配信日時 2025/10/23 12:00

モラハラの裏側。

〇〇さん、こんにちは。


高橋ゆりこです。


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前回のメルマガに、たくさんのメッセージをいただきました。


ありがとう。

大切に読ませていただきました。


苦しいね。しんどいね。でもきっと大丈夫だからね。



さて。


前回のメルマガ


許さなくていい。離れていい。

https://ameblo.jp/chu-lip-7/entry-12940368137.html



「被害者は加害者を理解しようとしなくていい。許そうとしなくていい。」


という、中川瑛(えい)さん(GADHA代表)の言葉を通して、

「自分の幸せを優先していい」というテーマでお届けしました。



今回はその続きとして、

「加害者が自覚することの難しさ」


そして、中川さんの話の中でとても印象的だった

「男女の気づき方の違い」について、お届けしますね。



中川さんの言葉で、知ってはいたものの、改めて衝撃だったのはこれでした。


「多くの加害者は、実は自分を『被害者』だと思っています。」



自分が正しくて、相手が間違っている。

相手を「正してあげること」が愛情であり、責任である。


彼らは、そう本気で信じている。



でも、現実はうまくいかない。

当たり前です。

彼らの「正しさ」は、歪んだ正しさだから。


相手は離れ、関係は壊れていく。


その「うまくいかない現実」に直面し、深く傷つく。


その傷つきから目をそらすために、

「自分が正しい」と思い込む方向へ突き進む。


そして、

その正しさを相手に「分からせる」ために、

暴力という手段を使ってしまう。



中川さんはこんなことも言っていました。


「DVやハラスメントも、ある意味『依存』の一種なんです。」


お酒やギャンブルと同じように、

一時的に不安や無力感がまぎれる。


けれど、現実はどんどん壊れていく。


それでもまた、「効いてしまう」から繰り返す。

「正しさ依存症」



今回、中川さんのお話で、ものすごく驚いたお話がありました。


「男性と女性の『幸せ』の感じ方の違い」です。


「加害者の男性の多くは、幸せを『結果』で定義している」のだそうです。


結婚した。子どもがいる。家を建てた。

社会的な肩書きもある。


だから自分は幸せだ。

そう本気で思っている。


たとえ、その家の中で、

子どもたちが父親を避けて自室にこもり、

妻とまったく会話がなく、

家族の空気が冷え切っていたとしても。


「家族という形」がある限り、

「自分はうまくやっている」「幸せだ」と認識している。


というんです。


マジかーーーー!!!

ってなりました。



女性は違うじゃないですか。


女性は、器じゃなくて中身。

関係のあたたかさや安心感を見ますよね。



どんなに立派な家があっても、

そこに笑顔と会話がなければ、

「幸せ」とは感じられない。



この違いが、根深いすれ違いを生んでいるのか!と、ものすごく納得しました。



男性は、

「何が不満なのか分からない」と感じ、


女性は、

「なぜ分かってくれないの」と絶望する。



中川さんの運営するGADHAには、

現在約1,600人の会員がいるそうです。


そのうち約8割が男性。

しかもその男性のうちの8割は、

「離婚宣告」「家族の病気」「子どもからの指摘」など、

クライシスと他者からの指摘をきっかけに、入会するのだそうです。


つまり。

何かが「崩れてから」男性はやっと気づく。



一方、

GADHAに来る女性たちは、クライシスが起きる前に、

自分で調べ、誰かに指摘されなくても、

「このままではまずい」「自分は何かおかしい」と気づいて入会するのだそうです。



どうして気づきの速度が、男女でこんなにも違うのか?



女性は、生まれたときから、

「人との関係の中で違和感を感じ取る」ことに長けています。


これは人類が進化してきた過程の中で培われた、生存本能的な知恵です。


古来、男性は狩猟に出かけ、外敵と戦う「物理的な危険」に直面していました。


一方、女性は村や集落の中で、子どもを育て、食料を分け合い、

人とのつながりそのものを命の支えとして生きてきた。


女性にとって、

「人間関係の変化を察知すること」=「自分と家族を守る力」でした。



だから、女性の脳には、

他者の表情の微細な変化や、場の空気のズレを感じ取るセンサーが備わっています。



そしてその感覚は、

単なる「感情的」なものではなく、命を守るための直感。



心理学や脳科学でも、

女性は他者の感情を読み取る脳領域(前帯状皮質や島皮質)が活発で、

左右の脳をつなぐ神経繊維(脳梁)が太い傾向があることがわかっています。



そのため、

「なんかおかしい」「空気が変わった」といった非言語の情報を、

感覚だけでなく意味として理解する力が強い。



だから女性は、クライシスの前に「違和感」に気づく。



一方で男性は、

社会の中で「結果・成果・役割」で評価される文化の中を生きてきました。


だから、

感情よりも外側の秩序を優先する訓練を受けている。



そのため、


家がある・仕事がある・家族がいる


という形が保たれている限り、

「問題はない」と認識しやすいのです。



ここで大事なのは、


これは優劣ではない。

ということ。



男性が気づきにくいのは、

鈍いからでも、悪意があるからでもないです。


古来からの生存戦略としてそう設計されているからです。



狩猟採集の時代、男性は集団の外に出て、

危険な獣や敵と直接対峙し、仲間を守る役割を担っていました。


そのときに必要だったのは、

感情の機微を読むことよりも、

恐怖や迷いを抑えて「決めて、動く」こと。



「感じるより、判断しろ」

「迷うより、進め」

という本能的なプログラムが、男性の中に刻まれている。



この「感情を切り離す力」は、命がけの狩りの場面では必要不可欠でした。

(感情に振り回されてたら、獣や敵にやられて死んじゃうし、家族も飢えちゃうからね)



男性にとって、大切な生き抜くためのプログラムが、

現代の家庭や人間関係においては、

「感情への鈍感さ」として現れてしまう。



家族の空気が冷えていても、

「問題ない」「自分は頑張っている」と外側の秩序で安心を得ようとしてしまう。


社会的な進化の中で、

「戦う・守る・稼ぐ」という任務を果たすことが


生き延びる=価値がある

という回路を強化してきた。



だから、

家庭での「感情の不調」よりも、

任務(仕事・家・家族という形)を優先してしまう。



「形が整っていれば中身は大丈夫」

という「正しさの錯覚」を生んでしまうのは、こういう理由です。



男性は「立場や支配を失うこと」を。

女性は「つながりを失うこと」を。


強く恐れる。



だから、

男性は「立場が崩れたとき」に動く。

女性は「関係が冷えたとき」に動く。



このタイミングの違いが、

気づきの速度の違いです。



ね?

優劣じゃないの。


生存本能の方向性が「違う」だけなの。



かつては、それぞれが必要な強さだった。


男性は「揺るがない力」で群れを守り、

女性は「感じ取る力」で群れのバランスを守ってきた。



けれど現代社会では、

その「生き延びるための本能」が、

人間関係を壊す「すれ違い」となってしまう。



男性は「形を守る」ことで安心を得ようとし、

女性は「心が通うこと」を求めて苦しくなる。



本当はどちらも、

「愛したい」「つながりたい」「守りたい」という根源的な願いから生まれているのに。



なんだかとても切なくなる。



この「すれ違い」を、

男性側は、「関係の問題」ではなく、

相手の態度や理解力の問題と捉えてしまいやすいです。



加害者の多くは、暴力や支配を目的としているわけではありません。


本人は「自分は正しい」「相手を導いている」と信じています。


それは、長年の社会的訓練や本能的構造によって、

「自分の正しさ=家族の幸せ」という思い込みが形成されているから。



けれど実際には、

その正しさが、家族を傷つけてしまう。



しかし、そこを直視すると。

「自分が家族を壊している」=「守る役割に失敗した」ことになる。



この失敗の痛みに耐えられない。

だから、無意識にこう思い込むんです。



「自分は悪くない」

「悪いのは相手の受け取り方だ」


これが、加害者の自覚を阻む最大の心理的防衛(自己正当化)です。



中川さんは講演で、

「DVやモラハラも依存症の一種」と話されていました。


お酒やギャンブルに逃げるように、

「支配」や「怒り」に依存してしまう。


暴力やハラスメントを使うたびに、

一瞬だけ「自分が正しい」「自分が上に立てた」という安心を得られる。



脳内で快感物質ドーパミンが分泌される「支配の快楽ループ」が起きてしまう。



しかし、

その安心はすぐに崩れ、

また不安や無力感に襲われる。


だから、さらに強い言葉や行動で、相手を抑えようとする悪循環に陥ってしまうのです。



この悪循環を「自覚する」ことは、

「見たくない自分」にガチで向き合うことになります。


さらに、

自分のこれまでの人生を否定することにもなる。



だから、

加害者が自覚することは、本当に難しい。



自覚することは、これまでの「心の支え」を失うことになるから。



人は誰でも、自分の正しさを守ることで心の安定を保っています。



だから、

自分が加害していたと気づくことは、

「心の根幹を崩すほどの痛み」を伴います。



それでも、

その痛みの先にしか、

本当の意味での「癒し」も「再生」もない。



中川さんは言いました。


「加害者支援とは、悪を裁くことではなく、

痛みを見つめる勇気を支えること。

二度と加害をしないという不可能なことを求めるのではなく、

間違いを認め直しケアする人に変容するための場を設けること、だと思っています。」



被害者も、加害者も、

「正しさ」という鎧を脱いで初めて、

人としての回復が始まる。



そして。

私たち誰しもの中に「小さな加害性」は存在しています。



不機嫌を振りまいたり。

かまってちゃんしたり。

がんばってるアピールをしたり。


誰だってやったことがあると思います。

私もやったことあります。


これらの行動には、相手を思いやる気持ちは入っていません。

自分のことしか考えてない。


こういうのも、実は加害なんです。


自分の中にも存在するんだという自覚は、誰しもに必要な自覚だと私はおもいます。



その上で。


中川さんが、講演の中で、何度もくり返し伝えて下さったあの言葉を、

最後にもう一度、ここに書きます。


-------


被害者は、加害者を理解しようとしなくていい。

加害者を許そうとしなくていい。

加害者を変えることより、自分の安全と幸せを優先してほしい。


加害者の痛みは、加害者自身が引き受けるべきものです。

被害者がその回復まで背負う必要はありません。


-------



加害者の痛みを理解することは「共感」です。

その痛みを背負うことは「自己犠牲」です。



私たちは、「共感する自由」も「距離を取る自由」も、どちらを選んでもいい。


でも。

背負う必要はない。

許さなくてもいい。



どの選択肢を選んでもいいよ。


でも、どうか、自分の幸せに繋がるほうを選んで生きて行ってね。




まだまだお伝えしたいことがたくさんあるので、

このテーマ、まだ続きます。





〇〇さんの人生に沢山の幸あれ!





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