”沖縄を感じる”
理想のインテリア・テーブル用品がわかる

東洋の陰陽思想を西洋のエレガントな
インテリア・テーブルコーディネートで
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こんばんは、東道里璃です。
1月最後の週末、いかがお過ごしでしょうか。
今週は、沖縄も冷えまして、
寒くて暖房をいれています。
さて、先週末は、娘の成人式でした。
紅型の本染めの着物を来て、
築300年の琉球民家
中村家住宅で写真撮影をしました。
レンタルでしたが、
間近で実際に触ってみることのできる距離で
紅型を見るのは初めてのことでした。
月並みな言葉しか出てこなくてお恥ずかしいですが
本当に美しいですね。
今日は、紅型着物を成人式で着用できた
そのプロセスをご紹介します。
成人式の着物を探しはじめたのは、
昨年の1月下旬頃からです。
成人式が終わり、貸衣装店に
着物が戻ってきたであろう頃を見計らって、
見に行きました。
沖縄なので、当然、紅型の着物があると
思いこんでいた私は、驚きました。
紅型柄のポリエステルの着物はありましたが、
正絹の紅型染めの着物は一着もありませんでした。
お店にあるものでいろいろ試着してみましたが、
気に入った着物が見つからず
どうしようかと店をあとにしました。
そして、ネット検索で
「正絹 紅型」で検索したところ
一着、紅型の本染めの着物を見つけました。
富山県の貸衣装店にありました。
電話をしてみると、
紅型の反物を沖縄から取り寄せ、
成人式用の着物に仕立てたそうです。
写真で見ても、素晴らしい作品であることが
すぐにわかり、実物を見ずに予約しました。
作家のお名前には、
城間栄順作と書かれていました。
恥ずかしながら、その時は、紅型のことを
よく知らず、有名な方の作品であることしか
わかりませんでした。
役所の成人式が15時開始だったので、
当日は、8時〜10時の間に着付けとヘアメイク。
12時〜14時の間に、中村家で写真撮影。
15時から成人式出席というスケジュールでした。
昨年の時点では、
スタジオを持っているフォトグラファーに依頼し、
首里城で撮影をしてからスタジオに移動して
撮影する予定でした。
しかし、腰を痛めてしまい、
1月初めにキャンセルの連絡がありました。
どうしようと戸惑いました。
フォトグラファーの手配ができたとしても
スタジオがなければ撮影できない。
ということで、思い浮かんだのが中村家住宅。
中村家住宅なら、雨が降っても撮影可能で、
紅型にぴったりの風情ある景観でもあります。
連絡してみると、
撮影可能とのお答えをいただきました。
フォトグラファーも、一昨年に開催した
「首里城の風水謎解きツアー」にご参加いただいた
奥村ノブ子さんのスケジュール調整がつきまして、
写真撮影の手配が整いました。
首里城は、風が回るので、西から来たと思ったら
次の風は、東から吹いてくる
というようなことがあるので、
撮影はとてもむずかしいのです。
中村家での写真撮影は、照明をたかずに
自然光で十分撮れ、風も穏やかでした。
本日、写真を拝見したところです。
当日のお気遣いも細やかで
奥村さんにお願いして本当によかったです。
先日、ある紅型作家さんにお会いした際、
沖縄に成人式用の正絹の紅型着物が
一着も見つからなかったとお話しました。
すると、以前、貸衣装店から
相談があったそうですが、
コストが合わなくて断念されたと
お話を伺いました。
私は東京の人間なので、
日本人が着物を着るように
沖縄の方は紅型を着るものだと思っていました。
遠目には、着物と琉装の違いも
よくわかりにくいですし、
観光地で琉装を着た方をよく見かけますので
沖縄では誰もが着るものだと思っていたのです。
しかし、ロンジェの受講生の方々に聞いてみると
成人式は和装の着物で迎えたそうです。
なぜ、紅型をお召しにならないのか聞いてみますと
「紅型は王族、士族の特別な衣装なので、
自分たちが着るものではないと思っていました」
とのお答えでした。
この1年、娘の成人式だけでなく、
テーブル装飾の商品開発もありまして、
紅型のことをいろいろと調べておりました。
大和の人間がイメージした紅型は、
沖縄の方とはギャップがあるようです。
しかし、先日、城間びんがた工房の
城間栄市さんにお会いした時、
「沖縄の方でも、紅型のことをよく知らない方が
多いです。もっと紅型を知ってもらえるように
伝えていかないといけないと思っています」
とのお言葉がありました。
観光地の衣装や、雑貨などで、
沖縄では当たり前のように目にしている紅型柄ですが
そこには、奥深い歴史や文化があり、
それを理解していくことの大切さを
改めて感じました。
紅型に興味を持ったきっかけは、
数年前に首里城のすぐ近くにsuikaraという
沖縄の染織の拠点施設ができた際に
見学に行った時のことでした。
suikaraに展示されていた紅型は、
観光地で見かける琉装とは
明らかに違う輝きを放っていました。
その時、成人式などでレンタルができないか
お聞きしたのですが、
「いずれ実現したいと思っておりますが、
今は準備ができておりません」との回答でした。
私も、首里城や県立博物館で、
多分、王族の紅型を何度か見ていたと思うんです。
しかし、ガラス越しの展示物として見ると、
美術品にしか見えないので
「着てみたい」という気持ちには
ならなかったのだと思います。
正絹の紅型を見られたことのない方は、
是非、suikaraに足を運ばれてみてください。
美術品としての展示ではなく、
商品として置かれているので
自分ごとに置き換えることができ、
紅型のイメージが変わるのかもしれません。
今年4月より、ロンジェ琉球風水アカデミーでは
陰陽思想を取り入れ、
沖縄工芸品を使って英国式テーブルコーディネートを行う
「陰陽テーブルコーディネーター資格講座」を
スタートします。
このため、ここ1年は、やちむん、琉球漆器、紅型の
文献を読み、職人さんの元へ足を運んで、
ヒアリングを繰り返してきました。
琉球の歴史家、賀数仁然さんの講義にも毎週通い、
講義の後に、いろいろと質問もさせていただき、
大変大きな学びとなっております。
教えるということは、学ぶということ。
今日も、神奈川県の湘南に住んでいる
大学院時代にご縁のあった教授と
ZOOMでカリキュラム作成の相談をしていました。
35年前に日本で大学講師になった際、
日本にいながら博士号が取れる
アメリカの大学院で勉強していたと
とおっしゃっていました。
日本では文系の大学院で博士号は出ないので、
卒業してから海外の大学院で取るとのことでした。
大学の講師をしながら、
コロンビア大学大学院とシカゴ大学大学院で
博士号と取ったという超人のような方ですが、
講師を務める人間にとって、最大の楽しみは
教えることを通して、
自分が学べることなんですね。
私自身、永遠に学んでばかりで、
これでいいのかと思っていたのですが、
先生と話してほっとしました。
学術研究だけで生きていくのか、
それとも、実務経験と合わせて学術研究をするか、
大学院卒業以降、ずっと考えてきました。
人生で心から楽しいと感じるのは、
研究している時です。
でも、論文を書く時には、実務経験も含めた内容で
研究結果を出していきたいので、
自分のアイデアを社会で実践することに
トライしてきました。
教授からは、「そろそろ学会に入って、研究発表
していくことを考えたら」と言われました。
学術論文の研究発表は、
そうそう簡単なことではないですが、
これから自分に課す宿題の一つかなと
感じています。
まもなく、旧暦の元旦を迎えます。
あなたが今年取り組みたいことはなんですか?
新暦の年始でイメージしている方も
イメージできなかった方も、
旧暦元旦に向けて、今一度考えてみては
いかがでしょうか。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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【東道里璃 著書のご案内】
「琉球風水で叶うナチュラルエレガント
風水空間デザインの教科書」
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■【スクール】ロンジェ琉球風水アカデミー
・陰陽テーブルコーディネーター資格講座
・風水空間デザイナー資格講座
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・沖縄伝統文化体験プログラム
1.沖縄工芸品テーブルコーディネート体験
2.首里城の風水謎解きツアー
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・やちむん・琉球漆器・紅型雑貨・テーブル用品等販売
■【設計施工】インテリアデザイン事業
・風水改善リフォーム(設計施工)
・店舗装飾・テーブルコーディネート
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発行責任者:東道里璃
陰陽空間プロデューサー・琉球風水師
”沖縄の伝統と精神文化を次世代へつなぐ”
株式会社ロンジェ
所在地:沖縄県南城市玉城玉城107番地
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