配信日時 2024/02/23 23:30

陰陽調和Vol.404 琉英折衷テーブルのしつらえのコツは色とスタイル/久高島祈りの旅へ

琉球王朝の風水思想と陰陽五行を軸に
東西折衷の風水インテリアを楽しむ



理想のライフスタイルを明確にして
「仕事・私生活・使命」 が統合する生き方に
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【陰陽調和Vol.404】2024/2/23

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1.【コラム】

2.【最新情報】

3.【編集後記】

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琉球風水師の東道里璃です。

今日は、琉英折衷スタイルテーブルのコツと
久高島祈りの旅についてお伝えします。

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【コラム】

琉英折衷テーブルのしつらえのコツ

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子供の頃は、西洋的なクラシカルインテリアに

憧れていました。


ベルサイユのバラのマリーアントワネットの世界や

エースを狙えのお蝶夫人のお家。


母が洋画が好きな人で、

アガサ・クリスティやヒッチコックの映画も

よく見ていました。


子供ながらに、憧れていました。


これまで20カ国以上旅してきましたが、

一番衝撃を受けるのがその土地の建築です。


海外で一番長く滞在したのは、

ニュージランドですが、

今でも大好きな国の一つ。


イギリスからの移民により作られた国なので

イギリスらしさがいろんなところにありました。


28歳の時のことですが、

この時に触れたインテリア文化、紅茶の文化

アウトドアの文化、ホームパーティの文化が

今の私の原体験になっていると思います。


そして、大きく影響を受けた文化がもう一つ、

そう、琉球王朝の文化です。


最初は、住宅と集落に感激したのですが、

今は、さらに小さなところまで注目し

伝統工芸品に心を寄せています。


伝統工芸品がこれほどまでに奥深いものは

恥ずかしながら知りませんでした。


そして、だんだんと上質な沖縄を

暮らしの中に取り入れたいと

思うようになりました。


さてさて、果たして英国文化と琉球文化

どうやって融合させればいいのか。


だいぶ悩みましたが、

最近ではインテリアという感覚的な世界を

論理的に再現性高く作る方法も

少しずつ解明されてきました。


異文化を融合するポイントは2点あることが

わかってきました。


一つは、色のトーン。

もう一つは、スタイルです。


この2つに統一感をもたせれば

「琉英折衷はできる」という感覚を

つかんでいます。


英国と琉球が美しく融合するのは

ディープトーンです。

純色に少しだけ黒を混ぜた

落ち着いたトーン。

このトーンを主役の色に使うのがコツです。


テーブルクロスをディープトーンにすると

琉英折衷テーブルのベースをつくりやすいです。


スタイルについては、

ダイニングテーブルとダイニングチェアは

英国スタイル。


そして、テーブルの上にのせる食器やカトラリーに

沖縄工芸品をつかう。

これが一つの典型的な例になります。


ただし、沖縄工芸品を選ぶ際は、

食器のトーンとモチーフのスタイルを

合わせることが

統一感のとれたコーディネートの

ポイントになります。


工芸品ならなんでもいいということではなく

テーブルクロスと食器のカラーコーディネートが

上手くいっているか。


食器のモチーフと、他のテーブル用品の世界観に

スタイルの統一感があるかどうか。


琉英折衷スタイルに興味のある方は、

このポイントに意識しながら、

ぜひ、お楽しみいただければと思います。


誇れる沖縄のアイデンティを

テーブルで表現したい。

そんな思いを抱いて、チャレンジをはじめてから

1年半が過ぎました。


いろいろと形になってきており、

沖縄をより美しく彩る世界の実現を目指して

一歩ずつ前進できればと思います。


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【ロンジェ琉球風水アカデミー 最新情報】

2024年4月、琉英折衷テーブルしつらえ講座開講

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テーブルコーディネート講座のご案内を

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ロンジェ琉球風水アカデミーでは、

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▼琉英折衷テーブルしつらえ講座

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【編集後記】

久高島へ

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先週末、北海道から友人が来沖し、

久高島へ行ってまいりました。


昨年、沖縄に来た際には、

「玉城と久高島につながりがある」

と言っていたので

私も1年、そのつながりについて調べていました。


玉城集落の人に聞いても、

南城市観光ガイドの方に聞いてもわからず。


昨年、久高島へ行き、内間千賀子さんにガイドしていただき、

少しつながりが見えたのですが、

私の知識が足りないために

まだわからないことが山積みでした。


今回の久高島の旅で、

ようやく50%くらい理解できるところまで

きました。


今回の参拝ルートです。

丸一日、祈りの旅でした。


⬛︎久高島

エラブ岩

伊敷浜

アグル御嶽

カベール岬

フボー御嶽

久高殿


⬛︎奥武島

竜宮神


⬛︎玉城城跡

英昭王の墓

クラシミウジョー

玉城城跡頂上

(火の神・按司墓・天つぎあまつぎの御嶽)


久高島へは、8時安座真港発の船でわたり、

12時久高発の船で戻りました。


4時間の滞在ですが、丸1日いたかように感じるほど

時間の流れ方が違います。


今回は、東海岸から北上し、

西海岸から戻るルート。


私は久高島の中では、西海岸のロマンスロードが

大好きで、ここを自転車で走っている時が

一番幸せです。


さて、玉城とのつながりですが、

王府の歴史編纂書である『球陽外巻』に

「黄金の瓜子」という物語があります。


久高島の伊敷浜に五穀の種が流れ着くお話です。


これを受け取る白樽(しらたる)夫妻は

玉城出身で、久高島へと渡り、

伊敷浜で五穀の種の入った壺を受け取ります。


白樽夫妻は、1男2女をもうけますが、

次女の思樽(おみたる)が

玉城へわたり、玉城王の夫人となります。


玉城王とは、英祖王統第4代王の英昭王。

英昭王のお墓が、玉城城跡の駐車場から

山奥に入っていったところにあります。


いつも通っていた時に見ていた英昭王が

いつの時代の王なのか、わかりませんでしたが、

ようやく理解できました。


玉城城跡の近くにあるゴルフ場には

こんもりとした森の中に

王の墓があると聞いています。


英祖王統第5代、西威王です。

西威王は、玉城王と思樽の長男。


思樽は西威王を久高島で生んでおり、

西威王を生んだ建物が

外間殿のとなりにあります。


西威王は、久高島から本島に渡って

英昭王に会いに行き、

そして、第5代王になります。


英祖王統は、13世紀の王統で、

初代英祖は浦添のイメージがありましたが、

第4代英昭王の時代は、勢力が玉城周辺のみに

縮小されていたそうです。(Wikipedia)


西威王の母の思樽の姉が

外間ノロの始まりのようです。


白樽の妻であり、思樽の母の生家は、球陽には、

玉城の「めんとん按司」の家とありました。


これは、ミントン家でしょうか。

つまり、ミントン城の主となれば、

アマミキヨの子孫ということでしょうか。


『球陽外巻』には、黄金の瓜子の書かれた時代や

英昭王や西威王の名前も出てこないのですが、

久高島にわたる際にもらう地図には、

西威王の名前が出てきます。


ちなみに、いつも集落の拝みをしている

玉城集落の大先輩たちも

英昭王や西威王については

しりませんでした。


玉城集落の行事では

よく玉城王が登場するのですが、

玉城王がいつの時代の王なのか

ずっとわからなかったのです。


もう800年近く前に存在した王が

今の時代にも獅子舞のイベントで

獅子のお面を被って現れます。

何百年も受け継がれてきたんですね。


まだ、謎は解明の途中です。


玉城と久高島をつなぐ資料が

まだどこかにありそうなので

探してみたいと思います。


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【業務内容】

■【スクール】ロンジェ琉球風水アカデミーの3つの講座

1.女性経営者・社長夫人・独立開業を志す女性の方々へ
「琉英折衷テーブルしつらえ講座」(2024年4月開講)

2.新築注文住宅、既存住宅の家づくりをお考えの施主様へ
「家づくりの羅針盤講座」

3.建築・インテリア業界への転職を志す方、ご専門家の方々へ
「風水空間デザイナー資格講座」

▼スクール案内
https://longe.jp/school/

▼ロンジェ琉球風水アカデミー 最新月次報告レポート
https://longe.jp/category/business/monthly-report/

■沖縄伝統文化体験プログラム
 1.沖縄工芸品テーブルコーディネート体験
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■【ショップ】沖縄工芸品セレクトショップ(準備中)
・やちむん・琉球漆器・紅型雑貨・テーブル用品等販売

■【設計施工】インテリアデザイン事業
・風水改善リフォーム(設計施工)
・店舗装飾・テーブルコーディネート

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発行責任者:東道里璃
陰陽空間プロデューサー・琉球風水師

”沖縄の伝統と精神文化を次世代へつなぐ”

株式会社ロンジェ
所在地:沖縄県南城市玉城玉城107番地
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