東洋の精神美と西洋の装飾美の融合
グローカルスタイル生活デザイン

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2023年7月 風水空間デザイン講座
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こんばんは。
琉球風水師の東道里璃です。
8月も残りあと一週間。
夏ももうすぐ終わりですね。
この夏、どのように過ごされましたでしょうか。
私は、今年3月に引っ越しをしましたので、
まだまだ家造りや新しい生活のスタートで
タスクもこってり。
焦ってもこなせないので、
一つ一つ、取り組んでいます。
引っ越しというのは、
大きな環境の変化であり、
環境が変われば人生も変わります。
私が風水を学び始めたのは、2017年。
この時、考え方が変わったことから
まるで生まれ変わるかの如く
人生の舵が大きく方向転換したのを
記憶しています。
そして、今回の引っ越しで、
15年ぶりに、生まれ変わりの
方向転換に来ている感覚があります。
琉球王朝時代から続く儀式の一つに
「水撫び」(みずなび)という儀式があります。
これは、国王や王国の最高神女である
聞得大君(きこえおおきみ)が
重要な日を選んで行っていた
「生まれ変わり」の儀式。
儀式というと大げさに聞こえますが、
実は、簡単にできることでもあります。
それは、聖水で眉間を洗うことで
第三の目を浄化するのです。
私は、この「水撫び」の儀式を11年前に知り
毎年1〜2回行ってきました。
日にちを選ぶまではできていませんが
祈りと「水撫び」は続けてきました。
なので、「水撫び」を1回すれば、
だれでもすぐに生まれ変わる
ということではありません。
これは、私の感覚であり体験ですが、
「水撫び」を繰り返すことによって
蛇が脱皮するかのように、
第3の目は繰り返しの浄化が必要な場所。
今の自分を振り返り、
この先の人生を考える機会を
定期的に自分に与えることが必要である
というメッセージではないかと
受け取っています。
やはり、直観力は第3の目の感度に
依存しているように感じます。
自然から切り離され、五感が鈍ると
自ずと第6感のセンサーが鈍り
感度はあきらかに落ちていきます。
感度を磨き続ける重要性を感じるのが
「水撫び」の儀式でもあります。
「水撫び」を繰り返し、小さな浄化を
繰り返してきたのですが、
今回の引っ越しは、まるで地震や津波のように
人生をリセットするタイミングのようです。
これまで築き上げてきたものや価値観が
ガラガラと音を立てて崩れ落ちています。
この半年で、過去の世界が崩れきった感があり
これからは、瓦礫をきれいに掃除して
新しい世界を築く段階に入りました。
これも玉城の土地のエネルギーと
玉城の地域の人たちからいただいたエネルギーの
お陰です。
人生が生まれ変わるというのは
なんらかの刺激により
自分の内側に変化が起き
「考え方」が変わる時です。
土地と周りの方々からいただいたエネルギーで
心が癒やされ
再生のエネルギーを得ることができたようです。
さて、今、私が計画しているのは
食器やインテリア雑貨を扱う
テーブルウェアとインテリア装飾のお店です。
イメージとしては、
現代の西洋的なダイニングテーブルをベースに
琉球の伝統工芸品を主役にした食卓づくり。
”新シノワズリ 琉球スタイル”です。
「シノワズリ」というのは、
18世紀のヨーロッパで流行した
”中国趣味”という意味のフランス語です。
17世紀にイギリスやオランダで
アジアとの貿易を行う
東インド会社が設立されました。
そして、インド、中国、日本などから
茶葉、磁器、家具などが
ヨーロッパへとわたりました。
これが、ヨーロッパの貴族の間で大流行。
「シノワズリ」というスタイルが
生み出されました。
特に、白い磁器が大人気で
18世紀のロココや、
ネオクラシカルのインテリアに、
東洋の食器が使われていたんです。
先日、琉球料理伝承人であり
ロンドンのザ・リッツホテルの副総料理長を
務められていた方から
ロンドン時代に購入された本を
貸していただきました。
ティファニー社のテーブルコーデの本の中には
伊万里焼など、日本や中国のお皿が
テーブルのセンターを飾っています。
使われているのは、ディナープレート。
直径20cm超えの丸くて平たい大皿です。
”新シノワズリ 琉球スタイル”
と書きましたが
それは、21世紀の沖縄から見た
シノワズリの世界を表現してみたいと
思ったからです。
18世紀のシノワズリは、
ヨーロッパの貴族社会で
ダイニングテーブルの上に
アジアの食器の中でも、
主にディナープレートが使用されました。
21世紀の沖縄も、一般的な家庭では
ダイニングテーブルが使われています。
そこで、西洋のテーブルスタイルの上に
私たちが日常で使うお茶碗やお箸を
琉球の伝統工芸品で並べたら
美しいのではないかと思うんです。
なので、
”新シノワズリ 琉球スタイル”。
現在、やちむん、琉球漆器で
器のセレクトを行い、
トータルコーディネートを
イメージしているところです。
西洋的なテーブルスタイルとも調和する
やちむんの食器を主役にして
小物を琉球漆器でトータルコーディネート
できないかトライしています。
難しいのは、テーブルクロスや
テーブルセンターの配色、
そして、紅型を入れられるかどうかです。
ファブリックがトータルコーディネートの
鍵になりますが、
既製品では見つかりません。
そこで、ファブリックだけは
自社オリジナルで制作が必要になりそうで
現在、テーブルクロスの生地の仕入れや
縫製をお願いできるところに
問い合せをしています。
使い勝手を考えると、
お洗濯ができて、乾きも早くて
撥水加工されていつつも
生地の風合いや色の高級感をそこなわないものを
セレクトしています。
紅型も、本物の染め物ですと食卓には高価過ぎるので
日常生活で気軽に使えるプリントもので
さらには撥水加工もできたらいいなと。
こだわったお気に入りの食器を主役にして、
テーブルクロスのカラーバリエーションを
3〜5種類ご提案できれば、
同じ食器を使いながらも、
季節ごとに色の変化を楽しめますよね。
テーブルウエアを全般的に
扱う予定ではありますが、
一番の特徴は、テーブルクロス1枚でも
トータルコーディネートの上でご提案。
サイズもセミオーダーメイド対応可能に。
ダイニングテーブルは、
サイズも形もいろいろですから。
テーブルコーディネートを楽しむ生活を
ご提供できればと思っています。
インテリアの仕上げでも、
カーテンやクッションなどファブリックが
コーディネートを完成させる決め手になります。
以前、ホテルのファブリックコーディネートを
させていただきましたが、
オーダーメイドで微妙な色合いまで調和を取り、
柄を合わせて統一できると美しいのですよね。
なので、テーブルコーディネートも
食器と合わせたテーブルクロスを使うことで、
今の食卓をより美しくしていただけるような
ご提案ができたらいいなぁと夢を描いております。
最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。
【お知らせ】
ロンジェでは、今年10月より
新しい講座をスタートします。
現在、カリキュラムの最終調整をしておりまして、
まもなく募集開始の予定です。
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開催場所:ロンジェ琉球風水アカデミー玉城本校
定員:5名
期間:2023年10月〜2024年3月(6ヶ月)
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お送りさせていただきます。