配信日時 2022/07/19 09:00

【ワクスピ・メルマガ】円安による影響がもろに 第170号

ITコストも絶賛上昇中。

こんにちは。小松です。

3ヶ月前に比べて、20円ぐらい円安になってしまい、円の価値が下がっています。

わずか約0.3%しかいない大企業で、そのなかでも、輸出中心の企業は円安の恩恵に預かっているでしょうが、残り約99.7%の中小企業にとって、いいことなんてありません。

本当に断言できます。

有料記事のため、無料だと、半分しか読めませんが、日経さんの記事でも指摘されています。

円安・電力料金高騰・半導体不足、三重苦でITコストはどうなるか | 日経クロステック(xTECH)
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02096/063000006/

参考:
数字の参考・中小企業庁
https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/chushoKigyouZentai9wari.pdf

ITは、ハードウェアもソフトウェアも、海外からの輸入に頼る部分が多分にあり、そうなると、米ドルベースですから、当然ながら、値上げにつながっています。

私が営業代行業を引き受けている会社の製品も、米ドルベースで、販売パートナーは仕入れていますから、円安のせいで、仕入れコストが上がって、販売するときの利益が減少中です。

販売先の顧客が、高い値段で商品を買わなければならないということは、その顧客が提供する商品やサービスの価格にも反映せざるおえないわけで、最終的な消費者にも影響が生じます。

日本で多くの会社が使う、クラウドサービスは、マイクロソフト、アマゾン、Google、オラクルなど、プラットフォームを握る会社は、ほとんどアメリカ発です。

日本は、海外、特にアメリカからの圧力があるのか、アメリカは金利を上げているというのに、日銀は、金利も上げず、異次元金融緩和(お金を擦りまくって市場にお金を流す)をし続けるらしいので、円安がまだまだ続いてしまいそうです。

過去に経験のないことが起こりそうな気がして、少しドキドキしています。

資金に余裕のない法人、個人は厳しい時代になりそうです。

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(2)編集後記

福井県、鯖江市で有名なものといえば、、、



めがね!

恥ずかしながら、眼鏡をし始める前までは、勉強不足も甚だしいですが、鯖江市といえば、めがねの産地で有名なことを知りませんでした。

国内生産の約96%のシェアを占めるそうですよ。

参考サイト:
福井県鯖江市
https://www.kansai.meti.go.jp/3-3shinki/ouensengen/180125sabaecity_furusatomeibutsuouensengen.pdf

本当に無知ってこわい^^;

私が現在している眼鏡のフレームも、鯖江製のものです。

なぜここまでのシェアになったのか、以下、紙の本でいうと、144〜145ページに書かれています。

福井モデル 未来は地方から始まる | 藤吉 雅春 |本 | 通販 | Amazon
https://amzn.to/3zgZq97

ご関心あればどうぞ。