谷あり。
全く波が立たないときもあれば
いきなりビッグウェーブが来ることもあります。
四柱推命は人生のサーフィンを楽しむ天気予報図。
大きい波が来る時に合わせて、
華麗に乗り切れるよう
コツコツと必要なスキルを
積み重ねていこうと思います。
今回は、四柱推命の入口になる専門用語の解説を
行いました。
十干十二支の記号の中には、
人生に役立つ貴重な知恵が詰まっています。
ぜひ日々の歩みに活用してみてください。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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