高橋ゆりこです。
+‥‥‥‥‥‥‥+
現在、全メニュー満席です。
枠が空きましたらメルマガでお知らせします。
+‥‥‥‥‥‥‥+
昨日は、和久田ミカさん主催「すまいるママ塾」で、
元モラハラ加害者であり、現在は加害者支援の自助会を運営されている
GADHA代表・中川瑛(えい)さんのお話を伺いました。
https://www.gadha.jp/
(GADHAのHPに飛びます)
中川さんはご自身が「かつて加害者だった」という立場から、
加害と被害の本質について、とても深いお話をされていました。
被害者は、加害者を理解しようとしなくていい。
加害者を許そうとしなくていい。
加害者を変えることより、自分の安全と幸せを優先してほしい。
この言葉を、講演の中で、ほんとうに何度も、くり返しくり返し仰っていました。
それだけ重要で、大切なことなのだと強く感じました。
実際、DVやモラハラの加害者から離れられなくなってしまう被害者は、とても多いです。
そういうカップルを、私自身これまで何組も見てきました。
「暴力があるのに離れられない」
「支配されているのに愛している」
その背景には、深い心理的なからくりがあります。
中川さんが繰り返し伝えていた言葉は、そのからくりをほどく鍵のようでした。
私は、この言葉を聞いたとき、胸の奥が少しチクンとしました。
かつて、私は長い間、相手の機嫌を最優先に生きていたからです。
「どうしたら怒られないだろう」
「どうしたら不機嫌にさせずに済むだろう」
「どうしたら波風立てずにいられるだろう」
祖母、母親、父親、そして夫に対して、
私は常に相手の表情を読んでいました。
いつ爆発するかわからない爆弾の上をそっと歩いているような日々。
あの頃の私には、
「自分の安全と幸せを優先する」という発想はどこにもなかったです。
中川さんは、
「暴力は目的ではなく手段です」と話していました。
目的は、
服従させること。
身体的な暴力の前には、必ず精神的な暴力がある。
「お前のためを思って言っている」
「お前が悪いから怒っている」
実は、加害者の多くは、自分を「被害者」だと思っています。
「自分は正しい。相手が間違っている」
「だから教えてあげている」
そう信じているのです。
中川さんによると、
加害者には、子どものころから強烈なプレッシャーにさらされて生きてきた人が多いとのこと。
男の子だから。
長男だから。
◯◯だから。
親からの期待に応えるため、親から見捨てられないため、
必死に頑張り続けてきた背景を持つ人たちです。
その中には、
良い家の長男、医者、弁護士、会計士など。
「エリート」と呼ばれる人々も多く含まれます。
彼らにとって、暴力やモラハラは、
「相手に分からせるための手段」
「なぜこうしないのか?」
「なぜそうするのか?」
一見、疑問形のようでも、心の中では「こうすべきだ!」と思っている。
その「自分の思う正しさ」が実行されないと、ハラスメントのスイッチが一気に入る。
相手が自分の価値観と違う行動をとると、
「バカにされた」「見下された」と感じ、戦闘モードに入る。
「間違っている相手に屈してはいけない。自分が倒して正さねば」
そう思い込んでしまうのです。
加害者のコミュニケーションは、
非常に幼稚で、まるで子どもの癇癪のよう。
相手を傷つけることで一時的な安心を得ています。
にも関わらず、
本人にはその自覚がありません。
そして何より。
ハラスメント行為者は「他の関わり方を知らない」 のだと中川さんは話していました。
だから、
ただ「それはダメです」と伝えるだけでは、何も変わらない。
本当に変化を促すためには、「新しい別の関わり方」を具体的に提案する必要がある、と仰っていました。
この視点は、心理支援を行う者として大切な部分なので、私は非常に共感しました。
印象的だったのは、GADHAでの「ケア」の定義です。
「ケアとは、相手のニーズをキャッチする姿勢で、
相手のニーズを満たす行動をし、
相手本人が満たされたと感じること」
要するに、
「相手を思いやる気持ち」だけでなく、
その人が実際に「安心した」「理解された」と感じて初めて、
ケアが成立する。
ということ。
そして、中川さんはこうも言いました。
「相手に対するケアの感情がない関わり方は、すべて加害です。」
たとえ暴言や暴力がなくても、
相手が求めていない関わり方には、ケアが欠けている、ということでした。
これって、すごくすごく難しいね。
相手のニーズを慮ろうとする気持ちは、誰しも持っている。
何なら、ハラスメント加害者は、
「相手のために良かれと思って」ハラスメント行為を無自覚にしている場合も多い。
相手が求めている関わり方は何なのか。
これは相手が求めていない関わり方ではないのか。
ここを見極めるためには「対話」が必要。
それも、
継続した深い対話が必要だと、私は思いました。
加害者の多くは、
対等な関係を「自分が下になる」と誤って捉えてしまいます。
だから、相手が意見を言ったり、反論したりすると、
「自分が支配される」と感じて怒りを爆発させてしまう。
それは、本人の中にある深い「無価値感」や「恐れ」が原因です。
「自分には価値がない」と感じている人ほど、
他者をコントロールすることで「優位」を保とうとします。
でも、その痛みを癒すのは、本人の課題。
被害者がその責任を引き受ける必要はないんです。
中川さんは、ご自身がモラハラに至った思考の歪みの根に、
「生育環境」があったと語っていました。
彼は親と現在は絶縁しているそうです。
その理由を、こう話されていました。
「自分も含め、人は生育環境の中で培った『生き延びるためのシステム』を採用し、それが正しいと信じ込むもの。
だから、僕の親も、そのやり方でしか生きられなかったのだと思う。
僕が加害者になった背景には、親の影響が大きく関わっていると考えています。
これは、親が悪いとか親のせいにしているわけではなく、仕組みの話です。」
中川さんは、多くの人からこう言われるそうです。
「もう許してあげたらいいのに」
「親子なんだから分かり合えるはず」
これらの言葉に深く傷つくと話されていました。
「僕は、親だからって、許す必要はないと思っています。
許せない人、許したくない人には、そこに至るまでの深い背景がある。
だから、僕は、DV・モラハラ被害者の方々に
許してあげたら?とか、理解してあげてほしい、などとは絶対に言いたくないんです。」
「許し」は、誰かに強要されるものではない。
自分が安全で、心身が回復して、
自然に湧いてきたときに、初めて起こるもの。
だからこそ。
「許さなくてもいい」ことを自分に許すこと が、
本当の意味で自分を癒す一歩なのだと思います。
そしてもうひとつ、心に残ったのがこの言葉です。
「人は誰も、他人の人生を背負ったり救ったりすることはできない。
加害者をどうにかしようとするのは、神様に求めることを自分に課しているのと同じです。
自分の無力を認めることが必要です。
折り合いがつかないなら、離れていい。
自分のことも簡単には支えられないのに、人のことを支えることなんてできない。」
ほんとうに真理だなっておもいました。
私が癒してあげなきゃ。
私が変えてあげなきゃ。
この人には私しかいない。
相手を救おうとする心の奥には、
「自分の価値をそこに見出したい」という共依存の構造があります。
それは加害者と被害者というより、
「お互いが価値を満たし合おうとする関係」になってしまっている。
このままだと幸せになれないことを自覚すること。
自分は幸せになっていいと自分に許すこと。
幸せになるためにはどうすればいいかを考えること。
離れる選択を、自分に許すこと。
中川さんは静かに、しかし強く、そう語っていました。
幸せってなんだろう。
家族ってなんだろう。
みんながそれぞれ問いを立てて、
自分で考えて、自分で選んでいい。
自分に許可を与えてあげることは、すごく大事なことだ。
「許し」も「救い」も、
「誰かのため」ではなく「自分の幸せのため」にある。
もし今、誰かとの関係に苦しさを感じているなら、
「私が悪いのかも」と自分を責めないでください。
「ケア」を、まず 自分自身に向けてみませんか?
自分のニーズをキャッチして、
自分のニーズを満たす行動をして、
自分自身が満たされたと感じること。
どんな私も責めずに受け止める
怖がっている私を否定せずに寄り添う
もう頑張らなくていいよと自分を許す
そうやって自分をケアする勇気を持つことから、
目の前の現実は変化していきます。
「相手を理解しよう」とすることよりも、
「自分を守る勇気」を持つこと。
それが、これからの人生を「自分の手に取り戻す」第一歩です。
そして不思議なことに。
自分の心をケアできるようになると、
本当の意味で「他者をケアできる人」になっていきます。
怒りや支配ではなく、
愛と理解から生まれるつながり。
その循環が、人生を少しずつ優しく変えていく。
そういう相手と生き直す人生も、選べるのです。
対話の大切さや、加害者が自覚することの難しさなど、
まだまだお伝えしたいことがたくさんあるので、
次回もこのテーマについて書きますね。
〇〇さんの人生に沢山の幸あれ!
Threads
https://www.threads.net/@chulip7
note
迷走中。
https://note.com/yurikoba
+‥‥‥‥‥+
*シェア大歓迎です!特に連絡はいりません。
*お役に立てる方がいらしたら、ぜひメルマガをご紹介ください。
↓↓↓↓↓
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=Ugevje
+‥‥‥‥‥‥‥+
メルマガのバックナンバーはこちらで読めます。
https://1lejend.com/b/Ugevje/
+‥‥‥‥‥‥‥+
【私に質問がある方は、このメールに返信で送ってください】
できるだけ、メルマガやブログで回答していきます。
ただ、すべてのご質問にお答えできないことをご理解下さい。
**********
高橋ゆりこ
chulip.4936@gmail.com
http://ameblo.jp/chu-lip-7/
**********
配信解除はこちらをクリックしてください。
https://1lejend.com/d.php?t=test&m=example%40example.com