配信日時 2024/04/27 17:00

お米作りは田舎の人付き合い

〇〇様 

廃材天国の秋山陣です。


バックナンバーはコチラ
https://1lejend.com/b/auuJqOdy/


まだ涼しい日が続いていて
外の作業が捗っています。

田んぼの草刈りと
畔際の土寄せをしました。

弟(48)と野遊(22)土歩(20)と僕の4人で
3反で半日の作業でした。

ハンマーナイフという
自走式の草刈機で草を刈り
耕運機の鋤でコンクリート畔の際の土を
持ち上げます。

トラクターで毎年耕していると
畔際が高くなるのを解消するためです。

建築リノベの仕事の依頼は次々とありますが
田んぼの作業は時期が決まっています。

籾を塩水選りするのは5月の始め
籾蒔きが5月の半ば
田植えは6月の半ばです。
そして稲刈りは10月半ばと決まっています。

この時期には例え長期のリノベ現場が入っていたとしても
田んぼの作業優先にさせてもらっています。

田んぼの稲作は本当に効率がよくて
草刈りやトラクターなど(2〜3日)
籾撒き(1日)
田植え(手植えで3日)
稲刈り(2〜3日)
脱穀(1日)
籾摺り(半日)
家族で年間約2週間も費やせば
家族全員分のお米が自給出来るのです。

3反でウチの5人家族と
弟の4人家族
実家の親父
妹の所にも何袋かは送れます。

ウチのジャンボタニシのいる地域では
除草作業という無農薬栽培での重労働がないという
大変恵まれた環境ではあります。

田んぼの作業は自給自足の要です。

これは一年分のお米を自給するという
物量の事ではありません!

お米作りは自然相手です。
気候にも左右されます。

それから畑と違って
水路から水を入れます。
これは移住者にはとてもハードルの高い
水利組合などの地域の付き合いがあります。

田舎のこういう付き合いは
一度通じ合えば
作業をしているのを見ると
「精が出るのー!」
と声を掛けてくれたりするものです。

逆に信頼を得られないと
スムーズに水を使えなかったりもします。
そもそも水路は地域の共有財産で
みんなで代々管理しているのです。
公道のように誰でも勝手に通行していい訳ではありません。

これはセルフビルドやリノベーションにも言えます。

「ここは自分の買った家(土地)だから!」
とは言っても
近所の人から
「あんなに草を伸ばし放題にして!」
とかマイナスのイメージを持たれていい事は何一つありません。

何もご機嫌取りをしたり
迎合した方がいいとは言いません。

それでも円滑な関係性を築けないという事は
自給自足はおろか
田舎で快適に暮らす事は出来ないのです。

そのために必要な事はハッキリしています!

一日中外で作業している姿勢です。

それから毎日挨拶をして
たわいのない世間話も必須ですねー。

田舎というのは近所の人が
どこの学校に行って
どこに勤めていて
どこから嫁が来て
という事情を全て知っています。

そこに全く情報のない者が来るというのは
不安でしかないのです。

そこを察知してこちらから
なりふり構わずにどんどんアピールするのです。

僕も今の廃材天国は先祖代々の土地ですが
一軒目の廃材ハウスの時にはそうしましたねー。

実家は丸亀で
親は教員をしてたとか
個人情報は出せば出すほどいいのです。笑

後は近所の人から
「野菜要るー?」
と言われると
「要ります、要ります〜!!」
と即答して何でももらう事です。

一度たりとも断ってはいけません。笑
断ると次から声を掛けてもらえないからです。

こうしてモノも情報もどんどん集められるようになるか
中々出会えないかが別れるのです。

地域付き合いのコアな情報は
Googleにもyou tubeにもありません。

人付き合いが苦手とか
コミュ症だからとか
そういう言い訳は通用しないのです。笑

まあむしろ積極的に田舎の人間関係を楽しみましょう〜♪

明日はライブ配信はお休みしますねー。

県内の移住者仲間が自作の船を作って
その進水式があるんです〜〜。




ご意見、ご質問はこのメールに返信せずに、以下のgmailにお願いします。

廃材天国  http://haizaitengoku.com/
秋山陣   haizaitengoku@gmail.com
廃材天国TV  https://www.youtube.com/channel/UCTt3RwyhRi6qOJZi1-gSjLQ

メルマガ配信解除はコチラ
https://1lejend.com/d.php?t=test&m=example%40example.com