配信日時 2024/02/17 00:30

陰陽調和Vol.403  新時代の「仕事・私生活・使命」が統合する生き方 ワークライフインテグレーション

琉球王朝の風水思想と陰陽五行を軸に
東西折衷の風水インテリアを楽しむ



理想のライフスタイルを明確にして
「仕事・私生活・使命」 が統合する生き方に
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【陰陽調和Vol.403】2024/2/16

1.【コラム】
新時代の「仕事・私生活・使命」が統合する生き方

2.【最新情報】
ロンジェ琉球風水アカデミーの講座は、
2024年4月より、目的に応じて3種類に

3.【編集後記】
旧正月の琉球七御嶽巡り 玉城城跡・藪薩御嶽
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琉球風水師の東道里璃です。

今年3回目の
新年明けましておめでとうございます。

2月10日新月、旧暦の元旦を迎えましたね。
旧暦元旦は、丸一日聖地巡りでした。
編集後記でお話いたします。

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【コラム】
新時代の「仕事・私生活・使命」が統合する生き方

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「ワーク・ライフ・バランス」という言葉について
多くの方が自分はどうだろうかと
考えたことがあると思います。

最近では「ワーク・ライフ・インテグレーション」
というキーワードも広まりつつあります。

あなたの生き方は、どちらかが当てはまりますか。

私は「ワーク・ライフ・インテグレーション」。
もう、20年以上、この生き方を模索して、
ようやく一言で表現できる時代になったことを
とても嬉しく感じます。

今日は、「ワーク・ライフ・インテグレーション」
とは何かについて、私なりの意見を交えながら
お話します。

ます、「ワーク・ライフ・バランス」は
仕事と私生活、
どちらかを犠牲にすることがないよう、
双方の充実を目指すことです。

仕事と私生活は別もので、
両者の間には、線引きがあります。

一方、「ワーク・ライフ・インテグレーション」は
仕事と生活の境界がなく
どちらも人生の一部として充実させることで、
高次元のシナジー効果が得られる
と考えるものです。

仕事がうまくいくと私生活も充実し、
私生活でリフレッシュできることで
仕事の集中を高められるなど
双方が関連し合い相乗効果を生み出すと考えます。

私生活には、「家庭」「地域のつながり」「健康」
などが含まれます。

この概念図を見た時に、
「中心に来るのは、使命だな」と感じました。

つまり、仕事も私生活も高次元の融合をするには、
単に両方が楽しいというだけでなく、
この世に生まれた役割を担い
社会に還元できている時に感じるものだからです。

私は、20代後半で交通情報キャスターを退職し
1年間の放浪の旅に出ました。

当時、仕事はシフト制で、
朝のNHKテレビのニュース番組に出演する日は、
3時起き。

遅番の日は、23時のラジオ放送を終えて
帰宅するという生活でした。

華やかで楽しい仕事ではありましたが、
とても忙しかった。

それでも、若さもあって
休みの日には、一人でスノーボード抱えて
新幹線にのり、日帰りで滑りに行ったり、
東京から一人で電車にのって伊豆まで行き
ダイブマスターのライセンスを取るために
通ってました。

仕事も遊びも、充実していたと思います。
ただ、ある時、なにか違和感を感じ、
この会社で10年働き続けた場合、
未来の自分はどうなっているか
イメージしてみました。

すると、10年後の未来の自分は、
この会社にはいなかったんです。

アナウンサーとしての理想の未来は
私には描けなかったんです。

もし、この仕事において
私にとっての人生の使命感があったなら、
やめてはいなかったと思います。

しかし、未来を描こうと思っても、
なりたい自分の姿は
浮かび上がってきませんでした。

未来が描けない環境にいるとわかった時に
退職を決意しました。

10年後の自分の未来のために、
今できることをやりたいと思ったからです。

「会社を辞めて1年旅に出る」といったら
会社の人からも、友人からも、親からも
バカ者扱いされました。

会社を辞めて、遊びに行くなど何ごとかと。
女性が20代後半で会社を辞めたら、
その後、どこにも行くとこないだろうと。

あれこれ言われましたが、
スノーボードとウェットスーツを持って
南半球へと飛び立ちました。

今、振り返っても、我ながら英断だったと
思ってます。

何かをやって失敗することよりも
失敗を恐れて行動しないことのほうが
よほど失敗なのではないかというのが
私の価値観であり、生き方です。

私の価値観の上位に「冒険」があります。
人生そのものを、冒険することにより、
仕事も私生活も充実します。

「ワーク・ライフ・インテグレーション」を
20年以上模索している私からすると
仕事と私生活を統合するもっとも重要なポイントは
「社会的使命に生きているかどうか」と「働き方」
の2点だと思います。

私の周りには、自分の本当にやりたいことを見つけ
自分の好きなことをして生きている人達がいます。

ただ、好きなことをしているだけでは、
実は、満足できないということが
わかってきました。

それは、自分が好きで得意なことをしている上で、
それを、社会に還元できているかどうかを
悩んでいるんですね。

また、自分の好きなことで生きているはずなのに
働き方に問題があるケースもあります。
忙しすぎて、身体を壊してしまったりして。

しかしながら、仕事なのか遊びなのか
わらからないくらい、没頭できるものに出会えたら
それは使命の可能性が高い。

働き方については、問題があれば
マネジメントすればいいだけのことです。

難しいのは、社会に還元できているかどうか。
使命を社会的使命にステージアップさせられるのか
自己満足で終わるのか。

ここが今世のミッションを果たせるかどうかの
境目かもしれません。

「ワーク・ライフ・インテグレーション」と聞いて
価値観、使命というワードについて
考えさせられました。

大好きな琉球風水を
現代の社会でどこまで還元できるのか
まだまだチャレンジは続きます。

自分の価値観に合った生き方を貫きながら
自らの使命を社会に還元できる生き方を
これからも模索していきたいと思います。

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【ロンジェ琉球風水アカデミー 最新情報】

2024年4月より、ロンジェの講座は
3種類から選べるようになります

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ロンジェ琉球風水アカデミーの講座を
2024年4月よりリニューアルいたします。

目的に応じた3つの講座ができあがりました。

■スクール全般のご案内

https://longe.jp/school/

1.琉球風水インテリアしつらえ講座

女性経営者・社長夫人・独立開業を志す女性の方々へ
「仕事・私生活・使命」が統合する生き方を見つける

https://longe.jp/school/work-life-integration/

2.家づくりの羅針盤講座

「新築で後悔しない家づくりの優先順位が決まる」
1年〜5年後に、新築で注文住宅の家づくりをお考えの施主様へ
https://longe.jp/school/compass/

3.風水空間デザイナー講座

「お客様の人生に寄り添ったプランを提案できる」
建築・インテリアのご専門家、建築・インテリア業界への転職を志す方へ
https://longe.jp/school/feng-shui-space-designer/

■体験講座&入学相談会

スクール案内ページより日程をご確認下さい。
https://longe.jp/school/

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【編集後記】
琉球七御嶽巡り 玉城城跡・藪薩御嶽

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先週、2月10日は、2024年の旧正月の元旦。
中国では「春節」と呼び、盛大に祝います。
沖縄でも、奥武島や糸満の海で
「大漁」ののぼりが上がり、
賑やかに旧正月を祝う地域もありました。

私の住む玉城集落では元旦の御願で
早朝から17の御嶽を巡り
新年のご挨拶の祈りを捧げました。

そして、南城市観光協会のガイド研修に参加し
沖縄の祈りの精神文化と
東御廻いの聖地へフィールドワークへ。

琉球七御嶽の玉城城跡、藪薩御嶽について
学びました。

琉球七御嶽のうち、4つの御嶽は
私の住む南城市にあります。

玉城城跡・藪薩御嶽は、家から徒歩圏内で
行けるため、私のお散歩コースでもあります。

しかし、散歩をしているだけでは、歴史や文化は
わかりません。

また、南部の聖地は情報がとても少ないです。
よって、地域の詳しい方から学ぶことが
一番の学びになります。

南城市ガイド研修では、
斎場御嶽が世界遺産になる前
発掘調査にご尽力された
大城秀子先生の座学講義が午前中にありました。

首里城公園友の会でも、
なんどか大城先生の講座に参加したことがあり
先生も、私のことを覚えていて下さいました。

講義のテーマは、「御嶽の祈り」。

聖地ガイドとしての
マインドセットのお話が印象的でした。
ポイントは、大きく2つあります。
「伝承と事実を区別する」
「相手が大切にしているやり方を尊重する」

■伝承と事実を区別する

沖縄の精神文化を語る時に大事なことは、
「伝承と事実を区別すること」だそうです。

例えば、私がメルマガでもよくご紹介している
「琉球七御嶽」。

これは、17世紀に
政治家の羽地朝秀が編纂した「中山世鑑」に
書かれている「伝承」です。

「中山世鑑」は、王府の歴史編纂書です。
歴史書というのは、大変ロマンあるものです。

一方で、今も残る書物は、
戦いで勝った側が書くため、
王政の権力を誇示することが目的になることや
都合の悪い事実は捻じ曲げられることもあります。

歴史書は、それを前提に読むという視点も
もたなくてはなりません。

「琉球七御嶽」は、伝承なので、
実は、いろいろと疑問がありました。
調べてもわからないからです。

七御嶽が出来た時代はいつなのか?
七御嶽がつくられた順番はあるのか?
七御嶽に格付けはあるのか?

質問してみました。
その答えはいかに。

「伝承なので、追求しないように」とのことです。

伝承であれば、「誰が、いつ書いた、どの文献に
このように書いてある」
その事実を伝えること。それが大事。

それ以上は、追求したところで答えがないので
推測になってしまいます。
先生のおっしゃる通りですね。

■相手が大切にしているやり方を尊重する

「祈り方」
これも諸説あります。
手の合わせ方一つとっても、
県内だけでも、やり方が人によって違います。

両手をきれいに合わせる
左手を少し上に上げてずらして合わせる
手をこすり合わせるなど。

火の神の祀り方、祈り方もまさにそうですね。
これも正解はありません。

これは、その家、その集落につたわるやり方を
尊重すること。

祈りとは、「精神文化」なので、
やり方を否定することは、
相手の価値観、文化を否定することになります。

私は10年以上講師業をやっていますが、
ガイドという仕事も、
人に文化を伝えるという意味では同じです。

歴史、文化の伝え手として仕事をする時は、
マインドセットがとても大事です。

「伝承と事実を区別する」
「相手が大切にしているやり方を尊重する」

この2点が大事であることを
あらためて学ばせていただきました。

今週末は、北海道から友人が来ており
一緒に久高島へ行きます。

毎週、毎週、琉球七御嶽巡り。
呼ばれたら行く。もう、それだけです。
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【東道里璃 著書のご案内】

「琉球風水で叶うナチュラルエレガント
風水空間デザインの教科書」

▼amazon販売サイト
https://www.amazon.co.jp/dp/4866540699

▼試し読みサイト
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【業務内容】

■【スクール】ロンジェ琉球風水アカデミーの3つの講座

1.女性経営者・社長夫人・独立開業を志す女性の方々へ
「琉球風水インテリアしつらえ講座」(2024年4月開講)

2.1年〜5年後に新築で注文住宅の家づくりをお考えの施主様へ
「家づくりの羅針盤講座」

3.建築・インテリア業界への転職を志す方、ご専門家の方々へ
「風水空間デザイナー資格講座」

▼スクール案内
https://longe.jp/school/

▼ロンジェ琉球風水アカデミー 最新月次報告レポート
https://longe.jp/category/business/monthly-report/

■沖縄伝統文化体験プログラム
 1.沖縄工芸品テーブルコーディネート体験
 2.首里城の風水謎解きツアー

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■【ショップ】沖縄工芸品セレクトショップ(準備中)
・やちむん・琉球漆器・紅型雑貨・テーブル用品等販売

■【設計施工】インテリアデザイン事業
・風水改善リフォーム(設計施工)
・店舗装飾・テーブルコーディネート

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発行責任者:東道里璃
陰陽空間プロデューサー・琉球風水師

”沖縄の伝統と精神文化を次世代へつなぐ”

株式会社ロンジェ
所在地:沖縄県南城市玉城玉城107番地
https://longe.jp

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