東洋の精神美と西洋の装飾美の融合
グローカルスタイル生活デザイン

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2023年7月 風水空間デザイン講座
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こんばんは。
琉球風水師の東道里璃です。
8月も後半に入りました。
まだまだ暑い沖縄ですが、
暑さのピークは過ぎて
秋に向かっているのを感じます。
いかがお過ごしでしょうか。
さて、先日は、ご近所さんの家で
ヨガレッスンに招待いただき行ってきました。
今年3月に、初めて玉城の家を見に行った時に
偶然、駐車場の前にいらっしゃったことで
声をかけていただいた方でした。
引越しの挨拶の時には
私の著書をお渡ししたのですが、
最初のお言葉が
「まぁ、ガイアブックスからのご出版ですか」
でした。
本をお渡しして、「ガイアブックス」という
ワードが一番に飛び込んで来るとは
きっとご縁があるのではと思っていました。
ヨガのインストラクタークラスの方でした。
普段の生活では、スペイン人のヨガの先生に
月に数回来てもらっているとのことで
ご一緒させていただきました。
そのお宅は、ビューが最高で
まるでバリのウブドのリゾートのよう。
ご主人がかなり細かいディレクションを出して
造られたようです。
ご主人は、私と同い年のワーホリ世代で
アウトドア経験のレベルは私も驚くほど。
私が経験した中で、一番ハードなアウトドアは
トレイルランニングでした。
トレランは、トライアスロンを超える
鉄人クラスの競技です。
先日、集落の綱引きでご一緒した際、
ご主人がトレランをやっていたと聞き
なんだか頼れるご近所さんがいてくださることに
ほっとしています。
私はワーキングホリデーで
1年間ニュージーランドへ行ってました。
ごちらのご主人は、
カナダに行かれていたとのこと。
ログハウスなどをつくっていたそうで、
家造りや庭のメンテがとてもお上手。
生まれは神奈川県の湘南エリアですので、
海と山の両方を知っている方。
リゾートスタイルの家造りの話ができるのも
とても楽しいです。
さて、私の住んでいる築60年の空き家だった家ですが、
4月の引越しの段階では、
「まず室内を人が住める状態にすること」
を目標に第1期リフォームを行いました。
今、第2期リフォームのプランを
考え始めているところです。
第1期リフォームでインテリア的に
ほぼ完成と言えるのは
書斎くらいです。
次はエントランスとダイニングです。
スクールのレッスン会場となる場所です。
先日、グーグル・マップを見て
「風水に興味があります」と
突然いらした方がいます。
「そろそろ看板やエントランスを
しっかりつくらなきゃ」という
段階に入りました。
家の前に広い前庭があるのですが、
ここには「ひんぷん」がありません。
なので、毎日レースのカーテンで
掃き出しの窓を覆う必要がある生活です。
メルマガの読者の方で本土の方は
「ひんぷんって何?」という方も
多いかもしれません。
門と住宅の間にある衝立のことです。
早くひんぷんを作って、
カーテンをとっぱらい
窓全開で過ごしたいんです。
そう、琉球民家のように。
ということで、集落の風景に溶け込みつつ
さりげなく看板効果のある
ひんぷんのデザインを
考えているところです。
そこで、イメージしているのが
「英国風ひんぷんデザイン」
「氣の流れは琉球風水で設計し
見た目のデザイン性は英国スタイル」
というのが私の好みです。
ひんぷんを置いて氣の流れを調えるのは
琉球風水の発想なのですが、
ひんぷんのデザインは
英国風にモールディングを使い
見た目はまるでイングリッシュガーデン
を目指したいと思います。
これまで、なかなか庭のデザインのイメージが
わいてこなかったのですが、
今月のロンジェの講義では
西洋インテリアの歴史をレクチャーしたことで、
ようやくイメージがわいてきました。
モールディングというのは、
西洋インテリアには欠かせない室内装飾の
パーツです。
これは、壁紙や天井材のように
壁や天井に、施工の時に打ち付けるものです。
現代日本の住宅や家具などの既製品には
ほとんどついていないので、
モールディングといわれても
わからない方もいらっしゃるかもしれません。
モールディングは、
インテリアにこだわりのある人が
パーツを選んで組み合わせて
オーダーメイドでつくることが多いと思います。
ただ、モールディングをどうデザインするかは、
雑誌を見て、真似しようとしても
なかなかアイデアがわくものではありません。
難しいなぁと思っていたところ、
西洋インテリアの歴史の講義を
準備している時に
18世紀のイギリスの家具デザイナー、
トーマス・チッペンデールの
言葉に出会いました。
「家具をデザインするなら
古代ローマ時代の柱頭の種類を
しっかりと把握しておかないといけない」
柱頭(ちゅうとう)という言葉自体も
「それなに?」と思う方のほうが多いほど
日本ではポピュラーではありません。
古代ギリシャ神殿の柱の一番上の装飾の部分を
柱頭といいます。
たしかに、チッペンデールの家具の本を見ていると
椅子の脚、机の脚は、
古代ギリシャ・ローマ時代の柱のようなデザイン。
ベッドの天蓋やキャビネットの上部には
古代ギリシャ神殿の正面上部にある三角の部分
「ペディメント」からインスピレーションを受けた
であろうと感じるデザインが見えてきました。
ペディメントとは、訳すと「破風(はふ)」です。
首里城正殿の上部にある
牡丹唐草や瑞雲の豪華な装飾が入った
あの部分です。
チッペンデールが活躍した18世紀は、
ちょうど古代ギリシャ・古代ローマの
リバイバルが流行った新古典主義の時代。
この時代は、英国の家具の黄金時代とも言われ、
名作家具が数多く生まれました。
そして、チッペンデールは、
中国家具のデザインからも影響を受けていて
チャイニーズチッペンデール
と呼ばれるスタイルの家具もあります。
つまり、18世紀のイギリスには、
古代ローマと中国式デザインを
融合していた家具デザイナーがいて
その方が、英国家具の黄金時代を
築いたということです。
時を超えて、海を超えて
美しいもののエッセンスを
融合する試みです。
私は、21世紀の沖縄にて
中国伝来の風水思想を軸に
新古典主義的に古代ギリシャ・古代ローマの
建築・インテリアデザインに習い、
「ひんぷん」をデザインしてみたいと思います。
柱頭やペディメントの基本概念がわかったことで
ようやくイメージがわいてきました。
新しい世界をデザインする時
重要なのは「歴史」であることを実感しました。
そして、歴史に加え、
「本物に触れて、五感で体感する」
というプロセスが入ることで、
ようやく脳にイメージができるのだと思います。
ガーデンデザインのイメージが浮かばず
悩んでいましたが、
突破口は「歴史に対する理解」でした。
自信をもって言葉にできるきっかけが
もう一つあります。
それは、現在、琉球の伝統工芸品と
英国式テーブルコーディネートを融合した
琉球テーブルスタイルの企画をしています。
その中で、ある料理人の方から
ご助言をいただきました。
そして、
19世紀のフランス料理と琉球料理を融合させた
フレンチレストランでのお食事を
お誘いいただきました。
琉球の食材をメインに使って、
フレンチにしているのですが、
料理の世界もインテリアの世界も
同じことを考えている人がいます。
折衷スタイルというのは
とても難易度が高く
折衷するそれぞれの歴史文化を
深く理解する必要があります。
沖縄に来て、12年。
琉球風水を12年研究してきました。
古代中国から始まる風水5000年の歴史を踏まえ
18世紀〜19世紀の琉球王国の風水を
テーマにしてきました。
西洋インテリアに関しては
古代エジプトからの5000年の歴史を踏まえ
18世紀〜19世紀のイギリスにおける
新古典主義とアーツアンドクラフツ運動が
私のテーマです。
これは、私の個人的な好みですが、
家造りにはこの組み合わせが最高です。
立地の選定、間取り設計、家具レイアウト
→琉球風水
建築・インテリア・テーブル・ガーデンの装飾
→英国クラシックスタイル
建築、インテリアはタイミングがありますので
なかなか実現は難しいと思れている方も
多いと思います。
なので、多くの方に琉英折衷スタイルを
お楽しみいただけるよう
テーブルコーディネートの世界で
お伝えしていきたいと考えています。
英国のテーブルコーディネート用品は
わりと簡単に手に入りますが、
英国スタイルと調和する伝統工芸品を見つけるのが
至難の業です。
統一感を取ろうとすると
絵柄のスタイルや色のトーンが
微妙にずれてしまいます。
現在、伝統工芸品の食器や装飾について調べており
トータルコーディネートのプランを作成中です。
プランがある程度出来上がってから、
作家さん一人一人のもとを訪ね、
ご相談したいと思っています。
テーブルコーディネートは、
ただ美しいというだけではなく
おもてなしの心の体現でもあります。
テーブルを食事をする場としてだけでなく、
食、歴史、文化を伝え合う交流の場としても
機能させられる魅力があります。
私の家は、まだ、家造りの途中ではありますが、
実際に琉球風水の立地、間取りや
英国インテリアとの融合を見ていただけるよう
第2期リフォームを進めて
スクール以外のお客様もお迎えできる環境を
早く調えたいと思います。
琉球と英国のテーブルウェアの
セレクトショップを立ち上げ
購入された方が、ご自宅でも
テーブルコーディネートを再現できるように
1dayの体験ワークショップも実施したいと
考えています。
今年の秋頃を目標に準備したいと
思っておりますので、
楽しみにお待ちいただければと思います。
最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。
【お知らせ】
ロンジェでは、今年10月より
新しい講座をスタートします。
現在、カリキュラムの最終調整をしておりまして、
8月より募集開始の予定です。
伝統文化の伝え手になる
「琉球テーブルスタイリスト資格取得講座」概要
開催場所:ロンジェ琉球風水アカデミー玉城本校
定員:5名
期間:2023年10月〜2024年3月(6ヶ月)
時間:全6回(月1回)10時〜15時30分
講座資料は今月、8月に出来上がる予定です。
資料請求は以下URLより受け付けております。
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=cqJqOrmo
資料が出来上がり次第、
お送りさせていただきます。
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