配信日時 2021/11/28 08:00

提案力とは?

〇〇様 

廃材天国の秋山陣です。


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今週の舞鶴は雨が多く、
ほとんど晴れ間のない日ばかりでした。
冬でも晴れ日の多い瀬戸内沿岸の香川と比べると、
山陰の冬は大変だな〜と実感しましたね。

丁度昨日で舞鶴の古民家リノベーション工事が終わりましたーーー!!!

作業日数24日間。
休みは「削ろう会」に行った1日だけという、
超激務でしたーーー。

今回の目玉は階段作りでした!
階段と言っても様々な作り方があります。
今回はヒノキ材の側板(がわいた)という側面の板(45mm厚、240mm幅)に溝を掘り込んで、
同じ厚みと幅の段板(だんいた)を差し込んで固定するという工法です。

こんな立派な材料を使った階段作りは実は初めてでした。
以前杉の足場板で作ったりした事はありましたし、
もちろん上がり降りは出来るようにはなりました。
しかし同じ階段でも似て非なる全くの別物という趣です。

前もってyou tube動画を3人で見て勉強してイメージトレーニングをしてはいましたが、
まず角度の設定、
段数によって「蹴上げ」という一段の高さを設定して、
「踏み面」という段の奥行き、
「蹴込み」という段の重なり、
これら全てが相関関係にあって、
快適に上がり降り出来る階段とは?
と随分ネットサーフィンして調べまくりました。

結果的には上手く行ったのですが、
階段作りがここまで奥が深いものだとは思いもよりませんでした。

この現場中に先週のメルマガ記事で書いた「削ろう会」に行ったのも良かったですね。
みんなの意識が高い状態で挑めたのが最高でした。

作業中に野遊が、
「こんな立派な階段今後作る事ないんちゃう〜!」
と言ったのに土歩が、
「いや、一回やった仕事はまたやる事になるけん!!」
と言ったのが面白かったです。

振り返ってみれば今までの多くの仕事に全く当てはまりますね♪

もちろん依頼主の希望や予算での制限はありますが、
こちら側に、
「こういう材料を使ってこの工法で作れば、
このぐらいの予算でこんなものが出来上がります。」
という確信を持った提案が出来るかどうか?

ここ大きいですよーーー!!!
自分がやった事がなければ提案すら出来ないんですよ。

今回のような実践によって、
「前回はああしたけれど、今回の状況ではどうか?」
と次の似たような現場で実体験に基づく考察が出来るのです。

その上での具体的なプレゼンには説得力が違って来ます。
素材や工法を安く抑えた時のメリットとデメリット、
今回のように張り込んだ場合のメリットとデメリット、
その違いは実際の体験からしか語れないのです。

ビフォーアフターの写真にも説得力はありますが、
自分自身の実体験から得た感情なしには、
いくら言葉や数字で説明を重ねても伝わらないのです。

これは個人事業主や小規模な会社経営全てに当てはまるんじゃないでしょうか?

いや提案やプレゼンという意味においては、
親子や夫婦でもしょっちゅうやっていますよね?

仕事でも私生活でも、
「こんな事がしたい!」
という提案への同意が得られない場合のほとんどは、
説得力が足りないのではないでしょうか?

今回の仕事のように実際の体験がない場合は語れないのか?
そんな場合どうすればいいのか?

それは情熱を持って先人の教えを乞うという事から取り掛かりましょう♪

自分のやりたい事を実現してそうな人に直接会って話を聞いたり、
何なら弟子入りさせてもらうというのが近道ですね!

自分では取りかかれない壮大な仕事も、
師匠の所で働く事で実際に体験出来ますしね。

そこまで出来ない場合でも、
今ではオンライン上での体験や、zoomでの面談など方法はいくらでもありますし♪

まあ、いくらでも新たな仕事や新しい価値観を学ぶというのはキリがないですからね〜!!
つくづく人間の向上心や探究心、好奇心には際限がないと思います。

今日はこれから天ぷらハイエースに大工道具を積み込んで帰路に着きます。
来週から廃材天国での生活と仕事に戻りますので、
ライブ配信は来週から再開しますね〜〜〜♬



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