”沖縄を感じる”
理想のインテリア・テーブル用品がわかる

風水思想・沖縄工芸品をテーブルコーディネートで
沖縄の自然観、美意識を誇りをもって世界へ
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こんばんは、東道里璃です。
沖縄本島南部の南城市の海をイメージして、
沖縄工芸品を使いテーブルコーディネートを
いたしました。
沖縄工芸品が主役の
英国式テーブルコーディネートのアレンジによる
沖縄オリエンタルスタイルのインテリアです。
沖縄県工芸士、稲福哲雄さんのやちむんを主役に
コーディネートいたしました。
沖縄工芸品テーブルコーディネートのレクチャーと
体験イベントも行いました。
イベントではどんな体験ができるのか
体験の様子も、写真でご紹介しています。
海をコンセプトにした
東西折衷スタイルづくりの参考になさって下さい。
https://longe.jp/okinawa-marine-blue-table-decoration/
沖縄の伝統文化をイメージした
テーブルコーディネートの事業化を考え始めたのは
一昨年の夏頃。
1年半の月日をかけて、
夢のような企画が
現実的に動き出しています。
やちむんの関係者の方々にヒアリングすると
やちむんは、とても人気があると
いろんな方からお聞きします。
ほんのちょっと前のイメージですと、
ウェッジウッドやリチャードジノリなど
西洋の磁器が憧れの食器でした。
陶器というと
私はニュージーランドに住んでいた時に
いろんなところでポタリー(陶器)の看板を
見かけましたが、とてもカジュアルな印象でした。
西洋の高級食器への憧れはもちろん今も
根強いものですが、
テーブルコーディネートを通して
食器を改めて見直してみることで
やちむんや漆器に対するイメージが
大きく変わりました。
ハンドメイドのパワーは、
実際、手にとって見ると
非常に強く伝わってきます。
西洋磁器より、やちむんを使いたい。
今は、心からそう思うようになりました。
今年春から、ある場所で、
「グローカル」をテーマに1年にわたり
講義を行います。
グローカルとは、
グローバル(世界)とローカル(地域)を
組み合わせて作られた言葉です。
世界を見ながら地域のことを考える。
世界と地域を結びつけ、
地域の魅力を誇りをもって世界へ発信する。
こういった役割を担うのが
グローカルリーダーです。
このメルマガをお読みの多くの方が
「海外へ行ったけど、日本のことを聞かれて
ちゃんと答えることができなかった」という
経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
私もそうでした。
20代から30代で、世界20カ国を旅しました。
長期滞在は、ニュージーランドと英国です。
1年ワーキングホリデーでニュージーランドへ。
英国ロンドン大学へ3週間の短期留学をしました。
イギリスのアフタヌーンティー文化に憧れて
15歳からゴールデンルールで紅茶をいれています。
英国ロンドン大学の教授たちと
憧れのフォートナム・アンド・メイソンで
アフタヌーンティーをいただいた時のこと。
生意気にも、英国紅茶の文化について、
話をしていました。
そして、「日本にも素晴らしいティーセレモニーの文化があるではないですか。
茶道について教えてもらえませんか?」と言われ、
自国の文化を何もしらない自分を
思い知ることになります。
私が、沖縄の伝統文化について研究する根底には、
このような体験があります。
このような体験をして日本へ帰国しても
茶道、華道、着物などの日本文化に
私は興味を持つことができませんでした。
そして、ある時、風水を通して
陰陽五行論に出会いました。
古代中国哲学です。
私は、東洋の目に見えるカルチャーよりも
目には見えない思想に興味がありました。
ライフスタイルの中に
陰陽五行を取り入れていったのですが、
東京での暮らしには陰陽五行を感じる環境は
ほとんどなかったように感じます。
それが沖縄に来てみたら、
陰陽五行、さらにその元となる天人合一思想が
街や暮らしの中に根付いている。
形として見えるので、
先人が陰陽思想をどのように捉えて
形にしていったのかの軌跡をたどるのが楽しくて
沖縄で風水思想の研究を始めました。
しかし、私自身の個人的な好みですが、
目に見えるカルチャーは、英国スタイルが
とても好きなんです。
なので、目には見えない東洋思想を軸に生きながら
インテリアやテーブルコーディネートなどの
目に見えるカルチャーは
英国スタイルを目指しています。
「装飾性の中に寓意(ぐうい)を込める」
これは、中国の花鳥図でも
用いられていたテクニックなんです。

出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/)
こちらの花鳥図は、
琉球国王・尚敬(1700~1751)の
次男・読谷山(ゆんたんざ)
王子朝憲(1745~1811)の旧蔵品。
作者は中国・福州(福建省)で
活躍した画家・孫億(1638~1712)です。
琉球から福建へ留学した画家が、
孫億に師事して、絵を学んでいます。
花鳥図は、芸術性、装飾性の高さと
それ以上に題材の持つ寓意が喜ばれたと言います。
寓意とは、ある意味を、直接的には表さずに、
別の物事に託して表すことです。
牡丹は富貴の象徴で、
首里城でも多く使われています。
寓意には、思想や価値観が反映され
昔の中国では、文人同士の贈答品として
使われた歴史があるそうです。
おもてなしのテーブルも、
寓意をこめて飾り付け
飲食を楽しみながらお互いの価値観を語り合う。
そんなテーブルにできたらという思いも込めて
伝統工芸を使い、風水思想をテーブルに入れ込み
英国式テーブルコーディネートで
つくっています。
ヨーロッパのクラシックインテリアを
お好きな方ならお気づきかと思いますが
この花鳥図は、まさに18世紀のヨーロッパで
人気を博したシノワズリの世界観。
琉球漆器も、中国経由で
ヨーロッパへ渡っていたそうです。
シノワズリと琉球
つながりが見えてきました。
18世紀のシノワズリブームは、
貿易で物質だけが渡ったので、
見た目だけのものでした。
今後、物質だけでなく、
思想や哲学までも含めて発信できたら
ネオシノワズリ文化が生まれるかもしれませんね。
東洋人である私達が
自分の地域の伝統文化に親しみ
誇りをもって世界へ向けて語れる人間であることが
異文化交流のスタートラインです。
あまり表には出していませんが、
私の大学院での専門分野は
異文化コミュニケーション学です。
日英アナウンス技術の対照研究が
修士論文のテーマでした。
比較文化研究が専門で、
若い頃は海外に憧れて海外のことばかり
調べていました。
そのため、人生後半は、東洋の神秘に
フォーカスした人生を送っています。
「グローカル」をテーマにした舞台を
与えられたことで、
ようやく、海外へのあこがれと
地域の誇りを融合させる時が
訪れたように感じています。
その一つの形が、
風水思想を軸に、伝統工芸を使った
英国式テーブルコーディネートのアレンジです。
おもてなしを通して、
海外からのお客様、県外からのお客様へ
沖縄の伝統文化、思想哲学を
伝え、語り合うツールとして、
以下記事をお役に立てていただければ幸いです。
https://longe.jp/okinawa-marine-blue-table-decoration/
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【東道里璃 著書のご案内】
「琉球風水で叶うナチュラルエレガント
風水空間デザインの教科書」
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▼試し読みサイト
https://tameshiyo.me/9784866540696
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■ロンジェ琉球風水アカデミー
・沖縄工芸品テーブルコーディネーター資格講座
・風水空間デザイナー資格講座
▼風水空間デザイン講座 最新月次報告レポート
https://longe.jp/category/business/monthly-report/
■沖縄工芸品セレクトショップ「璃盆」(りぼん)
・やちむん・琉球漆器・紅型雑貨・テーブル用品販売
・沖縄伝統文化体験プログラム
1.沖縄工芸品のテーブルコーディネート体験
2.首里城の風水謎解きツアー
■インテリアデザイン事業
・風水改善リフォーム(設計施工)
・店舗装飾・テーブルコーディネート
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発行責任者:東道里璃
地域プロデューサー・琉球風水師
”沖縄の伝統と精神文化を次世代へつなぐ”
株式会社ロンジェ
所在地:沖縄県南城市玉城玉城107番地
HP: https://longe.jp
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