高橋ゆりこです。
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前回配信したメルマガでは、
「いい妻を演じる」のは、
優しさじゃなく承認欲求で動く生存戦略だとお伝えしました。
これは生存戦略だから、選び直せる。
では、どうやって選び直すのか?
今日は、具体策について、お伝えしますね。
(次回のメルマガ楽しみにしています!っていうメールを多数お寄せ下さりありがとうございます!!!)
さて。
今から11年前。
心理学を学び始めた私は、ひとりで「察しないキャンペーン」を開催しました。
期間は6ヶ月。
当時の私は、人の顔色を窺うクセがありました。
誰かが不機嫌そうに見えるたびに、
「私のせい?」「どの発言がいけなかった?」と、
心の中でひとり間違い探しが始まる。
いま思えば、
これは私の愛着が作った「安全のルール」でした。
幼少期、家の中が安心安全ではない環境で育った私は、
ひたすら空気を読み嵐を避ける練習を重ねたことで、
私の神経系は、
「人の機嫌=安全の指標」と学習したんです。
そのため、当時の私は、
相手に対して、
「どうしたの? 私、変なこと言った?」「怒ってる?」としつこく確認しまくり、
その結果、
本当は怒っていなかった相手を怒らせてしまう。
毎回この繰り返し。
そりゃ疲れるってーーー笑
心理学を学び始めた私は、この自分のパターンに気づいて、こう決めました。
「6ヶ月、意地でも察さないで過ごしてやる!」と。
「私は気づいてなーい。私は関係なーい。知らない知らなーい。」
相手が不機嫌だと感じ取った瞬間、私は毎回この呪文を唱えました。
(古い「安全のルール」が鳴らす警報に、意思をもって「新しい合図」を返す作業をくり返すのです)
とある休日。
朝から夫が終始無言、長いため息、眉間のシワ。
(普段はよくしゃべるタイプ)
胸のあたりがザワザワ。
もともとの安全ルールが一気に起動します。
いつもの私なら、
ご機嫌とり→質問連打→勝手に落ち込む、の三点セット。
でもこの日はキャンペーン中。
私は、夫をひたすら放置しました。
深呼吸を3回して、呪文を心の中で唱える。
「私は気づいてなーい。私は関係なーい。」
いたたまれなくなったら、別部屋に行って、
深呼吸を3回して、呪文を心の中で唱える。
「私は気づいてなーい。私は関係なーい。」
午後になっても夫は無言。
心が折れそうになるたびに、また呪文を唱える。
すると夕方、
夫が何事もなかったかのように普通に話しかけてきたのです。
会話を合わせながら分かったのは、
夫が不機嫌そうに見えたのは、ただ仕事の考え事をしていただけで、私とは無関係だったこと。
(不機嫌そうに見えただけで、不機嫌じゃなかった)
私はいつも、勝手に察して、勝手に巻き込まれて、勝手に振り回されていただけでした。
なんというムダなエネルギーの消耗!
当時の私にひと言:
「ウザー!」(←自分に対してね笑)
この日を境に、私は、不機嫌に見える人をいじくらないことを続けました。
6ヶ月間やりきった結果、
今では不機嫌な人がいても、ほとんど気にならなくなりました。
もちろんゼロではないです。
でも、
自立した人間として、
「不機嫌でいる自由も尊重する」
これが境界線だなっておもっています。
私は長いあいだ、相手が不機嫌だと、
「私のせい?」「機嫌なおして?」といじくり回してきました。
これって、
「私のために今すぐ機嫌を直してよ」という、相手へのコントロール。
一見、相手へのケアに見えるけど、
実は、超~自己中。
相手の感情の所有権を奪い、
自分の不安を鎮めるために相手を動かそうとする行為です。
自分のことしか考えてない行動でした。
だから、うまく行かなかったんだよね。
<境界線の原則>
感情は持ち主のもの(相手の不機嫌=相手の課題)
私は私を整える(不安の処理は私の課題)
お願いはOK、強要はNG(リクエストはするが、結果は相手の自由)
相手の不機嫌を直させるのではなく、存在ごと尊重する。
そのうえで、自分のニーズは私の言葉で伝える。
これが「察しないキャンペーン」のコアでした。
このキャンペーンのあと、私は、シンプルな一歩を重ねていきました。
友だちから誘いが来たとき、出かけたい場所やコトが生まれたとき、
夫の顔色をうかがわない。
自分のタイミングで伝える。
を心がけて、
「〇〇に行ってくるね。」とだけ伝えるように変えました。
それまでの私は、
「〇時には帰るから、作り置きしておくから、だから行ってもいい?」
という伝え方をしていました。
「行ってもいい?」と聞くと、相手は「審査(YES/NO)モード」に入る。
「行ってくるね。」は「合意形成モード(段取りどうする?)」に入る。
同じ外出でも、会話の土台がまるっと違います。
私は、それまで無意識に許可を取りに行っていた。
ここに気づいて、許可を取りに行くのをやめました。
「行ってもいい?」と聞いていたころは、
それこそ舌打ちで返されたりしていましたけど、
「行ってくるね」に伝え方を変えてからは、
びっくりするくらい、すんなりと出かけられるようになりました。
そして、もうひとつ。
以前の私は、出かけるとき、
帰宅時間を細かく決めたり、作り置きをしていました。
子どもの着替えや寝間着なども、ぜんぶ準備してから出かけていました。
私がいなくても不便が無いようにしっかり準備しても、
夫から何度も連絡が来たりして、落ち着いて外出を楽しむことができませんでした。
この準備も、
機嫌取り、恐れの表れ。
純粋に夫や子どものためにではなく、
「せめて悪く思われないように」
「文句を言われない条件を先に満たしておきたい」
という、
機嫌取り=コントロール だったんです。
なので、出かけるとき私は、
「終電までには戻る予定です。変更あれば連絡するね。」
とだけ伝えるようにしました。
食べるものも、着替えも、何も用意しない。
自由に好きなように食べて過ごしてくださいと、夫にすべて委ねる任せる。
そうしたら、外出中は頻繁に連絡が来ていたのに、
まったく来なくなりました。
人の心理って、ほんとうにおもしろい。
私が行った生存戦略の選び直しは、
1.気づく。
胸のザワザワ=古い安全ルールが起動した合図。
2.整える。深呼吸を3回して、呪文を唱える
「私は気づいてなーい。私は関係なーい。知らない知らなーい。」
3.選ぶ。相手の機嫌や感情は相手に任せていじくらずに尊重し、必要なことはシンプルに伝える。
許可と迎合をやめて、
宣言と合意で、関係を作り直したことで、
私は、私の人生のハンドルを私に戻すことができました。
相手の機嫌に注目するのをやめてみよう。
恐れの段取りをやめてみよう。
その一歩から、人生は大きく変わって行くから。
〇〇さんの人生に沢山の幸あれ!
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