配信日時 2023/01/15 21:15

畑の拡張から子育ての話に

〇〇様 

廃材天国の秋山陣です。


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久しぶりのまとまった雨でした。
気温も高くて
薪ストーブを焚くと暑すぎます、、、。

雨の前に畑の拡張計画を実行に移しました。

以前から廃材天国内の
畑の面積を増やしたいと
あっこちゃんから頼まれていたのです。

ここは元々水田でして
家が建っている部分だけの
最低限の造成しかしていません。

今回は2tダンプに5杯の花崗土を運び
ユンボで混ぜながら畑を広げました。

福岡正信さん、川口由一さんの「不耕起自然農」
吉田俊道さんの「菌ちゃん元気野菜」
林幸美さんの「炭素循環農法」
矢野智徳さんの「大地の再生」
道法正徳さんの「垂直仕立て栽培」

などなど自給自足系界隈では
こういう農法を基に
自家菜園をされている方が多いと思います。

どのような農法でも
「水はけ」は第一です。
うちのように水田跡地を畑にして
苦労されている方もいると思います。

水田跡と一言で言っても
一度水を入れると1週間も水が持つ田んぼや
一日で抜けてしまう所もあります。

これはお米を植える表土(約20センチ)の下が
粘土層か砂や石混じりの層かによります。

廃材天国の表土の下は
羊羹のようなキレイな粘土なのです。
ピザ窯やカマドや五右衛門風呂を
作るのには最適なのですが
畑には適していないのです。

そこで思い切って
花崗土を入れて元々の表土と混ぜて
嵩上げしたのです。

一軒目の廃材ハウスでの5年間と
廃材天国での初期の頃は
僕も菜園の世話をやっていました。

特に不耕起自然農でのお米作りは
大変よく出来た経験があります。

ところが現在はお米作りは
僕も取り組んでいますが
菜園の方はあっこちゃんが熱心に世話をしていて
僕はたまに収穫するぐらいで
ほとんどやっていないのです。

仕事が忙しくて
時間が取れないというのもありますが
一番大きな理由は正直に言うと
菜園の世話にそこまでワクワクしないからです。

菜園は毎日こまめな世話が必要です。
あっこちゃんはそれを丁寧にやっていますし
その野菜をまた細やかに料理したり
保存食にしたりと首尾一貫しています。

僕の方はいくら忙しくても
天ぷら油の回収や車のメンテ
焚き物をチェーンソーで切って運んだり
家の補修などの必要に迫られた事には
労力を惜しまずやっています。

僕も料理は好きですが
すぐに魚を買ってきて捌いたり
という方向性になります。笑

まあ役割分担と言えばそうなのですが
持ち回りの係なんかと違って
「情熱を持って出来る事しかしない。」
というのが何よりだと思います。

3人の子ども達を見ていても
それぞれの世界観には
明確な違いがあって
興味深いです。

そこには夫婦揃って
「こういう事も出来るようにならないと将来困るから!」
とか野暮な事は言いません。

親がやりたくない事を嫌々我慢してやる
というのを見せる事も
子どもとってよくないと思います。

頭では
「こういう事も出来るようになった方がー!」
とか考えたとしても
自分の嗜好性が向かない事には
大人も子どももヤル気は出ないのです。

最もヤル気が出ない事を
「やらなければ!」
とか思う事自体ナンセンス極まりない事です。

畑の拡張の話から
子育てや教育の事になりましたが
田んぼや畑の世話と
子育てはよく似ています。

「自由に成長出来る環境を用意する」
「大人の都合でそれを邪魔しない」

そもそも野菜も赤ちゃんも
いらん事しなければ
すくすく育つのです。

そのためにも
不自由な呪縛から解き放たれ
責任を持った自由な生き方を選びましょう。

まあ日々コツコツと淡々と
自分に必要な作業を実践するだけなんですが〜。

月曜から新たな現場が始まりますので
今週のライブ配信は休みにします。



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