〇〇様
廃材天国の秋山陣です。
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少しは肌寒いですが
まだまだ丸亀ではカマドの火ぐらいで十分で
薪ストーブの出番は来ておりません。
前回の記事の焚き物用に頂いた廃材で
廃材建築の小屋を作りました。
現場は大型古民家リノベが終わった
「Nomadまんのう」の庭です。
本体が2.7m×3.6mの10平米未満の農具小屋でして
そこから大きく軒を出して雨の当たらないスペースを作りました。
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現在は秋山家本宅の新築工事のために
間取りを色々と考えています。
カマドや薪ストーブ薪の風呂などの設備面も
どう言う組み合わせで行こうかと
ワクワクしながら模索しています。
真空管太陽熱温水器やソーラーパネルなどの
オフグリッドのための設備もアレコレ選択肢があります。
今回は思い切って五右衛門風呂を止めて
ATOというメーカーの薪ボイラーと
日本エコルの真空管太陽熱温水器とを
ハイブリッドにしてみようかと思っています。
薪ストーブは自作鉄板溶接ストーブから
自作は自作ですが
「メイスンリーヒーター」という
耐火煉瓦で自作する蓄熱暖炉というのを
作ろうかと思っています。
設備よりも躯体構造や
材木をどうするのか?という問題もあります。
基本は四国の杉を多用しようと言う考えです。
もちろんプレカットではなく
伝統軸組工法です。
これは野遊(23)と土歩(21)が
ノミとカンナでコツコツと刻んでやりたいと言っているのです。
建具もアルミサッシや樹脂サッシではなく
木製建具で行こうと!
しかし全てを自作は難しいかもしれないので
大きい掃き出しなどは建具職人さんにお任せしようか
いや、自作に挑戦するかと子ども達が悩み中です。
同級生の設計士と子ども達と共に
あーでもない、こーでもないと
日々変化しながら徐々に決まりつつあります。
上記の廃材建築での小屋作りなり
現在の廃材天国のように
設計図なしでのぶっつけ本番工法は
山と積んである廃材の中から
「おっ、大量にあるコレ使ったら家作れるじゃん♪」
と直感と即興で作って来ました。
それはそれで「あるもんで料理」のように
閃きそのものを楽しむという雰囲気で
とってもワクワクでした!
自給自足、セルフビルド界隈では
「行き当たりバッチリ」
という言葉を使う人もいるぐらいですが
まさに予め設計しない妙というのが醍醐味でもあります。
だけど今回は
設計士の友人、野遊、土歩、私、彰子という
それぞれの意見を擦り合わせながらの打合せを重ねています。
それはそれで
自分には思いもよらないアイデアや使い勝手などが交錯して
そこから「ソレええやん!」と一つ一つを繋げて構築していくという
また別の面白さを味わっています。
人間は実際の体験からのイメージと
自分には思いつかないイメージでも
いい意味でミックス出来る能力があります。
「サピエンス全史」が言う所の
「虚構を信じる事が出来る能力」ですね。
一軒目のセルフビルドハウス
現在の二軒目の廃材天国
次なる三軒目の新築
どれも面白いし唯一無二です。
ただし今回の新築は
建築確認申請を通すというゲームでもあります。
薪ストーブやカマドの上には天井を設けて
不燃材で囲うというルールもあります。
その辺りは
建築確認を申請する際にはナシにしておいて
通った後で薪ストーブをつけるというやり方もありますが
今回は敢えて正攻法で最初から全ての設備を作ります。
そもそも建築確認申請が絶対に必要なのは
銀行から融資を受ける時です。
ウチは現金でセルフで建てるので
銀行の審査は不要です。
しかし曲がりなりにも建築を仕事として
(株)High tenという会社まで経営している訳ですから
正攻法でやるという挑戦もしてみたくなったのです。
そこは友人の設計士のアイデアが随所に光ります!
屋根は廃材の石を張る計画でしたが
石はどんでもなく重いのと固定する施工の大変さを考えると
現実的じゃないなーと。
前から温めている
防水工事を施した上に土を乗せて
草を生やす屋根にしようかと思っています。
一部地面から繋げて
地面から屋根まで草が繋がってるというのも
面白くていいのではというのも
設計士のアイデアです!
何も知らない
何の経験もないという
建築の事を知らないからこその
自由な発想で作ったのが
一軒目の廃材ハウスで
二軒目は更にそれを発展させて
自然素材で木の廃材と石の廃材や
廃瓦などを多用しました。
でもいい意味で
建築業界の仕事をするようになり
私も建築の知識も増えて
スキルもそれなりには付いて来ました。
同じ廃材を使って何かを作るにしても
スキルのボキャブラリーが増えて
あらゆる技を駆使する事が可能になりました。
野遊と土歩に至っては
「廃材をテキトーに繋ぎ合わせたいいじゃん!」
などという廃材即興建築は
「そんなのは底が浅くて面白味が少ない!!」
とまで言い切ります。
栗林公園などの文化財である
90度に建具を閉めたら部屋になるけど
開けると柱のない前開口の和室というのも
やりたいようです。
従いまして
今回の新築は
図面の段階から違うワクワクを味わっているぐらいですので
始まったら始まったで
「コレ想像以上にムズいやん〜〜!」
などのお楽しみは山程やって来るでしょう♪
と言いながら
今回の久々の廃材建築の即興は楽しかったですし
その要素も多分に入るとは思いますがねーー。
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