〇〇様
廃材天国の秋山陣です。
バックナンバーはコチラ
https://1lejend.com/b/auuJqOdy/
全国的に寒くなって来たようですね。
特に舞鶴は寒いです!!
今朝の最低気温は3℃でしたーーー!!!
先週に引き続き茅葺き古民家の屋根裏リノベーション継続中です。
屋根裏に敷き詰められた竹を解体して、
梁の上に根太を這わせて、
無垢のパイン材のフローリングを約40畳張り終えました♪
屋根裏独特の急勾配の壁を張り始めています。
古民家リノベあるあるネタと言えば、
既存の家そのものの水平や垂直、直角などが微妙に狂っているという所ですね!
いくら丸太が多く使われている家でも土台や柱、鴨居などは角材です。
特に建具に干渉する部分など問題になる所は直す必要があります。
そういう中でも大事な箇所が大きく狂ってると、
ジャッキで持ち上げたりして直さないといけなくなります。
今までも実際に何度もやって来ました。
しかし今回の屋根裏のように敷居や鴨居のない部分に関してはその限りではありません。
それに四面の壁全てが茅葺きの急勾配で垂直な柱や壁は一切ないんです!!
その構造材は丸太を縄で縛っているという原始的なものです。
こういう昔の家を見ていると、
「人間の住む家ぐらい丸太と番線ぐらいで出来るんじゃないか?」
と思えて来ます。
床の水平は建物の桁や梁はほぼ水平でしたので、
その上に根太を這わせて出しました。
そこでも古民家の場合微妙に歪んでいるもので、
45mm角の根太の下に薄いスペーサーを作って敷き込んで微調整します。
国の基準では長さが約3m以上の2点間における傾きが、
6/1000以上あると欠陥住宅だという事になっています。
要するに3mの部屋の端と端で18mm以上の高低差があるって事です。
もちろん住んでいる本人が理解していて問題ないのであれば、
どうって事はありません。
逆にそのぐらいの範囲内での狂いは許容範囲内という事も言えます。
言いたいのは
「水平や垂直が少しでも狂ってるとダメだ!!」
「これはプロに徹底的に直してもらわないと!!」
とDIYでの家の改修工事を諦めないで欲しいと言う事です。
「元々少々狂ってたなりで住んでたんやし!」
「まあこのぐらいならいっか〜♪」
と許容範囲を広げる事で、
一気にDIYのハードルは下がるのです。
セルフ工事の場合は文字通り自分が納得すればいいだけですからねー!
ウチのように仕事でやる場合でも、
現状を施主に伝えてどこまで直すのかを決める必要があります。
徹底的に直すために床を剥がしてジャッキアップして、、、
となると当然見積もりが増えますが、
そこまでして欲しいというのであればもちろん対応します。
そんなに費用をかけたくない場合は
「このぐらいでいいじゃないでしょうか?」
という提案もします。
何しろ僕自身が廃材セルフビルドの家に住んでいて、
何の問題も感じないどころか快適そのものだと思っています。
「何でそこまでしないといけないのか?」
と疑問に思う工事はバッサリ省いていますし、
「このぐらいでいいじゃん!!」
というノリと勢いで作りました。
まあそんな事を勧めたい訳ではないんですがね、、、。
「家は徹底的にちゃんとしていないと!」
「耐震工事をしないと!」
「見た目が古いのが嫌だ!」
と、色々考えるあまりに、
自分でセルフリノベーションを諦めたり、
高額な見積もりのまま改修工事を依頼したり、
はたまた35年ローンで新築を契約してみたり、
という沼に入るのがもったいないと思うのです。
何度も言ってますが、
空き家のバーゲンセールは始まっています!
アットホームや空き家バンクで訳あり激安物件を探して、
更にその訳ありで売れない理由を追求して、
指値を入れる事で100万や200万で立派な家が買えるのです。
その事で家賃やローンから解放されて、
自分の好きな事に向かうエネルギーと時間を作ろうではありませんか!!!
ご意見、ご質問はこのメールに返信せずに、以下のgmailにお願いします。
廃材天国
http://haizaitengoku.com/
秋山陣
haizaitengoku@gmail.com
廃材天国TV
https://www.youtube.com/channel/UCTt3RwyhRi6qOJZi1-gSjLQ
メルマガ配信解除はコチラ
https://1lejend.com/d.php?t=test&m=example%40example.com