配信日時 2023/12/29 18:00

伝統工芸品を主役に2024年健康運を高めるテーブルのつくり方  タイムス住宅新聞年末年始コラム掲載

”沖縄を感じる”
理想のインテリア・テーブル用品がわかる



沖縄オリエンタルスタイル
東洋の精神美×西洋の装飾美
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2024年1月11日(木)〜14日(日)
沖縄人気作家の食器コーディネート体験

2024年2月8日(木)開講予定
沖縄インテリアデコレーター資格講座

最後にお知らせがあります。

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こんばんは、東道里璃です。
2023年も残りあとわずか。
昨日で、御用納めだった方も
多いのではないでしょうか。

私は明日までは淡々と仕事を続け
大晦日は、お料理してお掃除して
夜くらいはゆっくり過ごしたいと思っています。

本日は、沖縄タイムス副読紙タイムス住宅新聞にて
私が執筆した年末年始特別コラムが
掲載されました。



https://sumai.okinawatimes.co.jp/commons/special/detail/20507

伝統工芸品を主役に2024年健康運を高める
テーブルコーディネートを解説しています。

さて、2023年は、どんな一年でしたでしょうか。
私は振り返ってみると
年始に行った目標設定会で
「琉球風水集落の家をフルリノベして引っ越す」と
夢を書いて、まさに書いた通りに引越できました。

数年前からイメージしていたことですが、
本当に現実になってしまうものですね。

そして、引越し後は、会社の看板が変わるほどの
大きな変化が起きた年でした。

これまで、琉球風水師、
そして、琉球風水スクールの学長として
仕事をしてきましたが、
来年からは、
「沖縄工芸品ギャラリー&セレクトショップ」の
オーナーになります。

そして、もう一つ新しいことに
チャレンジしますが、
こちらは、春になってから発表いたします。

さて、会社の看板が変わるほどの変化とは
ずいぶん大げさに聞こえますが、
ここ二年の間は、会社という船の舵を
いっぱいにきりつづけてきました。

それは、伝統工芸品の振興を支援する
産地プロデューサー事業を立ち上げるためでした。

私は、歴史と伝統を感じる
クラシカルな世界観が大好きです。

琉球風水もそうですし、
ヨーロッパの建築や家具も
歴史、伝統を感じます。

英国のウィリアム・モリス、
柳宗悦、鎌倉芳太郎など
いつの時代にも地域のハンドクラフトを
守るために活動した方々がいました。

私も彼らのスピリットを引き継いで
心のこもった手仕事による美しさを
次世代へとつなぐ生き方をしたいと思っています。

新規事業立ち上げのため、
テーブルコーディネーターの講座を受講しに
昨年1年間、毎月神戸まで飛行機で通いました。

昨年1月、日本を代表する
テーブルコーディネーターの
丸山洋子先生の本に出会い、
読後にすぐにメールを書いて
翌日にオンラインで面談し、受講を決意。

1年でどこまで身になるかは、自分次第。
本の出版もあった猛烈に忙しい年でしたが
1年間通いぬいて、カリキュラムを修了しました。

そして、今年に入ってから、すぐにでも
テーブルコーディネート講座を
立ち上げるつもりでした。

しかし、何度も壁にぶつかり、
一度は事業の立ち上げすらあきらめました。

今年1月は物件探し、
2月はリフォームのプランニング、
3月は工事と引っ越し。

引っ越しの片付けが落ち着くまでは
半年くらいかかりました。

あっという間に年末です。
こんな状況でしたから、
自分の力で新しいことを始めるエネルギーもなく、
がんばっても空回りしそうだったので
がんばらないことにしました。

「SNSを止めて、集落生活をとことん楽しもう」
というのが、今年のテーマでした。

すると、集落生活から、どんどんご縁が広がり
いろんなご縁が、
外から入ってくるようになりました。

忙しい時、前に進まない時は、
いっそすべてを手放してしまって、
思いっきり楽しい時間を過ごしてみようと。
楽しい周波数にチューニングしてみました。

上手く行かないことがあれば「身から出た錆」
いいことがあれば「お陰様」
精神的にはこれだけです。

途中から、なぜか行きたい方向へ
勝手に進んでいる感覚がありました。

行き先のゴールは、まだはっきり見えないけど、
とにかくベストを尽くしてみよう
という気持ちで、全てに取り組んでいきました。

タスクがありすぎて、年内にやりたかったことは
全然おわっていません。
「できることだけしっかりやろう」と思い
制限時間内でできる質の高い仕事に
専念しています。

今月は、やちむん作家さん、琉球漆器の作家さん、紅型作家さんに
まるでプロポーズのするかのように
作品の取り扱いをさせて欲しいと
想いをお伝えしました。

取り扱いの決まった漆器職人さんを
一人ご紹介します。

工房ぬりトンの、森田哲也さん。
沖縄県工芸士で、首里城の修復、復元にも
関わっていらっしゃいます。

工房へお伺いして、琉球漆器の定義、
日本の漆器との違いなどを
インタビューしてきました。

私は首里城へ100回以上通っていますが、
有料区域の年間パスポートも何年も持っており
正殿の中の美術品も頻繁に見ていました。

首里城は、建築でもありますが、
漆の芸術品とも言われており
正殿の中に展示されている美術品にも、
それはそれは美しい漆器の数々を
見ることができました。

15年ほど前に石川県の輪島で、
貴重な50回塗りの漆の箸を買い
15年間使い続けています。

通常は、3回塗り程度のものが多いそうで
5年も経てば塗り直しが必要になるそうです。

50回塗りの箸はというと、15年毎日使っても
びくともしません。

そういった漆の魅力には触れていましたが、
輪島漆器と琉球漆器の違いが
よくわかりませんでした。

お聞きしてみると、
基本的には、伝統的工芸品を登録する際に
国へ提出している内容が定義になります。

「木に漆を塗り重ねる」というやり方は、
漆器に共通した技法で、全国同じ。

木に、漆の上塗りをする前に
下地を塗ってコーティングをするそうですが、
下地の素材に地域色が現れることが多いそうです。

沖縄の場合は、なんと豚血(とんけつ)下地が
つかわれていたそうです。
豚は鳴き声以外は全部食べるといいますが、
漆器の下地にもなっていたんですね。

この他、ニービ、瓦地粉(かわらじのこ)、
クチャなどが下地に使われているそうです。

現在は、豚血下地を使っている人は
いないんではないかとおっしゃっていました。

ニービは、首里城正殿前の龍柱に使われていますし
瓦地粉は、屋根の赤瓦を砕いて粉にしたものです。

よくよくお聞きしてみると
建材に使われている素材が違ったかたちになって
漆器にも使われているというだけの話です。

昔は、琉球の国土で採取できるもの
コスパが良く、性能が良いものが
使われていたということですね。

琉球と輪島では
加飾にも違いがあります。

琉球は、堆錦、沈金、螺鈿。
輪島は、蒔絵、沈金

沈金の牡丹唐草は共通しており、
琉球漆器と輪島漆器で
デザインがそっくりなものを見つけました。

どこに起源があるのでしょうか。

私は琉球漆器の中では、
牡丹唐草の沈金の作品が一番好きですが、
現在、商品化されてものは見つかりません。

このように、
基本的な琉球漆器の定義はあるものの
職人さんにとっても、
現代での明確な定義づけは難しいとのこと。

材料が枯渇して手に入らないものもありますし
材料の値段が高すぎては
生活で使う工芸品にはならなくなります。

そういった時代の変化に対応しながら
デザイン的にもモダンに仕上げ
素敵な汁椀をお作りで、
ロンジェでの受注発注を
受け付けていただけることになりました。

県産木を使い、琉球漆器の技法で漆を塗り重ね
沖縄県工芸士の手仕事により
沖縄の気候風土の中で制作する漆器です。

錫(すず)を使ったシルバーゴールドの
大変美しい汁椀で、
見本の出来上がりが楽しみです。

こんな風に、作品を探しては
作家さんにメールで連絡を取り、
実際に工房へお伺いして
インタビューしながら
こちらの想いを伝えるということを
12月は繰り返してきました。

先月の時点では
事業化はまだ先になるかもしれないと
思っていたのですが
作家さんにラブレターを書いては会いに行き
を繰り返していたら、
取り扱いができる素敵な作品の数々が
どんどん決まっていきました。

この秋、三ヶ月ほど琉球歴史家の
賀数仁然さんの講義を毎週受けていたのですが
偶然にも伝統的工芸品の講義でした。

国指定の「伝統的工芸品」と
沖縄県指定の「伝統工芸製品」は違いがあり、
伝統工芸品を調べていくと
とても深い世界に入り込みます。

本物を知ると、
今まで使っていたものが
なんだったんだろうと感じるほど
ハンドメイドは氣はパワフルです。

職人さんのお仕事を見て、話をお聞きしていると
本当に丁寧なお仕事をされています。
そういう高いエネルギーのこもったものを
毎日の食卓で使うことができたら
とても幸せな気持ちになりますね。

現代の西洋的なスタイルの生活の中で
伝統工芸品の使い方を
現代のライフスタイルにあったかたちで提案し、
工芸品を素晴らしさを発信していける事業に
していきたいと思っています。

この2年は、産地プロデューサー事業の
準備期間を過ごしました。

ようやく来年にはスタートできそうです。

【体験型】沖縄工芸品ギャラリー&
セレクトショップ”ロンジェ”の
体験イベントのご案内です。

テーブル装飾の腕がワンランク上がる!
「沖縄人気作家の食器コーディネート体験」

ご参加いただくと、
上質なハンドメイドの工芸品を、
現代のテーブルスタイルで
ハイセンスに活用するための考え方と方法が
わかります。

沖縄を感じる、
あなたにとって理想のインテリア・テーブル用品を
自信をもって選ぶことができます。

沖縄工芸品の人気作家の皆様、
地元の製造業者の皆様と一緒に考え、
新しいライフスタイルを創造する商品開発を
行っています。

沖縄県にはたくさんの工芸作家の方々が
いらっしゃり、工芸品店、土産物店も
多数あります。

しかし、手作りのため品数が少なく、
家族分の食器一式をすべて揃えられる場所は
ほとんどありません。

また、食器は積み重ねて展示されることも多く、
どの食器をどのように並べるとどんな風になるか、
完成形をイメージできるスペースはありません。

さらに、テーブルクロスやカトラリーなどを
合わせたくても、
一つのお店ではテーブルに使いたい
すべてのアイテムが見つからないでしょう。

イメージが描けないと迷ってしまい、
「時間をかけても決められなかった」
「購入して家で合わせてみたら、
上手くコーディネートできていなかった」
というご経験がある方も
多いのではないでしょうか。

そこで、毎日の食卓で活躍する
やちむんの食器4人分一式を、
テーブルの上に並べていただく体験を
ご用意しました。

しかし、ただ、並べるだけではありません。
テーブル装飾の腕がワンランクアップするための
方法をお伝えします。

参加者には、写真撮影と画像データプレゼント、
トータルコーディネート提案無料特典など
を用意しています。

■沖縄人気作家の食器コーディネート体験
テーブル装飾の腕がワンランク上がる!

場所:【体験型】沖縄工芸品ギャラリー&セレクトショップ”ロンジェ”(南城市玉城)
日程:2024年1月11日(木)〜14日(日)
時間:各日3回 
   10時〜11時、13時〜14時、15時〜16時
定員:各回5名
駐車場:有り
料金:5,500円→LINE友だち追加で3,300円に

詳細、ご予約はこちら
https://longe.jp/business/okinawa-table-decoration-experience-online-reservation/

■沖縄インテリアデコレーター資格講座
2024年2月8日(木)開講予定

沖縄インテリアデコレーターになると
「沖縄人気作家の食器コーディネート体験」の
講師になれます。
ロンジェの取り扱いテーブル用品の
販売ができます。

「女性が自宅でダイニングテーブル一つで
できる仕事」の創出を目指してカリキュラムを
作成しています。

ご興味のある方は、
「沖縄人気作家の食器コーディネート体験」で
お会いできれば幸いです。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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【東道里璃 著書のご案内】

「琉球風水で叶うナチュラルエレガント
風水空間デザインの教科書」

▼amazon販売サイト
https://www.amazon.co.jp/dp/4866540699

▼試し読みサイト
https://tameshiyo.me/9784866540696

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【業務内容】

■沖縄伝統工芸品の食器・土産物等に関連した
店舗、飲食店、宿泊施設の皆様へ

1)伝統工芸品を使ったインテリアデコレーション、
テーブルコーディネートの提案、及び、施工

2)伝統工芸品を現代の暮らしの中で活用する
インテリア・テーブル装飾のセミナー講師

3)伝統工芸品のインテリア・テーブルアイテムの
トータルコーディネートによる
デモンストレーション販売支援

4)伝統工芸品を引き立てる
インテリア・テーブル用品販売

■伝統工芸品を活かすインテリアコーディネーター
テーブルコーディネーターを目指す方へ

対面とオンラインのハイブリッド
少人数制の個別指導

ロンジェ琉球風水アカデミー
「琉球空間デコレーター養成講座」
2023年2月開講予定

▼風水空間デザイン講座 最新月次報告レポート
https://longe.jp/category/business/monthly-report/

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発行責任者:東道里璃
琉球空間プロデューサー・琉球風水師

”琉球の伝統工芸、精神文化を次世代へつなぐ”

株式会社ロンジェ
所在地:沖縄県南城市玉城玉城107番地
HP: https://longe.jp

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