琉球風水の家づくり
自然と調和する心地よい家

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【琉球風水Vol.422】2024/10/26
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1.【コラム】
風水鑑定とは何か?
それは、目には見えない気を
言語化すること
2.【最新情報】
YouTubeチャンネル準備中
「琉球風水の家づくり」
3.【編集後記】
陣羽織と紅型で大学講義
琉球と日本の食文化の歴史
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琉球風水師の東道里璃です。
まもなく10月も終わりですね。
沖縄は夏から冬への切り替わりで
朝晩は涼しいから、寒いと感じることも
多くなりました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
私は沖縄国際大学での後期授業が始まり
今週は第4回の講義を行いました。
講師陣が歴史を感じる衣装で登壇。
陣羽織と紅型で
東洋の食文化の講義を行いました。
続きは、編集後記で。
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【コラム】
風水鑑定とは何か?
それは、目には見えない気を
言語化すること
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「風水鑑定とは何か」と聞かれれば、
「氣の流れや陰陽五行の哲学を言語化すること」
ということができます。
氣の流れも陰陽五行の哲学も
建築やインテリアの中に入った時には、
目には見えません。
風水師は、図面を見たり、現場に行けば、
氣の流れを読み取ることができますし、
その中にある陰陽五行の哲学を
読み取ることができます。
見た瞬間に一気にダウンロードされる情報もあれば
入念な鑑定でようやく見えてくる情報もあります。
それらを言語化したものが
「風水鑑定報告書」です。
目には見えないものを言語化するので
文章に書き起こす時は、
プロであっても、
大変な時間と労力が必要な作業です。
風水鑑定の実力をつけるには、
この作業を繰り返し行うことが必須で、
これにより、経験を積み、スキルアップできます。
私が学長をと務める
ロンジェ琉球風水アカデミーでも
受講生の最終的な着地点は、
「空間の中にある風水を言語化すること」です。
当然ながら、一発で合格できる人はいません。
書いては、チェックが入り、
書いては、チェックが入り、
リライトを繰り返して、風水の言語化が完成します。
陰陽五行の言語化をするプロセスでは
受講生のタイプを2つにわけ、
タイプに合わせて、課題の出し方もわけています。
すでに、インテリアコーディネーターなど
インテリアデザインのスキルがある方は、
先に、完成形のゴールイメージを描いてもらい
それを、解説するように言語化していきます。
こちらをタイプAとします。
インテリアの経験がない方は、
最初に完成形のゴールイメージができないので
下から積み上げていきます。
こちらをタイプBとします。
ロンジェ琉球風水アカデミーには、
オンラインのマンツーマンレッスンがあり、
昨夜は、愛知県のお住まいの生徒さんの
レッスンでした。
インテリアの経験のない
タイプBの生徒さんです。
風水の基礎を学んできているので
陰陽五行の言語化をする際
五行の「木の氣」の文章化から試みました。
しかし、なかなか文章が書けません。
そこで、キーワード抽出から試みました。
「文章」が「料理」であれば、
「キーワード」は「材料」。
「文章」が書けない理由は
「材料」がないことが原因だったからです。
5冊ほど参考文献を提示し、
「木の氣」に関する象意のキーワードを
100個以上抽出すること。
文献の中にある「木の氣」の象意を
片っ端から書き出すことを課題としました。
実はこれ、私が講座のテキストつくったり
新聞コラムを書く時にやっていることです。
頭の中の知識を文章としてアウトプットする時は、
少なくともアウトプットするコンテンツの
10倍の知識量が必要です。
こちらの生徒さんは、
インテリアとも執筆とも関連のない
お仕事をされているので、
インテリアの経験もなく
また、文章を書く経験もなかったのです。
ロンジェ琉球風水アカデミーに入学されて3年目。
「陰陽五行を言語化したい」という想いが強く
3年間、毎月毎月、一度も休むことなく
課題に取り組み続けていらっしゃいます。
ようやく昨夜、東の象意のインテリアイメージが
浮かび上がってくるほどに、
陰陽五行の言語化が進みました。
1人1人タイプが違いますので、
その方にあったやり方を探し出すのも
講師の仕事であると実感しました。
言語化の苦手な方は、
四柱推命で、ほぼ間違いなく「食神」という星を
お持ちで、右脳優勢です。
言語化は苦手かもしれませんが、
言語化は、トレーニングすれば
誰でもできるようになります。
「感覚的になんとなく」という状態から、
感覚を確信へと落とし込むため
知識をインプットし、
論理的に理解することができれば、
言語化ができます。
氣の流れや陰陽五行は、
通常、目には見えない世界です。
しかし、東洋哲学には
体系化された理論がありますので、
基礎を身につければ、
その世界が、見えるようになります。
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【最新情報】
YouTubeチャンネル準備中
「琉球風水の家づくり」
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ロンジェ琉球風水アカデミー玉城スタジオにて
YouTubeチャンネル動画の撮影を行っています。
今月は、南城美術館での撮影も含めて、
丸3日ほど撮影に費やしたのですが、
カメラの設定を間違えたりで、全てボツに…
前に進まない時は、
何か意味があるのではないかと思い
四柱推命を詳細に分析し、
最終的にはオラクルカードを引きました。
コンセプトがズレていたようです。
一度、走り始めたら、
番組名も方向性も簡単には変えられないので
ここががんばりどころかもしれません。
テーブルコーディネート中心で考えていた
コンセプトを変更し、
建築家と新築住宅を建てる施主様へ向けた
家づくりの風水に特化してお届けします。
建築図面を元にした風水鑑定の事例解説を中心に、
土地や住宅の浄化、神仏との関わり方も、
仲良しの神人さんにサポートしてもらい
お届けしたいと思います。
以下、5つのカテゴリーで展開予定です。
1.風水理論講義
2.風水鑑定図面の事例解説
3.土地・住宅の浄化、人の浄化
4.沖縄年中行事とテーブルコーディネート
5.沖縄聖地・風水集落と神事
来月、11月スタート予定。
配信スタートは、メルマガ、
及び、SNSでご案内します。
お楽しみに。
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【編集後記】
陣羽織と紅型で大学講義
琉球と日本の食文化の歴史
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沖縄国際大学経済学部地域環境政策学科
「グローカルセミナー2」。
第4回の講義は「東洋の食文化」。
先週の「西洋の食文化」に続き、
今週もフレンチシェフで琉球料理伝承人の、
早野充先生に特別講師としてご登壇頂きました。
今年の夏に、早野先生は陣羽織を仕立てられ、
私は紅型柄の琉装を仕立てました。
早野先生が陣羽織を仕立てられたのをお聞きして、
「東洋の食文化の講義は是非、
陣羽織でお願いいたします」と
図々しくもリクエストさせて頂き、
「私も琉装をご一緒させて頂きます」と
講師2名とも東洋文化衣装での登壇となりました。
本場フランスでご活躍されたフレンチシェフが
数々の勲章を身につけての西洋食文化の講義の後、
陣羽織をお召になっての東洋食文化の講義。
正直、食文化の歴史の授業内容は、
1度聞いてマスターできるほど甘くはありません。
しかし、この授業を受けた体験と感情は、
学生たちの記憶に残るのではないかと思います。
これから社会へ羽ばたく大学生。
人生の大先輩の存在感や在り方に学び、
これからの人生をどう生きて行くのかを
考えるきっかけになったであれば、
良い体験になったのではと思います。
私が早野先生の授業で印象に残ったのは、
「沖縄料理とはなにか」という問いかけです。
早野先生が最初に学生達に
「沖縄の食べ物と言って思い浮かぶものは?」と
質問を投げかけました。
沖縄そば、ジューシー、くーぶいりちー、
イナムドゥチ、チャンプルー、ちんすこう、
三枚肉などなど、ポンポンと回答が出てきました。
私は東京出身なので、この回答を聞いていると、
「実に、沖縄育ちの子らしい回答だな」
と感じました。
渋いなぁと感じる回答もありましたが、
沖縄で育ったのであれば、
これが当たり前の環境なんですよね。
早野先生は、
岡山県の調理学校で校長を務められており、
岡山の学生さんにも同じ質問をしたそうです。
少し前であれば、「ゴーヤチャンプルー」
というのが普通だったそうですが、
最近では真っ先に「タコライス」
という回答が出るそうです。
「沖縄料理という定義も、時代の流れの中で
これからも変化し続けて行くだろう」
というお言葉がありました。
なんとも深い意味のある時間だったのではないかと
感じました。
早野先生は、ペリー提督が琉球王国に来た際に、
ペリーが琉球王国の役人に黒船のダイニングで
振舞ったフランス料理の再現も
されていらっしゃいます。
そのきっかけなった本との出会いなども
お話くださいました。
「人生とは、様々な偶然の出会いに導かれながら
歩んで行くものである」という、
早野先生が語るからこそ伝わる
深いメッセージでもありました。
早野先生からは、「何を話すか」だけでなく、
衣装、話し方、歩き方までこだわりを持ち、
プレゼンスでメッセージを投げかけるという
プロフェッショナルの流儀を
学ばせていただきました。
ご協力に心より感謝申しあげます。
早野先生の陣羽織のお写真や、
南城美術館での撮影風景などは
東道里璃のSNSでお楽しみください。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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【東道里璃 著書のご案内】
「琉球風水で叶うナチュラルエレガント
風水空間デザインの教科書」
▼amazon販売サイト
https://www.amazon.co.jp/dp/4866540699
▼試し読みサイト
https://tameshiyo.me/9784866540696
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【業務内容】
■ロンジェ琉球風水アカデミーの講座
1.「琉球風水テーブルコーディネート講座」(沖縄県南城市)
(少人数対面講座/2025年4月開講予定)
2.マンツーマンレッスン「琉球風水の家づくり講座」(オンライン)
3.動画講座「琉球風水の家づくり講座」(オンライン)
https://longe.jp/school/
■【新築】建築家とコラボの風水住宅設計
自然と調和する琉球風水住宅(約2年)
業務提携:門一級建築士事務所
※「琉球風水の家づくり講座」付き
https://longe.jp/new-construction-colabolation/
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発行責任者:東道里璃
琉球風水師/株式会社ロンジェ 代表取締役
沖縄国際大学 経済学部 地域環境政策学科 非常勤講師
”琉球風水思想を次世代へつなぐ”
株式会社ロンジェ
所在地:沖縄県南城市玉城玉城107番地
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