伝統工芸をファッショナブルに

琉球空間プロデュース
by 琉球オリエンタルスタイル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2024年1月6日(土)
メルマガ読者様限定
ロンジェ琉球風水アカデミー
月例グループコンサルティング無料ご招待
「琉球空間デコレーター養成講座」(1年)
2024年2月8日(木)開講予定
詳細は本メールの最後をご覧ください。
ーーー
こんばんは。
琉球風水師の東道里璃です。
2024年2月にスタートする
「琉球空間デコレーター養成講座」開催に向け
現在、玄関のリフォームプランを進めています。
理想的な玄関のプランができあがりましたので、
今日は、このプランニングのプロセスを
ご紹介します。
私の家は、築60年の空き家をリフォームして
入居しました。
床だけは全室一気に張り替えましたが、
部屋全部を修繕できなかったので
リフォームできるところから行っています。
スクールの会場となる玄関&ダイニングルームは、
なかなかリフォームのプランを考えるのも難しく
暮らしながら、様々なパターンを考えていました。
玄関という形になっておらず、
掃き出し窓が2枚あるのみ。
クリアガラスなのですが
前の道は車も通れない程細い道で
人通りがほとんどなく、
さらに、大きなガジュマルもあり
なんとか過ごしてきました。
また、琉球民家のリフォームあるあるなのですが、
表座の三番座を玄関にしているので、
玄関からダイニングキッチン丸見えパターンです。
これでは、財運も漏れていきますし、
ダイニングチェアの背もたれの真後ろに
玄関ドアがくるというパターンで
氣の流れもよく有りません。
「それならすぐにリフォームすればいいのに」と
思うかもしれませんが、
玄関ホールとしてのスペースを取ると
ダイニングルームが狭くなり、
動線が悪くなって暮らしにくくなるという
風水改善が最も難しい場所なんです。
なので、考えに考えておりました。
玄関とダイニングルームの間に
目隠しの、ひんぷん的な壁をつくろうと、
様々なパターンを考えました。
1)既成の自立式のつい立を購入する。
2)手持ちの唐草模様の木製装飾パネルを
モールディングで囲って床に留めて立てる。
3)天井から薄くて軽い装飾パネルを垂らして、
ブラブラしないように床に留める。
つい立を置く予定の場所にマスキングテープを貼り
動線的に不具合が出ないか
考えながら生活していました。
しかし、つい立を置いてしまうと
動線が悪くなるとしか思えなくて
施工をためらっておりました。
そろそろなんとかしなきゃ...
集落の御嶽の拝みでご一緒していた方が、
なんと建築屋さんであることがわかり
歩いて数分のご近所なので
見てもらいました。
当初の玄関ホールをつくるプランを改め
新たなプランをお話すると
問題なく取り付けできることが確認できました。
私の書斎の背景を見ていただき、
同じようなイメージで仕上げてほしいと
話しました。
そして、玄関に使う建材があれば、
自宅に取り付ける前にセミナーでも使えるのではと
先月に行った琉球ガラス村様でのセミナー開催時
セミナールームの壁に、
壁紙とモールディングを取り付けました。
琉球オリエンタルインテリアを
ご体感いただけくには、
とてもいい機会になったと思います。
風水の開運法というと
開運置物だけで語られることも多いですね。
置くだけなら確かにお手軽ですが、
置物は背景によって良くも悪くもなります。
背景は、大事です。
コロナでビデオ会議が当たり前になりましたが、
背景一つで、生き方暮らし方まで
伝わってしまう時代です。
そんなこともありまして、
ディスプレイを飾る時は、
背景までこだわって作らせていただきました。
さて、設計してくださる方が、
ご近所であることは、ありがたいですね。
建材が出来上がるたびに見せていただけるので
細かい調整がききます。
ひんぷんの役割を果たすつい立のデザインは
かなり迷いました。
最終的には、掃き出し窓のクリアガラスを活かして
内側に作るつい立の壁をそのまま外側に見せ、
その壁にディスプレイのアートを掛けて
ライトアップしようという計画です。
しかし、日当たりがとても強いので
色あせが心配。
壁紙を貼ることを考えていましたが、
すぐに色あせてしまうのではと感じました。
当初は、書斎に使った壁紙と同じものを貼ることを
想定していましたが、
壁紙ではなくペンキを塗って
モールディング装飾してほしいと
お願いしました。
しかし、壁に付けるモールディングの
サンプルを持ってきて頂いた時、
「なにかが足りない」と感じました。
外からの視線があたる部分に
ディスプレイをかけることを考えていたのですが、
ディスプレイのイメージができていないので
完成イメージが描けていなかったのです。
そして、モールディングを見た途端
壁に掛けるアートの額縁とモールディングが
ぶつかりそうな感覚になりました。
五感って大事ですね。
それで、慌てて壁を作り込む前にと
アートを探しました。
しかし、日当たりが強いので
アートも色あせるし…
そこで、思い出したのが
「紅型陶器」の存在。
ご近所の宿泊施設を見学させて頂いた時に
見せていただきました。
陶板に、紅型の柄が描かれているものです。
紅型は色がカラフルなので
他のインテリアとぶつかることがあるのですが、
紅型陶器は1色の濃淡で紅型が描かれています。
さらに、陶器でガラスコーティングされているので
色あせない。
壁紙は貼り替えできるけど。
アートが色あせるのは困りますので、
壁掛けのディスプレイは紅型陶器にしました。
紅型陶器の作家、ヨコイさんのアトリエも
なんとご近所で、すぐに見に行かせて
いただきました。
壁紙とモールディング、
メジャーと図面を持っていき
壁紙の上に紅型陶器とモールディングをのせ
サイズや色味をチェック。
そして、理想的な紅型陶器が見つかりました。
ヨコイさんのアトリエから
建築士さん電話し
サンプル制作のモールディングを見てから
24時間以内にプラン変更終了。
あと数日で工事でしたので、
ギリギリ間に合いました。
インテリアの仕事をしていても
実際に使う物のイメージが描けないと
プランは前に進まず、
誤った要望を出すことにもなります。
普段から、アンテナを張っておくことが
とても大事。
そして、決断する前には
必ず実物のサンプルを組み合わせて
確認を取ること。
特に、壁にかけるアートは、
後回しにしがちなのですが、
アートを主役にして先に考えるほうが、
確実にクオリティが高く仕上がります。
ちなみに、先月の琉球ガラス村様でのセミナーでは、
テーブルと壁のディスプレイ、
どちらを先に考えたでしょうか。
当初、テーブルコーディネートを行う予定が
なかった時は、
壁のことだけ考えていました。
しかし、テーブルコーディネートが入ったことで
テーブル装飾から逆算して
壁のプランニングを行いました。
全く違うプランになりました。
実際の家づくりでは
インテリアは妥協されることも多々あります。
家族と意見が合わなかった。
予算が足りなかった。
そもそも考えてもいなかったなど。
上手くいかない理由などたくさんでてきます。
でも、テーブルウエアのような小さなものは、
自分のこだわりを出しやすいところです。
小さなもので、徹底的にこだわったら
どんなものが好きなのか
本当の自分の好みがわかるかもしれません。
テーブルコーディネートはインテリアの縮小版。
自分好みの世界をトータルコーディネートして
確認できる小宇宙。
ここで、自分の好みがわかったところで
その世界観にあったインテリアに
広げていけば失敗しません。
今回の玄関のひんぷんのように、
ある程度のイメージプランを描いても
実際にモノが見つからないと
要望すら出せません。
プランを描く練習も大事なのですが、
本気でインテリアのトレーニングをするなら
実在するものを組み合わせて
トータルコーディネートを完成させる体験が
自信を与えてくれます。
今週、いよいよ玄関のひんぷんが施工予定。
紅型陶器は文字を彫るので、
出来上がりは一ヶ月先です。
マホガニーブラウンのモールディングで
装飾されたひんぷん壁に、
ウィリアム・モリスのゴールドの壁紙。
そこに、白とアイボリーの濃淡で描かれた
菊唐草模様の紅型陶器に
ゴールドのアルファベットで
会社名のLONGEがロゴのデザインで入ります。
そして、この紅型陶器をマホガニーブラウンの
モールディングで装飾予定。
英国クラシック&モリス×紅型&やちむん
何しろ、掃き出し窓の玄関ですから、
できることは限られているのですが、
このひんぷんの設置で、
琉球オリエンタルスタイル玄関が
それなりにできそうです。
幅1m弱、高さ2mほどの壁ですが、
ずいぶんと時間がかかりました。
引っ越しから8ヶ月。
暮らしながら少しづつ
リフォームを進めています。
---
【お知らせ】
2024年2月8日(木)開講予定
琉球空間デコレーター養成講座
東洋の琉球風水思想と
西洋のインテリア・テーブルデコレーションを
学んで実践する世界で唯一の講座です。
「自然と調和する風水思想に学び自分軸を定める」
「西洋的なインテリア装飾で美しく暮らす」
この2つを同時に実現する講座です。
東洋の精神文化、西洋の装飾文化を
歴史、哲学、理論を学び、
コンセプト設計から実演を繰り返し
ゼロから一のアートを生み出す力を磨きます。
テーブルの主役には沖縄の伝統工芸品を使う
琉球オリエンタルスタイルです。
昨年イメージを描いてから
1年かけてカリキュラムを考えてきました。
沖縄の伝統工芸品をファッショナブルに
暮らしの中へ
伝統工芸品の良さを際立たせる
脇役のテーブル小物を準備しまして
次世代へと技術をつなぐためのお手伝いを
少しでもできればと思っています。
年内に体験セミナーを開催したかったのですが、
大変申し訳ありません。
準備が間に合いませんでした。
そこで、琉球空間デコレーター養成講座に
興味をお持ちの方へは
体験講座の動画をプレゼントいたします。
動画をご覧になって受講に興味を持たれた方は
特別に、2024年1月6日に開催する
ロンジェ琉球風水アカデミーの
オンライングループコンサルティングに
無料招待させていただきます。
琉球空間デコレーター養成講座は、
ロンジェ琉球風水アカデミー玉城本校での
約1年の対面講座になりますが、
オンラインでも講座の雰囲気を
ご体感いただくことができます。
年始には毎年「新春 目標設定会」と題して
風水哲学と脳科学を融合して
年間ゴール設定を行います。
また、入学希望の方へは
ロンジェ琉球風水アカデミー玉城本校、
又は、オンラインにて、
個別の入学相談にもご対応します。
「深く学ぶところまでは、
まだ考えてはいなけいど
風水やインテリア・テーブルについて
もっとよく知りたい。
簡単なことからやってみたい」
と思われている方は、
「琉球空間デコレーション塾」がございます。
こちらは、月額制の会員制コミュニティーで
1ヶ月から参加できますので、
お気軽にご参加いただければ幸いです。
▼「琉球空間デコレーション体験セミナー」
動画のプレゼントはこちらはお申し込み下さい。
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=eEvylTxze
ご質問等ございます場合は、メールフォームよりお問い合わせ下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【東道里璃 著書のご案内】
「琉球風水で叶うナチュラルエレガント
風水空間デザインの教科書」
▼amazon販売サイト
https://www.amazon.co.jp/dp/4866540699
▼試し読みサイト
https://tameshiyo.me/9784866540696
【ロンジェの最新情報はSNSで】
▼東道里璃 琉球空間プロデュース Instagram
https://www.instagram.com/ryukyu_fengshui_lily/
▼YouTube 東道里璃『風水空間デザインの教科書』ch
https://www.youtube.com/channel/UCK44ppu_oziwEClIYiCXi-Q
▼東道里璃 琉球空間プロデュース Facebookページ
https://www.facebook.com/longe.jp
▼東道里璃 Facebookアカウント
https://www.facebook.com/lilytodo.longe
※メルマガ読者様のお友達申請を受け付けています。
メッセンジャーでメルマガ読者様である旨DM下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【業務内容】
■沖縄伝統工芸品の食器・土産物等に関連した
店舗、飲食店、宿泊施設の皆様へ
1)伝統工芸品を使ったインテリアデコレーション、
テーブルコーディネートの提案、及び、施工
2)伝統工芸品を現代の暮らしの中で活用する
インテリア・テーブル装飾のセミナー講師
3)伝統工芸品のインテリア・テーブルアイテムの
トータルコーディネートによる
デモンストレーション販売支援
4)伝統工芸品を引き立てる
インテリア・テーブル用品販売
■伝統工芸品を活かすインテリアコーディネーター
テーブルコーディネーターを目指す方へ
対面とオンラインのハイブリッド
少人数制の個別指導
ロンジェ琉球風水アカデミー
「琉球空間デコレーター養成講座」
2023年2月開講予定
▼風水空間デザイン講座 最新月次報告レポート
https://longe.jp/category/business/monthly-report/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発行責任者:東道里璃
琉球空間プロデューサー・琉球風水師
”琉球の伝統工芸、精神文化を次世代へつなぐ”
株式会社ロンジェ
所在地:沖縄県南城市玉城玉城107番地
HP: https://longe.jp
▼お問合せメールフォーム
https://longe.jp/r/stepmail/kd.php?no=JqOmqlDpwi
▼メルマガのバックナンバーはこちら
https://1lejend.com/b/chphIRnMw/
▼配信メールアドレスの変更はこちら
https://1lejend.com/stepmail/edit.php?no=xmzshh
▼メールマガジンの解除URLはこちら
https://1lejend.com/stepmail/dela.php?no=xmzshh&a_mail=example%40example.com