配信日時 2023/04/29 17:00

「タダより高いものはない」を覆せ

〇〇様 

廃材天国の秋山陣です。


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県内の古民家をレストランにリノベする現場は
8週間目を終えました!

後は最終段階の厨房機器の据付けや
照明器具の取り付け
トイレの設置などを残すのみです。

この1週間ぐらい実家の親父が
陶芸の窯焚きをしています。

薪の窯ですので
24時間3交代での窯番が要るのです。
夜中は土歩(19)が担当しています。

僕の廃材セルフビルドの原点になった
薪の陶芸の窯焚きです。

今回の窯も100%廃材の薪です。

家の解体材
大工さんが大量にストックしていた角材
造園業者の伐採材

今年80歳になる親父がコツコツと
薪割り機で薪にして焚いています。

廃材天国にも実家にもそれぞれ
あらゆる廃材が集まるのですが
一番手っ取り早いのが
建築解体材ですね。

ところがこれだけ石油が値上がりすると
解体材を燃料に使う所も増えて来たようです。

蘭や苺などの温室の
ボイラー燃料の代替品としてです。

温室の外に大型の薪ボイラーがあり
そこに廃材をジャンジャンくべて
石油を倹約するというものです。

香川県内では大型の温泉施設で
間伐材利用でお湯を沸かしている所もあります。

従って冬場は廃材が引っ張りダコになり
解体屋に電話をしても
中々持って来てもらいにくいという
ケースも出て来ました。

ところがこれからの季節に
廃材の薪をジャンジャン使うという
所はそうそうありません。

一年中薪を使う身としては
常にアンテナを張っておいて
廃材の供給があれば
受け入れる準備をしておきます!

こちらの都合で欲しい時に
「持って来てもらえますか?」
というのは通用しません。

出る時にもらっておいては
大量にストックしておきます。

薪を自分の軽トラを走らせて
取りに行くような事はここ何年もありません。
20年前のスタート時はよくやったものですがねー。

最も大きな陶芸の窯を
1200度まで上げようとすると
とんでもない量の薪が必要なのですが
薪ストーブ
五右衛門風呂
カマド
これらに必要な薪の量なんぞ
一年分にしたって大した量ではありません。

供給ルートとストック場所さえ確保しておけば
現在のように月曜から金曜まで現場仕事に出ていても
薪の生活は全く支障なくタダで賄えるのです!

天ぷらカーも同様で
月に一度休みの日に回収に行けば
廃油燃料は十分賄えます。

「薪の生活や天ぷらカーなんて
 毎日仕事に行ってたら無理やわー!」

というのは当てはまらないのです♪

要するに普段の生活のルーティーンに
薪を運んだり
廃油の濾過などが
組み込まれてしまえば
一つ一つの作業そのものは
大した時間じゃあないのです。

職人の格言で
「段取り8分の仕事2分」
というのがありますが
ほんとにそうだと思います。

現場仕事はソコソコ慣れたとはいえ
自己流のセルフビルドからの流れです。
大工の弟子もした事なければ
建築会社で働いた事もありません。

そういう意味では日々の作業中が
「なるほどー!」
「こうやってやると早いんか!!」
と新鮮な学びです。

ところがこの自給生活は20年以上続けていますので
段取りは完璧です!
廃材の家も二軒目になり
「生活動線」も効率化出来ています。

とは言いましても
僕は片付けも苦手で段取りが得意な方ではありません、、、。

長年やってるうちに
徐々に出来るようになってきたのです。

棄てられるタダのものを
もらって来て利用する!!

こんな素敵な事はありません。

「タダより高いものはない」
というのは実践した事のない人の発想です。

自分で回収して濾過した廃油が
1リットル140円の軽油と同等の価値があるのです!

庭に山と積まれた廃材がある事で
災害時にも困る事はないのです。

4月30日(日)20:00〜ライブ配信で
「タダより高いものはない」
というまことしやかな常識を
信じては行けないというお話をします。笑
https://youtube.com/live/8TGyjNWIL14?feature=share


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