配信日時 2025/10/21 12:00

性欲の誤解。

〇〇さん、こんにちは。


高橋ゆりこです。


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先日、「まじめな性のお話会 第二弾」を開催しました。


今回、印象的な言葉がいくつも出たの。


「母親になったらセックスをしてはいけないと思っている」

「イチャイチャしている姿を見せたら、子どもがトラウマになるのでは?」

「女の子は父親に襲われると思わないの?」


あまりにまじめで、そして切実な言葉たち。



多くの女性が、

性=欲望、下品、恥ずかしいもの、と無意識に思い込んでいます。



心理学で言うところの「インナーチャイルド」や「文化的刷り込み」の中に、

「性=恥ずかしいもの」「母になったら清くあるべき」という信念が根強くあります。



これは、戦後の教育や家庭文化の中で

「女性の性」がコントロールされ、

「母=自己犠牲」や「女らしさ」が美徳とされたことの影響です。



「女の子なんだから」

「母親なんだから」

「年相応に」


そんな言葉が、女性たちの身体の奥に「性への罪悪感」を刻み込んでいき、

性欲が湧くこと自体に罪悪感を抱いてしまったり、

「自分は汚れている」と感じたりする人も少なくありません。

(いい加減、こういう文化や風潮は変えて行かないといけない)



だけどね。

本来、「性欲」は「生命エネルギー」のひとつ。


生きたい、愛したい、つながりたいという自然な衝動。



汚いとか、ダメとか、恥ずかしいこととか、

そういう意味づけ自体が無意味。


素直な生命エネルギーを、抑え込めば抑え込むほど、人生全体のエネルギーが停滞していきます。



性欲を恥じたり、抑えつけたりすることは、

愛を受け取ること、愛を与えることを、せき止めてしまう。



私は、セックスを、

「性欲を発散するための行為」と思っていません。


心と心が、身体と身体が、深くつながるための「究極のコミュニケーション」だと考えています。


言葉では届かない信頼や感情を、

身体というもっとも正直な器で確かめ合う。


何度も言ってますけど。

頭は嘘をつくけど、

身体はぜったいに嘘をつかない。



どストレートに言えば、

頭が大丈夫と思っていても、身体が安心信頼していなければ、

男は勃たないし、女は濡れない。



セックスは、ただ身体を重ねる行為じゃない。

「信頼」をもう一度学び直す時間です。



私たちは過去の経験の中で、


「裏切られた」

「受け入れてもらえなかった」

「触れられるのが怖かった」


そういう小さな傷をたくさん抱えています。


頭では「もう大丈夫」と思っていても、

身体の奥には「怖い」「拒まれたらどうしよう」という記憶が残っていることがあります。



だからこそ、

安心できる相手と裸で触れ合うセックスは、

その記憶を「安全な体験」に書き換えるプロセスでもあるんです。



優しく触れられる。

見つめ合う。

抱きしめられる。


そのたびに身体は少しずつ学び直します。



「私は触れられても大丈夫なんだ」

「私は尊重されている」

「私は愛されてもいい」


心と身体が、もう一度結び直されていく。

肌と肌の触れ合いで、愛着の再形成が起こる。



セックスは、傷ついた信頼を取り戻し、

「愛してもいい」「愛されても大丈夫」と

心と身体が思い出していくための、

とても深い「癒し」です。



安心できる関係の中で、

身体も心も「安全基地」を感じられたとき、

私たちは初めて、本当の意味で人を信じ受け入れられるようになります。



「母親だから」

「子どもがいるから」

「もう年だから」


さまざまな理由でセックスを遠ざけているとき、

実は「愛される私」を拒んでいる場合があります。



その奥にあるのは、


「どうせ私は愛されない」

「女として見られるのが怖い」

「私は誰かの欲望の対象になるしかない」


そんな無意識の傷。



セックスって「究極の自己受容」でもあるんです。


自分の身体を、

女としての私を、

愛おしいと感じられていないと、

セックスはすごく怖い。



自分の身体を嫌うことは、自分の人生を否定すること。

自分の身体を受け入れることは、自分の人生をまるごと肯定すること。



だから。

自分の身体を、女としての私を、愛おしいと感じられるようになること。


ここが、深い癒しのはじまりです。




「子どもの前でイチャイチャしてはいけない」と思う方は多いようですが、

心理学的にはむしろ逆です。


子どもは「親が素直に愛を表現し合う姿」を見て育つと、


「人は信頼しても大丈夫」

「愛されるってあたたかいことなんだ」


と身体で学んでいきます。


それが、将来の人間関係や恋愛の土台になります。



親が、素直に愛を交わしている姿を見せることは、

子どもへの最高の教育です。



両親のセックスを子どもに見せるのは、今では虐待という認識ですし、

子どもに見せない方がいいという考えに、私も賛同していますが、


昭和の家屋状況によっては、

子ども時代に、両親のセックスを見てしまった人は、いるんじゃないでしょうか。


私自身、何度も両親のセックスを見てしまった子どもでした。



でも、それで何かトラウマができたのか?と考えると、

そういう影響は私にはありませんでした。



子どもの頃の私は、

「怖い」「気持ち悪い」「危ない」と感じなかった。


もちろん、ちょっと恥ずかしい・気まずい体験ではありましたけど、

心には「安全な愛の記憶」として残っています。



トラウマになるケースとしては、

「怖い」「気持ち悪い」「危ない」と感じてしまった場合。


「理解できないのに感情が強すぎる」状態になって、

心が処理しきれなくなった場合、トラウマ化しやすくなります。


この場合は、性そのものよりも、

「安全でない愛」「支配」「恥」といった感情が心に残ってしまう。


心理学では、

こうした状態を「過剰な覚醒」や「フラッシュバック」と呼びます。


子どもが理解できないまま強い刺激を受けると、心が処理しきれず「記憶が凍結」してしまうんです。



人によっては「性=汚い」「見ちゃいけない」と教えられることで、

逆に「愛と性を分離」してしまうケースも多いです。



トラウマ化している場合は、専門家のもとで、丁寧にカウンセリングやセラピーを受けてみてくださいね。



私の場合は、

「性=親密であたたかいもの」という潜在的な安心のモデルになったのでしょうね。



改めて思います。


本来「性」は、

決して汚れたものでも、恥ずかしいものでもなく、

命そのものを感じ合う、神聖な営みだということ。


セックスは、


「お互いを信頼して受け入れ合う行為」

「愛を学び直す時間」



一番近い距離で、

相手の呼吸や鼓動に触れながら、


「私はここにいる」

「あなたを信じている」

「あなたを大切に思っている」


と伝え合う。


どんな言葉よりも深く、

「生きていていいんだ」という安心を、


心と身体で、見えない対話で、

お互いに届け合う。


触れられることで安心し、見つめられることで癒され、

抱きしめられることで、「愛」を身体が思い出していく。



セックスは、

ただの肉体的接触ではなく、

心と身体で共鳴し合う、究極のコミュニケーション。



言葉では届かない思いや、

長い時間の中で固まってしまった孤独までも、

静かに溶かしていきます。



だからこそ、

性を恐れず、恥じず、敬うことは、

自分自身の「存在」を敬うこと。



信頼して、感じて、受け取る。

そこにあるのは、「つながり」そのものです。



私たちは「愛されたい」と願いながら、

いつのまにか「愛されるのが怖い」と感じていることがあります。



頭では「大丈夫」と思っていても、

身体がまだ「怖い」「信じられない」と感じていることもある。



だからこそ、

セックスは信頼の再学習であり、

「もう一度、安心してつながる」ためのリハビリ。



セックスというと「挿入すること」をイメージする人が多いけれど、

それは「つながり方」のひとつの形でしかありません。


見つめ合うこと、抱きしめ合うこと、肌で感じ合うこと。

それだけでも充分に深いセックスです。



大切なのは、どんな形であれ、

「安心して委ね合えるか」「信頼を感じられるか」



挿入の有無ではなく、

「どれだけ心と身体が通い合っているか」が、

セックスという「愛の対話」の本質です。



あなたの身体は、

どんな愛なら安心して受け取れますか?


どんな距離感なら「心地いい」と感じますか?


その答えを見つけていくことが、

自分自身と深くつながる第一歩になります。



「手を繋ぐこと」からでもいい。

「ハグをする」からでもいい。



まずは、肌と肌で触れ合うことで、

言葉では届かない想いを届けてみてはいかがでしょう?





〇〇さんの人生に沢山の幸あれ!





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