琉球風水の家づくり
自然と調和する心地よい家

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【琉球風水Vol.427】2024/12/06
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1.【コラム】
風水哲学という無形資産が
人生に与えてくれるもの
2.【最新情報】
「琉球風水の家づくり講座」@KI-HOUSE
12月8日(日)より申込受付開始
3.【編集後記】
特別な空間での特別なイベントの準備
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琉球風水師の東道里璃です。
12月に入りました。
街の空気も師走の慌ただしさ感じます。
いかがお過ごしでしょうか。
2025年2月のKI-HOUSEでのイベント募集開始を
12月1日〜でご案内しておりましたが、
計画変更がいくつかありまして、
企画を立て直しておりました。
日程も変更になり、
2月6日(木)、2月13日(木)となりました。
詳細は【最新情報】をご覧くださいませ。
KI-HOUSEイベントで使用する
テーブルウエアを準備しており
ようやく韓国宮廷料理の漆器
「クジョルパン」の発注ができました。
漆器というと、琉球漆器も日本の漆器も
内側は、赤か黒の塗りであることがほとんどですが
今回入手したクジョルパンは、
内側がすべて螺鈿細工です。
続きは編集後記で、お伝えします。
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【コラム】
風水哲学という無形資産が
人生に与えてくれるもの
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なんのために、そんなに風水を研究しているのか。
不思議に思われることもあります。
風水を学び続けている理由は、
自分の哲学というブレない軸をもつことで
0から1の世界をクリエイトできるから。
それが、純粋に楽しいからです。
きっかけは新築の家づくりでしたが、
それは、出会いのきっかけに過ぎなかった。
陰陽五行の哲学を暮らしの中で実践し
自然界が調和を取るように、
自分の人生も調和させられないだろうか。
人生を歩むための軸として、
生き方の判断基準になっているのが
私にとっては、「風水哲学」です。
哲学というのは一生懸命に本を読み
頭の中で考えに考えても、
自分のものにはなりません。
「哲学は実践してこそ意味がある」と言いますが、
形がなく、行動に移すための
マニュアルのようなものもありません。
風水は、茶道や華道のような「道」の世界に近く
技術力とそれを実践するための
精神性が求められます。
風水を実践する時、
それにふさわしい人間かどうかを
自分に問いかける毎日を送ります。
風水については、ある程度の知識の習得をしてきましたが
まだまだ知識も浅はかですし
実践レベルで自分を見てみると
情けないくらいできていない。
こういう自分を見ていると
傲慢になる資格などありませんから
謙虚でいられるし、
丁寧に暮らし、丁寧に生きている人を
権威、権力に関わらず、心から尊敬できます。
さて、茶道がお茶をたて、
華道が花を活けるのなら、
風水の実践とは、何ができるのでしょうか。
色、ファッション、旅行など
ライフスタイルの中でできることは
いろいろあります。
私は、空間デザインにフォーカスしていますので
住宅設計、インテリア、掃除片付けが
これまでの風水の実践方法でした。
しかし、住宅設計、インテリアは、
設計の時しか使えないので、
日常生活で実践できるのは、
主に、掃除や片付けです。
掃除片付けは、
とても大切なことではありますが、
私はもう少しカラフルな世界も
風水で楽しみたいと思ってました。
そして、やっと出会えたのが
テーブルコーディネートです。
陰陽の哲学、五行の哲学を
テーブルコーディネートを通して実践することは
深い人生の学びを体験できます。
また、テーブルは食文化とも関わるので
沖縄の伝統文化を学びを深めるにも
とても良いツールになるのです。
インテリアは、一度施工すれば何年も使うものなので
季節、年中行事、家族のイベントなど
日々変化するものを取り入れるのは困難です。
一方、テーブルコーディネートは、
季節や年中行事、家族のお祝いの度に、
毎回毎回、新しい世界を生み出し続ける
ことができます。
デザインの考案は、なかなかの頭脳労働であり、
セッティングは肉体労働です。
家の中で、頭を使う仕事、体を動かす仕事が
常にあると、ボケない、老けない(笑)
私のテーブルコーディネートの師匠である
丸山洋子先生は、先日、喜寿(77歳)の
お誕生日を迎えられました。
15歳くらい若く見えて
未だ、現役バリバリで仕事していらっしゃいます。
美しものを創りづづけることの未来は
こういう未来なのだというのを
身をもって教えてくださっています。
テーブルコーディネートは室内装飾ですので
存在しなくても生きていくことができます。
華道に近いかもしれません。
花がなくても、空気を吸って、食べ物があれば
人間は生きていけますから。
空間デザインを通して
精神性を高める「道」の世界を
日常的に実践したい方にとっては、
風水哲学と沖縄文化のテーブルコーディネートは
人生の大きな楽しみになる可能性があるかもしれません。
拙著『風水空間デザインの教科書』に
陰陽鑑定に必要な情報を載せていますが、
本を一度読んだだけでは
なかなか理解が難しいようです。
昨年入学した受講生の方が、
昨日の琉球風水テーブルコーディネートのレッスン中、
テーブルコーディネートの
コンセプト設計を行いました。
テーマカラーを決めようとする時に
陰陽五行説の解釈があいまいだったので、
一つ一つ考えて、やってみながら、
つまづいたら質問を繰り返していきました。
これにより、本に書いてある「色の陰陽」や「八卦の図」を見て、
初めて意味がわかりましたとおっしゃってました。
陰陽理論はシンプルなので、
本に書かれた文字を眺めれば
なんとなくわかったような気になります。
難しいのはここからで、
陰陽論は、実生活で使ってみることで
少しずつ意味がわかるようになっていきます。
インテリアの小宇宙として、
テーブルコーディネートは
900mm×1800mmのサイズで世界が完結します。
そう、毎回、0から1の世界をクリエイトする
人生の楽しみを得ることができます。
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【最新情報】
「琉球風水の家づくり講座」@KI-HOUSE
12月8日(日)より申込受付開始
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2025年のイベントのお知らせです。
■イベント・講座名
五感で学ぶ 美意識が高まる
『琉球風水の家づくり講座』
(宮廷菓子・琉装体験付き)
【各回定員5名】
・開催日
2025年2月6日(木),2月13日(木)
両日ともに13:00~16:00
・開催場所
世界的建築家 窪田勝文氏設計の名建築
KI-HOUSE(南城市)
【協力:門(じょう)一級建築士事務所】
体験の舞台は、世界的建築家 窪田勝文氏の
設計による KI-HOUSE(沖縄県南城市)。
名建築を舞台に、琉球風水の氣の流れと陰陽を
体感していただきながら、風水理論を解説します。
王朝時代の風水術と伝統家屋の造りの考え方と、
色の陰陽、インテリアスタイルの陰陽
氣の流れの陰陽と、現代住宅で陰陽の調和を
取る方法をお伝えします。
座学の後は、住宅に陽の氣を補う、
テーブルセッティングを
実践形式で学びます。
人気やちむん作家新里竜子氏の器と漆器にて、
沖縄のオードブル文化と
琉球王朝時代から受け継がれる宮廷菓子による
アフタヌーンティータイムを、
沖縄の伝統衣装「琉装」をお召しいただき
お楽しみいただきます。
沖縄の歴史と文化を感じる非日常体験の中で、
これまでの枠を取り払い、
新しい自分を発見する一日をお過ごし下さい。
明後日、12月8日(日)より
お申込受付を開始予定です。
■イベント・講座名
一陽来復 家庭の調和
『琉球風水テーブルコーディネート講座』
【定員5名】
・開催日
2025年4月〜12月(月1回/全8回)
10:30~16:00
・開催場所
ロンジェ琉球風水アカデミー
玉城本校(南城市)
・問合せ先(上記2つのイベント・講座)
ロンジェ琉球風水アカデミー
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【編集後記】
特別な空間での特別なイベントの準備
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構想1年、構想の具体化3ヶ月の時間をかけ
KI-HOUSEでのイベント企画を
行ってまいりました。
来年2月のイベントが、初めての開催で、
2回だけしか行わないかもしれないですし、
今後、数は多くはありませんが、
続けていく可能性もあります。
まさに、0から1をつくる仕事で、
この世にない体験をクリエイトするために
KI-HOUSEオーナーの金城司さんと
意見交換を行いながら、
丁寧に作り上げてきた企画です。
様々な業界の方との連携により成立するので、
スケジュールを合わせるのが一苦労でした。
また、KI-HOUSEという空間、
イベントの内容に合わせて
必要なものがいろいろとあります。
テーブルコーディネートの設計図を描いて
寸法を入念に図り、
すべてのものが手配できることが確認できたのは、
本日のことです。
大変手間がかかるイベントで、
一つ一つ企画を立て、実行可能性を検証しました。
琉球風水の研究をしているだけでは
できなかった仕事です。
テーブルコーディネートのスキルはもちろん、
琉球食文化の歴史、やちむん、琉球漆器を
大学講義で行い、
自前の琉装を普段着で着るようになったことで、
今回のようなイベント企画も可能になりました。
一番苦戦したのは、クジョルパンでした。
韓国宮廷料理で使われた漆器です。
漆器は、できたばかりの時は、においが強いので、
食事をいれるのもためらうほどです。
金額が高いので失敗すると痛いですし、
ニオイの強い漆器は、料理にもニオイがつくので
せっかく作った料理が食べられなくなります。
塗られている塗料の種類により、
ニオイが強く残る材料もあるので、
漆器を買う際は、材料に何を使っているかを
確認してから購入するようにしています。
知識がないと購入すら難しいので
漆器が一番ハードルが高いです。
今回は、韓国の輸入雑貨店で
クジョルパンを探してもらいましたが、
購入を検討しているすべての漆器について、
韓国の製造元に、材料を確認してもらいました。
テーブルトップのレイアウトをいろいろと検討し
デザインやサイズもぴったりのクジョルパンを
見つけました。
美し牡丹の絵柄の描かれた蓋に
中は、すべて螺鈿細工。
琉球漆器とは、ちょっと趣が違いますが、
陰陽五行の思想を食で体現してきた
韓国の宮廷料理の世界観を、
お楽しみいただければと思います。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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【東道里璃 著書のご案内】
「琉球風水で叶うナチュラルエレガント
風水空間デザインの教科書」
▼amazon販売サイト
https://www.amazon.co.jp/dp/4866540699
▼試し読みサイト
https://tameshiyo.me/9784866540696
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【業務内容】
■ロンジェ琉球風水アカデミーの講座
1.「琉球風水テーブルコーディネート講座」(沖縄県南城市)
(少人数対面講座/2025年4月開講予定)
2.マンツーマンレッスン「琉球風水の家づくり講座」(オンライン)
3.動画講座「琉球風水の家づくり講座」(オンライン)
https://longe.jp/school/
■【新築】建築家とコラボの風水住宅設計
自然と調和する琉球風水住宅(約2年)
業務提携:門一級建築士事務所
※「琉球風水の家づくり講座」付き
https://longe.jp/new-construction-colabolation/
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発行責任者:東道里璃
琉球風水師/株式会社ロンジェ 代表取締役
沖縄国際大学 経済学部 地域環境政策学科 非常勤講師
”琉球風水思想を次世代へつなぐ”
株式会社ロンジェ
所在地:沖縄県南城市玉城玉城107番地
https://longe.jp
▼お問合せメールフォーム
https://longe.jp/r/stepmail/kd.php?no=JqOmqlDpwi
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