〇〇様
廃材天国の秋山陣です。
バックナンバーはコチラ
https://1lejend.com/b/auuJqOdy/
毎日一日中薪を焚いていると
廃材薪生活の冬は心底最高です!
今週から高松での現場が始まりました。
劣化したブロック塀(7段×26m)を解体して
新たに3段のブロック塀と
その上は板塀を作るという仕事です。
ブロック積みの作業は
しょっちゅうやる仕事ではありません。
you tubeのプロの職人の
超早くて上手い作業からすると
時間は掛かりますが
何とか進んでいます。
通常のモルタルの
砂とセメントの割合は
3:1で水を入れすぎないように
というのが教科書通りのやり方です。
ところがブロックの目地にするには
2.5:1ぐらいでセメント強めにすると
粘りが増してくっつきやすいのです。
いつもの大工仕事とは違いますが
新たな発見があって面白いものです♪
前回のメールで
ウチの子ども達が義務教育の学校には
ほとんど行かなかったという話の経緯です。
義務教育の「義務」とは
「親が子どもに教育を受けさせる義務がある。」
というものです。
公共の学校に行くか行かないかという
選択は本来自由なのです。
学校に行く事が目的ではなくて
「教育」が受けられる事が重要です。
教育の真の目的は
大人になるまでに社会で生きていくための
礼儀やコミュニケーション能力
経済的に自立して生活出来る能力
などのスキルをつける事です。
親が元気なうちに
子ども達がそれぞれにフィットする
自立、自律出来て自由なライフスタイルを構築する援助をする。
これが教育のあり方だと思います。
こういう風に思えるまでには
色んな体験での気づきがありました。
ウチの
野遊(22)
土歩(20)
にこ(17)
は3人共自宅出産です。
上の二人は
一軒目の廃材の家に助産婦さんに
来てもらっての出産でした。
にこちゃんは廃材天国建設中で
実家のお風呂で
夫婦だけでの自力出産でした。
これはあっこちゃんの強い要望でしたが
医食住、エネルギーを自給して
自由で自立した生活を目指す中で
出産も例外ではありません。
病院に頼らずに
自力で産めるという経験の後には
子育てが始まります。
何しろ
自給自足を目指していましたので
子ども達も保育所や幼稚園に行かずに
「家でテキトーに遊んでたらいいやん!」
という状態でした。
それでも
「同世代の友達と遊びたいかも?」
と思って野遊が3歳の時に
保育所の体験入所で1日行った事もありましたが
「次の日も行く?」
と聞くと
「もうええわー!」
と言って行きませんでした、、、。
小学校1年性の時には
「行きたい?」
と聞くと
3人共二つ返事でとても楽しみにして
制服とランドセルでワクワクで行き始めました。
しかし
野遊(1ヶ月)
土歩(2週間)
にこ(1学期間)
というように
どの子も割とすぐに行かなくなりました。
野遊は小学校6年からまた行き始めて
中学校は部活が楽しくて3年間行きましたが
高校には行かない選択をしました。
常に僕らは
「行くか行かないかは自分で決めたらええよ♪」
と言っていまして
彼等の選択でそうなりました。
どうしてそうしたのか?
そのきっかけは
野遊が3〜4歳の頃に
兵庫県にある
「デモクラティックスクール まっくろくろすけ」
というフリースクールに行った事です。
そこでは毎日子ども達(4〜19歳)が
ミーティングをして自主的に
学校の運営をしていました。
今日何をするか?
今後の学校運営をどうするか?
何か問題は起きていないか?
毎日朝一番と
夕方帰る前に全員参加で
みんなが納得するまで話し合われます。
参加は自由ですが
そこで決められた事は
学校内では絶対ですので
みんな必然的に参加します。
驚くべきは
スタッフ(先生という人はいない)の誰が
週に何日来るかとか
給料まで子ども達のミーティングで決めるのです!
チャイム
クラス分け
カリキュラム
などは一切なしです。
一日中サッカー
一日中ギター
一日中ゲーム
全てOKです♪
もし子ども達から要請があって
英語を教えて欲しいとか
計算が出来るようになりたいなどには
スタッフと交渉して教えてもらえます。
その代わりスタッフからの条件が
何曜日の何時から何時まで授業をするけれど
それまでにこういう準備をしておく事とか
その時間に遅れたり準備が出来ていないと
授業はキャンセルする
という内容ですと
その条件を守らないと
授業は受けられません。
このまっくろくろすけが参考にしたのが
ボストンのマサチューセッツにある
「デモクラティックスクール サドベリーベレー」で
僕はそこにも行って数日間滞在させてもらいました。
やはり
フリスビーをしたり
バスケをしたり
木の下で読書をしたり
みんな自由に過ごしていました。
しかし週に一度の司法委員会という名のミーティングは
裁判さながらの真剣さで話し合っていました。
そしてそこで子ども達が自主的に決めたという
学校のルールブックはタウンページ並みのボリュームでした!
一言で言えば
「自由と責任」
です。
学校全体が自主、自律の空気に包まれていました。
もちろんこれはフリースクールと言えど
学校というスタイルの社会的な組織です。
家庭の教育で同様には出来ません。
家で自由と責任とか言い過ぎると
まだ自立していないうちには
実際には難しいからです。
それでも
「子どもを信じて余計な事をしない。」
というのが教育の原点であると思います。
これは不耕起自然農の
肥料、農薬、除草剤なしだけど
最低限の草取りをして日光がよく当たるようにする
というのと似ています。
それから家庭教育で出来る事は
理想的な子どもに育って欲しければ
親が理想的な生き方をするという事です。
まあ理想というのはそれぞれありますが
ウチでは医食住、エネルギーの自給と
起業して自分で稼ぐというスタイルを実践していると
子ども達も似たような事をやるようになったというだけです。
人の数だけライフスタイルも
あってしかるべきです。
是非とも自分に合ったスタイルで
生きましょうね〜〜。
今週はライブ配信はお休みしますね。
ご意見、ご質問はこのメールに返信せずに、以下のgmailにお願いします。
廃材天国
http://haizaitengoku.com/
秋山陣
haizaitengoku@gmail.com
廃材天国TV
https://www.youtube.com/channel/UCTt3RwyhRi6qOJZi1-gSjLQ
メルマガ配信解除はコチラ
https://1lejend.com/d.php?t=test&m=example%40example.com