配信日時 2024/11/29 19:00

【琉球風水Vol.426】家の中で「感情が安定する」陰と陽の考え方

琉球風水の家づくり
自然と調和する心地よい家



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【琉球風水Vol.426】2024/11/29
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1.【コラム】
家の中で「感情が安定する」陰と陽の考え方

2.【最新情報】
暮らしの質が高い大人になるために

3.【編集後記】
韓国宮廷で使われた漆器クジョルパンを探して

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琉球風水師の東道里璃です。

11月最後の金曜日。
いよいよ2024年も残り一ヶ月となりました。
いかがお過ごしでしょうか。

お正月のことを考える時期となりました。
毎年、どのように
お正月を迎えていらっしゃいますか。

私は、東京に住んでいた時の習慣が残り
沖縄にきても、おせち料理をずっと予約しています。
そして、元旦は首里城に参拝。

今年、南城市で初めて迎えたお正月は、
近所のビーチで水平線から昇る朝日を拝み
浜辺の茶屋でモーニングをいただきました。
おせち料理も食べましたが。

来年のお正月はどうしようかと
考えているところです。

今年は1年にわたり、御神屋の神事で
お供えのお食事作りをさせて頂き、
そして、琉球漆器について大学講義で
行いましたことで、
年中行事に対する意識がだいぶ変わりました、

それまでは、沖縄の伝統的な暮らしに
直に触れたことがなかったので
感覚的に沖縄のお正月が理解できませんでした。

今年の年末は、ついにお正月料理を
自分で作ってみようと考えています。

まずは、器の準備。
内地のお重箱はお正月に使いますが、
沖縄のお重箱は、清明やお盆など
先祖供養で使用されうことがメインです。

昔の沖縄には
おせち料理はありませんでした。

琉球料理の第一人者、松本嘉代子先生の本では
裕福な士族の家庭をサンプルに、
東道盆(トゥンダーブン)という料理が
お正月料理として紹介されています。

来年は、沖縄スタイルでお正月を迎えたいと
考えていますが、
東道盆は琉球漆器の中でも最高級品で、
今の時代では、入手困難です。

そこで、韓国宮廷料理で使われる漆器、
韓国版東道盆の「クジョルパン」を
現在探しているところです。

続きは編集後記で。

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【コラム】
家の中で「感情が安定する」陰と陽の考え方

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琉球風水鑑定の中でも
受講生に最も人気があるのが
陰陽鑑定です。

陰陽鑑定は、誰にでも公平に優しい鑑定です。
風水鑑定のイメージにもなっている
「吉凶診断」ではなく
どのような状況にあっても、
現状を改善するヒントを与えてくれる鑑定法です。

偏っている氣に気づくことで、
必要なエネルギーを補い、
陰陽の調和をとることができます。

陰陽の調和が取れると
その空間で得たい感情でいられるようになり
精神が安定します。

そもそも陰陽論に吉凶がありません。
陰が凶で、陽が吉と思っている方も
いるかもしれませんが、それは違います。

陰も陽も互いを必要とし、補い合う関係です。
対立するものではありません。

ただし、一つだけ善悪の判断材料があります。
それは、「質」です。

陰陽の関係に善悪はありませんが、
陰には、質の良い陰と質の悪い陰があり、
陽にも、質の良い陰と質の悪い陰があります。

今回は、「感情」をテーマに
陰と陽を見ていきたいと思います。



陰と陽の代表的な感情を左右に書き出しました。
そして、上がポジティブな感情
下がネガティブな感情です。

ネガティブかボジティブかの判断基準は
セロトニンやオキシトシンなど
脳から幸福ホルモンが出る感情は
ポジティブな感情。

アドレナリンなどのストレスホルモンが
放出されるような感情はネガティブに属します。

琉球王朝時代における琉球風水の位置づけは、
「最先端科学」でした。

今も、それは変わらないと感じています。
陰陽鑑定においては、
最新の脳科学とリンクしています。

その空間で、どんな感情になりたいか
感情を軸に、空間デザインの方向性を出すのが
琉球風水の陰陽鑑定です。

陰陽鑑定の活用方法は3ステップです。

●ステップ1
空間の中での感情と向き合い
それがネガティブかポジティブかを
判断します。

●ステップ2
質の悪い氣が漂っている場合、
質を改善します。

●ステップ3
陰陽の調和が取れていない場合、
足りない氣を補います。

陽の氣が欲しいところに
陰の氣が強ければ、質の良い陽の氣を補います。

陰の氣が欲しいところに
陽の氣が強ければ、質の良い陰の氣を補います。

例えば、同じ空間でも
「落ち着く」と感じればポジティブな陰の氣で
「寂しい」と感じればネガティブな陰の氣です。

どう感じるかは主観的なことであり、
また、空間の性質や時間帯、体調にも
感情は左右されます。

例えば、北側のお部屋で
寝室であれば「落ち着く」と感じ
ダイニングであれば「寂しい」と
感じるかもしれません。

北側のダイニングで「寂しい」と感じるなら
陽の氣を、壁紙やカーテンの色
家具の装飾、テーブルコーディネート、
音楽などで、補ってあげればよいのです。

温かみが出て、心が元気になり
食欲が湧いて、食事中の会話がはずむように
空間に陽の氣を補ってあげます。

ネガティブな感情になるのも
あなたの責任ではなく
環境の問題かもしれません。

原因がわかれば、問題は解決できます。

陰陽バランスを意識するだけで
感情が安定した生活を
送ることができます。

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【最新情報】
暮らしの質が高い大人になるために

2025年イベント・講座
インフォメーション

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2025年のイベントのお知らせです。

■イベント・講座名
五感で学ぶ 美意識が高まる
『琉球風水の家づくり講座』
(宮廷菓子・琉装体験付き)
【各回定員5名】

・開催日
2025年1月23日(木)【調整中】
2月6日(木)【確定】

両日ともに13:00~16:00

・開催場所
世界的建築家 窪田勝文氏設計の名建築
KI-HOUSE(南城市)
【協力:門(じょう)一級建築士事務所】

体験の舞台は、世界的建築家 窪田勝文氏の
設計による名建築 KI-HOUSE(沖縄県南城市)。

ここで、沖縄の伝統文化を
存分にお楽しみいただく企画です。

座学では、琉球王朝時代の自然と調和する風水思想から、
氣の流れと陰陽バランスが調う”風水住宅の
つくり方”を学びます。

陰陽バランスは、空間で実際に体感していただくのが
一番わかりやすいです。

座学の後は、テーブルセッティングを
実践形式で学びます。

人気やちむん作家新里竜子氏の器と漆器にて、
沖縄のオードブル文化と
琉球王朝時代から受け継がれる宮廷菓子による
アフタヌーンティータイムを、
沖縄の伝統衣装「琉装」をお召しいただき
お楽しみいただきます。

沖縄の歴史と文化を感じる非日常体験の中で、
これまでの枠を取り払い、
新しい自分を発見する一日をお過ごし下さい。

明後日、12月1日より
お申込受付を開始予定です。

女性用の琉装の柄は6種類ご準備しております。
お申込先着順で、お好きな柄を選んでいただきます。
男性用(1種類)もございます。

■イベント・講座名

一陽来復 家庭の調和
『琉球風水テーブルコーディネート講座』
【定員5名】

・開催日
2025年4月〜12月(月1回/全8回)
10:30~16:00

・開催場所
ロンジェ琉球風水アカデミー
玉城本校(南城市)

・問合せ先(上記2つのイベント・講座)
ロンジェ琉球風水アカデミー

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【編集後記】
韓国宮廷で使われた漆器クジョルパンを探して

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沖縄には、独特の「オードブル文化」があります。

内地のイメージでは、オードブルというと、
メインの前の前菜ですが、
沖縄では人が集まる時の「盛り合わせ料理」を
オードブルと呼ぶことがほとんどです。

このオードブル文化の源は、
王朝時代の宮廷料理
「東道盆(トゥンダーブン)」と言われています。

「東道盆」は、王朝時代最高峰の
おもてなし料理であり、
琉球漆器の代表的な器の名前でもあります。

六角、八角などがあり、
中の小皿に上質な酒の肴を盛り込み、
国賓である中国の冊封使をもてなすためなどに
使われました。

現在、東道盆が入手困難なため、
韓国宮廷料理で使われる高級漆器、
韓国版東道盆の「クジョルパン」を探しています。

正八角形の漆器で、
中は9つのエリアに分かれています。

韓国からの輸入に強い会社にお願いしていますが
韓国でも生産数は少ないらしく
なかなか希望のサイズと柄が見つかりません。

韓国は漆器への螺鈿細工の加飾が大胆で、
琉球漆器よりもかなり華やかです。

琉球漆器の東道盆は、
中が赤く塗られた漆器が多いですが、
韓国のクジョルパンには、
中がすべて螺鈿細工というものもあります。
とても豪華です。

韓国でも、おもてなし料理、
お正月料理などに使われるようです。

クジョルパンの料理方法をYouTubeで見ましたが
こちらも美味しそう。

お正月料理は、韓国クジョルパンもいいかなと
考えております。

そして、来年のKI-HOUSEでこ講座は、
クジョルパンにてお楽しみいただけるよう
ご準備したいと思います。

素敵な器が入手できるよう
あともう一息頑張ります。

私は料理があまり好きではないタイプで
それでも何とか食卓を華やかに
美味しく食べたいと思って
テーブルコーディネートをはじめました。

実際、テーブルコーディネートを始めてみると
器の知識も料理の知識も必要で
テーブルコーディネートをできるようなりたい一心で
一所懸命勉強しました。

すると、世界は変わるものです。
自分がお正月料理を作ろうと考えるとは
思ってもみませんでした。

学んで、体験することで
人生は随分変わるものです。

できない、好きじゃないと決めつけてるのは
知らない、やってない
それだけのことなのだと実感しました。

器の力を思いっきり借りて
手作りで伝統料理に
チャレンジしたいと思います。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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【東道里璃 著書のご案内】

「琉球風水で叶うナチュラルエレガント
風水空間デザインの教科書」

▼amazon販売サイト
https://www.amazon.co.jp/dp/4866540699

▼試し読みサイト
https://tameshiyo.me/9784866540696

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https://www.youtube.com/channel/UCK44ppu_oziwEClIYiCXi-Q

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【業務内容】

■ロンジェ琉球風水アカデミーの講座

1.「琉球風水テーブルコーディネート講座」(沖縄県南城市)
(少人数対面講座/2025年4月開講予定)

2.マンツーマンレッスン「琉球風水の家づくり講座」(オンライン)

3.動画講座「琉球風水の家づくり講座」(オンライン)

https://longe.jp/school/

■【新築】建築家とコラボの風水住宅設計

自然と調和する琉球風水住宅(約2年)
業務提携:門一級建築士事務所
※「琉球風水の家づくり講座」付き

https://longe.jp/new-construction-colabolation/

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発行責任者:東道里璃
琉球風水師/株式会社ロンジェ 代表取締役
沖縄国際大学 経済学部 地域環境政策学科 非常勤講師

”琉球風水思想を次世代へつなぐ”

株式会社ロンジェ
所在地:沖縄県南城市玉城玉城107番地
https://longe.jp

▼お問合せメールフォーム
https://longe.jp/r/stepmail/kd.php?no=JqOmqlDpwi

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