配信日時 2023/05/14 17:00

自給自足と起業の相性(2)

〇〇様 

廃材天国の秋山陣です。


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昨日(5/13)籾蒔きをして
今日田んぼの苗代に並べました。

ミノル式のポットを使い出してから
苗代に直接バラ蒔きしていた時より
「苗取り」の作業が楽になって
田植えの時間が随分早くなりました♪


前回の
「自給自足と起業の相性とは?」
というテーマの続きです。

ズバリ相性は抜群です!

起業と言っても
借金して会社を作った訳ではありません。

セルフビルドで廃材の家を建てて
その道具やノウハウを利用して
建築リノベ業を始めたという流れです。

始めたというか
2軒目の廃材天国での生活を始めた頃(2008年)から
ポツポツと大工仕事の依頼が入るようになりました。

「自分で家を作ったぐらいなら
 ウチの家も直してよ。」
「倉庫を建てて欲しい。」
「納屋を解体して五右衛門風呂作れる?。」

当初は個人事業主という形で
陶芸家や移動式ピザ窯での出店と
兼業でやっていました。

申告は白色で陶芸の屋号を使っていました。

陶芸の仕事やピザ屋の頃は
売上も小さくて
白色申告でもよかったのですが
建築リノベ業は
材料代やリース代、外注費などを入れた
総売上が大きくなりがちです。

前回のメールでの
同級生の設計士の勧めで法人化したのですが
起業するという意識よりも
よく分からない税務申告の事を
税理士にお願いするという目的でした。

セルフビルドや自給自足に関しては
「何でも出来る限りDIY精神で
 自分でやってのけよう!」
とセルフで取り組むのが楽しくて仕方なかったのですが
税務申告は全く楽しくありません、、、。

もちろん起業までしなくても
フリーの経理ソフトを使って
自分で青色申告するという方法もあります。

その方が税理士に払う契約料や
法人税もかかりません。

しかしウチのスタイルの
廃材で家を建てて自給自足というのは
客観的に見ると謎の多い生活です。

「自給自足言うても少々は金も要るやろ。」
「実際いくら稼いでるんや?」

と思われて普通です。笑

自分でヤル気がしないというのと
税理士に見てもらって申告してもらうという
社会的信用を得るという
一石二鳥という判断で起業したのです。

この
株式会社High ten
という「会社」というだけで
信用度が段違いに上がりました。

仕事の依頼が増えたから
法人化したという流れですが
法人化する事で
益々仕事が来るようになったのです♪

2006年に施行された
「新会社法」によって
それまでの資本金1,000万円
取締役3名、監査役1名という条件から
資本金1円、取締役1名という
一気にハードルが下がったのです。

会社の登記も司法書士に頼らずに
法務局に通い倒してセルフでやる事も
可能ではあるそうですが
コレも全くワクワクしないので
ウチは司法書士にお願いしました。
30万弱はかかりましたがね。

やった事と言えば
税理士と司法書士の先生に
「お願いします!」
と言って色々相談して
定款など作ったぐらいのもんです♪

自給自足との相性の話に戻りますと
個人事業主も会社経営も
自分で自分の予定を決められるという
自由度は一緒です。

一番の違いは
秋山陣という個人と
High tenという法人があって
それぞれ別人格で
税務申告も別という所です。

いい意味で
自分のモノ
自分のお金
という所有感が随分減りましたね〜。

もちろん車もスマホも仕事でも使うものは
全て会社の経費で買います。
どこまで経費に出来るかは税理士の解釈にもよりますが
ウチのような家族経営の場合は
大抵のものが経費になります。

自給自足を始めた当時の
「金を稼がず、金を使わずというのが一番環境にいいんだ!」
というのは全く別の境地になりました。

また長くなって来ましたので
その境地については続きにさせてもらいますね♪

今週もライブ配信はお休みします。
来週は早めにメルマガで案内して
「自給自足と起業の相性」でライブ配信しますね〜〜。


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