おはようございます。
ほめ育グループ代表の原邦雄です。
このメルマガが皆さまの
お手元に届く、まさに今!!!
NHKあさイチに
ほめ育・原邦雄が出演中です。
「自分をほめる」について
もしよかったらテレビをつけて
見てみてくださいね!
さて、今日は
仙台のある総合病院での出来事から
お話しします。
医師と看護師の間で
ずっとくすぶっていた
「見えない対立」
原因はベッドの回転率。
加算にも直結する大切な数値ですが
現場では「これが正解!」
という方法がない。
──誰もが頑張ってるのに
なぜかギスギスしてしまう。
そんな空気の中
私はあえてこう聞きました。
「この職場
プラスアルファしたいと思えますか?」
誰もが、国家資格を得て
働いているという誇りを持ちながら
「人として」
認められる場を求めている。
ほめ育は
そこに光を当てる方法のひとつです。
では、どう導入するか?
とてつもない努力をして来られた
優秀な医療のプロの皆さんを
否定することなく
現場に自然に浸透させる
「7ステップ」をご紹介します。
誰かをほめることは、
「その人の誇り」
を讃えること。
医療の現場にこそほめ育が必要だと
私は強く思います。
あなたの職場にも
ほめ育の種を蒔いてみませんか?
1.現場観察&声なき声を拾う
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まずは現場を丁寧に観察します。
業務効率や加算などの
数字に目を向けるのではなく
スタッフの表情や会話
日々のつぶやきに耳を澄ませてください。
医師と看護師の間にある
「見えない境界線」の正体は
制度ではなく
「わかってほしいけど
伝えられない想い」です。
表に出ない本音を知ることが
導入の第一歩になります。
2.信頼されるキーマンに
「ほめ育」を体験してもらう
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現場を変えるには
最初に巻き込む人が鍵です。
医師・看護師問わず
周囲から信頼されている
キーマン1〜2名に声をかけ
短時間の「自分をほめるワーク」
を体験してもらいましょう。
たった1回の体験でも
「心が軽くなった」
「現場を明るくしたいと思った」
と変化が生まれます。
まずは「わかる人」から
始めるのが鉄則です。
3.感謝の記憶を共有し
職種を超えた絆を育てる
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看護師から見た
「救われた医師の行動」
医師から見た
「忘れられない看護師の支え」
そんな「感謝の記憶」を
少人数で語り合う場をつくりましょう。
職種の壁を越えて
「人と人」として繋がった瞬間
空気が変わります。
これは「教育」ではなく「共感」
評価ではなく
感情を通わせる体験が
組織の温度を上げていきます。
4.「ほめ方」ではなく
「視点」を磨く研修を
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国家資格を得て
誇りを持ってお仕事をされている
医療現場のプロの皆さんに必要なのは
スキル指導ではなく
「尊重された感覚」です。
ですから「ほめ方講座」ではなく
「相手の良さをどう見つけるか」
に焦点を当てた内容で構成しましょう。
例えば
「この1週間で
印象に残った同僚の行動は?」
など、観察と共感力を高めるワークを
中心にすることで、研修そのものが
「評価」ではなく
「気づき」になります。
5.加算改善の「裏側」にいた
職員を称える仕組みを
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回転率が上がった。
加算が改善された。
それは偶然ではありません。
そこには
ベッドメイキングを素早くこなした人
退院調整を陰で支えた人が必ずいます。
数字だけでなく
「人の行動」にフォーカスした
振り返りを行い
貢献者を朝礼や掲示板などで
称えるようにします。
「誰かが見ていてくれた」
という実感が
現場の空気を変えます。
6.「週1ありがとうメモ」
から始める習慣化
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「今日もおつかれさま」
そんな一言すら言えない
忙しい現場こそ
紙1枚で心が動きます。
週に1回
誰かに感謝や敬意を書いて渡す
「ありがとうメモ」
を導入しましょう。
最初は匿名でも構いません。
形式よりも「伝え合う文化」が
生まれることが大切です。
小さなやりとりが習慣となり
スタッフのモチベーションと
連携力にじわじわ効いてきます。
7.トップメッセージで
「理念」とつなぐ
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最後のカギは
院長や理事長の言葉です。
「私たちは、患者さんを支える前に
まず職員同士が支え合える
職場でありたい」
そんなトップの一言が、全体に
「この活動は評価ではなく文化だ」
と示す力になります。
ほめ育は
経営理念と接続するからこそ
制度に終わらず
「職場の空気」として定着します。
旗振り役は、必ず「上」から。
いかがでしたでしょうか?
医療は
私たち生活と密接です。
ほめ育グループは
もっともっと医療や介護など
奉仕や貢献の業界に導入して
現場で働くスタッフを
輝かせたいと思っています。
執筆者
株式会社スパイラルアップ
原 邦雄
【ご案内】
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【GW臨時休業のお知らせ】
誠に勝手ながら、下記の期間を
GW臨時休業とさせていただきます。
2025年4月26日(土)
~2025年5月6日(火)
期間中にいただきましたお問い合わせ等は
5月7日以降に対応させていただきます。
よろしくお願い申し上げます。
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