〇〇様
廃材天国の秋山陣です。
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舞鶴の現場でリノベ工事を始めて
2週間ちょっとになります。
こちらは朝晩は寒いぐらいになっています。
土日は現場を休みにしていまして
子ども達は自分の予定を入れて出かけ
僕は一人で京都の街中を歩いて来ました。
民藝運動で有名な
河合寛次郎記念館を訪れました。
民藝運動って何?
大正時代の工芸界では
華美な装飾で観賞用の作品が主流の中
名もなき職人が生み出した
日常の生活道具を「民藝」と名づけたのです。
当時既に工業化が進み
大量生産品が広がり始める中
手仕事の文化を案じ
物質的豊かさではなく
よりよい生活とは何かを
追求したのです。
これは後世の自然回帰運動や
ガイア理論、スピリチュアルなどにも
繋がっていると思います。
大きなきっかけは1960〜70年代の
学生運動やヒッピームーブメントなどの
カウンターカルチャーから
反原発や有機農業や自然食品という
運動が生まれた事です。
まさに自給自足や田舎暮らしの
コンセプトがここにあります。
それらの歴史にはまた別の機会に触れますね!
話を戻して、、、。
河合寛次郎記念館の後
元陶芸家の血が騒ぎ
五条の「ちゃわん坂」へ器を見に行きました。
気がついたら
お昼ご飯を忘れて
めっちゃ器を買い込んでいました、、、。
それこそ大量生産の器には
味わいや温もりがありません。
手作りの作品を薪の窯で焼いた
魂が込められたものとは全く別物です。
コストありきの大量生産品でなく
高級な美術品でもない
それが作家物の器なのです。
大量に工場で作られる食品と
手作りで無添加の料理も同様です。
工場製品は添加物を入れて見た目やコスト
保存期間の事ばかりを優先して
体に悪くたってへっちゃらです♪
折角手作りの食生活を目指すのであれば
手作りの器にすると更に美味しくなりますよ〜。
「添加物入りの食べ物が
体に悪いから自然食品を買いましょう。」
「大量生産の器よりも作家物がいいですよ。」
という善悪論を言いたい訳ではありません。
「忙しくて時間がないから
出来合いのもので済まそう。」
「器なんか百均のもので十分使えるし、
お金かけるのもったいない。」
これら「時間とお金」についての
「価値観」を見直すと世界は変わります!
何に自分の時間を使い
何を大事にするのか?
そう河合寛次郎さんに問われたような気がしました。
買って帰った著書の中に
「暮らしが仕事、仕事が暮らし」
という言葉がありました。
何というシンクロニシティー!!
全く同じ言葉をかつてブログで
書いた事があります。
「偉大な仕事をしたい訳じゃない。」
「偉大な生活を日々送りたいのだ。」
これが今の心境ですかね〜♪
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