〇〇様
廃材天国の秋山陣です。
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まだまだ暑いですが
お盆休み返上で古民家リノベは続いています。
補助金の締切りがあって
急がなくてはいけないのです、、、。
既に20週目を終えました!
廃材天国のメインコンテンツとも言える
天ぷらカーは現在
200系ハイエース(平成27)
ランドクルーザー70(平成16)
という2台体制で
どちらも大変調子良く活躍してくれています。
ハイエースは常に道具満載での仕事用。
ランクルは家族で出かける時や
県外に行く時などにもよく使います。
一番導入の若いランクルは自分で天ぷらカーに改造しましたが
ハイエースと
その前に乗っていた
ボンゴフレンディー
グランドハイエース
という3台は和歌山の岩本さんに改造してもらっていました。
その天ぷらカー改造のプロである岩本さんが
鬼籍に入られたのです、、、。
https://www.instagram.com/p/DNaabdiSW99/?img_index=1
天ぷらカーの改造をプロとしてもやっている
三原の「桜の山農場」の坂本くんからの電話でした。
突然の訃報で慌てましたが
その電話の2日後の葬儀との事でしたので
和歌山まで天ぷらカーのランクルで行って来ました!
お盆休みの最中でしたので
大阪は通らずに徳島から和歌山のフェリーを利用して行きました。
最後のお別れでは大泣きしてしまいました、、、。
天ぷらカーの歴史はまだ浅く
2000年台に入ってからだそうです。
当時中心で天ぷらカーの改造をして
天ぷらカー乗りとして実践されていた方々の中には
BEV(電気自動車)に乗り換えたりと
天ぷらカーを辞められている方が多いのです。
ウチでもかつて
三菱のミニキャブミーブという
軽バンのBEVを運用していました。
しかしそれは航続距離100キロというもので
実際には高松(片道30キロ)に何箇所か用事があると
「想定航続距離」が帰りには一桁キロという
ヒヤヒヤする事もしばしばでした。
確かに自宅に余裕のある太陽光発電設備があり
航続距離の長いBEVがあれば
燃料代フリーでストレスもないでしょう。
ただし本体代はお高いですが、、、。
ここではBEVと内燃機関車の論争に
踏み込む事はしませんが
現状でBEVを大きく伸ばしているのは
中国がメインで
北米は微増
EUは微減で
欧州メーカーはBEV縮小路線にシフトしたようです。
日本での2024年のBEVの新車販売はたったの1パーセント台で
PHEVまで入れても3〜4パーセントという割合です。
結局はトヨタの全方位戦略に軍配が上がり
ハイブリッドが販売を伸ばし
日本では軽自動車という最強のエコカーもあります。
ウチでも家族が増えるまでは
軽トラと軽バンを夫婦で乗るというスタイルを
15年以上は続けていました。
本体が安く
維持費も安く
使い勝手は最高という
個人的な田舎暮らし、自給自足には
この組み合わせが最適です。
2012年に野遊が小学校高学年になった事で
「野遊が中学生になると軽バンでは定員オーバーになるし
2年以内にはワゴンタイプの普通車の中古とか導入せなしゃあないか〜、、、。」
と思っていました。
そこに岩本さんに改造してもらった
天ぷらカーに乗った若い夫婦が訪ねて来てくれたのです!
8人乗りのワゴン車ボンゴフレンディーでした。
「この車廃油で走るように改造してるんですよ〜。」
という言葉に
「どこで改造したん?」
「誰に教えてもらったん?」
と矢継ぎ早に質問攻めにして
岩本さんの電話番号を聞きました。
そして彼らの帰った次の日に
岩本さんに
「天ぷらカーに乗りたいです!」
と電話しました。
岩本さんからは
「高速道路で立ち往生しても
ワクワクでセルフ修理に立ち向かえるか?」
と聞かれましたが
即答で
「もちろん超ワクワクしますねーー!!」
と答え
住んでる家は廃材を集めてセルフビルドした話や
薪で風呂、暖房、料理もしていて
解体現場から取って来た家電や家財で暮らして来たという話もしました。
「そっかー、キミなら天ぷらカー乗り適任やね!」
と言われて即導入となりました。
「最初の改造は俺がするけど
乗り始めたら天ぷら関係のメンテは自分でするんだぞ。」
「大抵の自動車屋では天ぷらカーに改造してる事で嫌がられるからなー。」
「そもそも古い車を天ぷらカーに改造するから
後でどこか壊れたとかには責任は持てんからな。」
という言葉に
「分かりました!!」
を連発していました。
廃材天国に泊まり掛けで来てくれて
ワークショップ形式で参加者の人も交えて
一緒にボンゴフレンディーを改造しました。
その後も何かある度に
「今こんな事でトラブってまして!」
と電話すると
「まずはシートを跳ね上げてエンジンのドコソコを見て。」
と的確なアドバイスをくれて
その通りにやってると
「出て来た小さなアミが詰まってますー!」
となり
そのアミをパーツクリーナーと歯ブラシで掃除して直したり。
まあ何回そういう事があったか分からないぐらいです!
一度は高速道路で失速して
トンネルの中の避難所に停めて
そこから電話して直した事もありました。
現在の仕事用のハイエースも
家族用のランクルも
どちらも素晴らしい内燃機関車です。
この後世に残る文化的な自動車に
ゴミとして棄てられる廃油を
タダでもらって来て
沈殿させてティッシュで濾過したら
いくらでも走ってくれるのです!!
経済的とか
環境負荷云々以前に
誰も見向きもしない廃材を見て
「ラッキー、こんなに溜まっとる!」
という風に回収に行く所からワクワクなのです。
そういう
常識では考えられない
隙間をかすめ取る行為に
血湧き肉踊るのです♪
エネルギーが値上げ?
お米が高い?
給料は上がらない?
根本解決は
自分の暮らし方だ。
何のために生きているのか?
まず
自分が朝起きて夜寝るまでの生活や仕事
ここにフォーカスせよ!
その毎日が矛盾のない健やかなものにせよ。
そうすれば
「コレよコレ!」
「このために生きてるんやーー!!」
という答えが必ず見つかります。
私であれば
建築リノベの仕事はソコソコにして
手作り、自給的な生活をクリエイトする事に
ワクワクするのです。
そこに
生きる目的を見出しているのです。
岩本さんに頂いた天ぷらカーの知恵。
このワクワクに一生をかけて実践して参ります!!
本当にありがとうございました!!!
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