では、
お尻に意識を向けてみてください。
どんな感じ?
椅子に座ってるなら、座面の感触は?硬さは?温度は?
立ってるなら、お尻に力は入ってる?緩んでる?冷たい?暖かい?
足裏に今度は意識を向けてみて?
どんな感じ?
裸足?靴下はいてる?靴を履いてる?
どんな感覚?どんな感触?
お尻や、足裏は、
24時間365日、常に何かを感じ取っている。
だけど、
こんなふうに私たちがそこに意識を向けてあげない限り、
何を感じ取っているのか?を認識することができない。
私たちは、身体の感覚で感じ取っているものを、
【脳に伝える】ことで、「認識」できています。
この、
【脳に伝える】回路は、使わないと、どんどん退化していきます。
感覚は、使わないと、どんどん鈍くなっていく。
でも、
鈍くなってしまった回路であっても、
くり返しくり返し、そこに意識を向けて、この回路を使ってあげることで、
どんどん神経が太くなっていきます。
五感は、
くり返し訓練することで、
どんどん磨いて行けるし、どんどん感度を上げていくことができる。
なので、
感情解放レッスンでは、
毎日五感チェックに取り組んでもらい、毎日身体を緩める時間を設けてもらい、
五感を取り戻す訓練に取り組んでもらっています。
未消化な感情は身体に蓄積しているので、
不思議な体験をする受講生さんも多いです。
たとえば。
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お風呂上がりにドライヤーで髪を乾かしながら、頭皮の感覚に集中してみました。
熱くてくすぐったいけど、心地よさがありました。
後ろの方を乾かしながらゆっくり手で髪を撫でていると、急に寂しいような気持ちが込み上げてきました。
母にこうやって髪を乾かして欲しかった、もっと手をかけて貰いたかったという思いがありました。
寂しい、もっと手をかけて貰いたかったという思いを感じていると、涙が込み上げてくるような感じがしました。
しばらく感じていると消えていく感じがして、母が私の髪を結んでくれている様子を思い出しました。
毎日朝出勤前に私の髪を結んでくれていました。
三つ編みにしたり編み込みにしたり、いろんな髪型にしてくれました。
髪を乾かしてくれた思い出はなかったけど、忙しかったのに私に手をかけて大切にしてくれていたことを思い出して、あたたかい気持ちになりました。
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ドライヤーをかけているときに、頭皮に意識を集中して感覚をしっかり感じ取ったことで、
お母さんがいろんな髪型にしてくれたときに、髪を触ってくれた感覚の記憶が、
呼び覚まされたのですね。
五感を磨く訓練では、
辛い記憶が出てくることもあるのだけれど、
意外とあったかい記憶が出てくることも多いのです。
たいてい「愛されていない」と思い込んでいるのは、思考(頭)。
身体は、ちゃんと「愛されていた」ことを知ってるし覚えてるの。
五感を磨く訓練で、
「愛されていた」感覚を思い出してくださる受講生さんがとても多いので、
私もすんごく嬉しくなります。
五感を磨く訓練では、発見もたくさん。
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通勤途中、聞こえる音に意識を向けてみた。
交通量の多い道路を通るので車のエンジン音、すずめがチュンチュンと鳴いている声、自転車のブレーキ音、小学生の声、同僚が後ろから追いかけてくる足音と息づかい、自分の足音。
こんなに色んな音が聞こえているなど意識しなければ気が付けなかった。
普段は今日の予定を考えながら歩いているから。
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マッサージされている箇所に意識を集中させて、受けました。
じんわり気持ちいい。のびて気持ちいい。軽く押されて痛い。手の温かさを感じる。ありがたい。
終わってスッキリ!
いつもはマッサージされながら「夜ご飯何にしよう」「この歌なんだっけ?」「このあとスーパー行って、薬局行って…」などなど意識がどこかに行ってました。
なんてこった…と思いました。
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お風呂では湯船に最初に入った時の温かさが気持ちいい。
しばらく入っていると慣れてきてしまうんだけど、手足に意識を向けるとそこがまた温かく感じて不思議。
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お風呂の中で五感に集中、やってみました。
入浴剤の香り、換気扇を切ったので静か。無音好き。
湯船に浸かっていると温かいお湯が出てきたのを足で感じ、あったかい幸せ。ひざがお湯から出ていたので触ったら冷たい、温めよう。ほっとする。
いつもは湯船に浸かりながら、ご飯のことや翌日の予定など考えていて、今日は意識に集中して入ったら、満足感が全然違いました。すごい!
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湯船に浸かっている時に各部位に意識を向けてみました。
意識を向けている部位が温かく感じ、次の部位に意識を移動したら、またその部位が温かく感じて面白かったです。
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夕方、自宅の窓から景色を見る。
白樺の葉がこの間よりも増えている。
桜が散り始めたと思ったら、あっという間に新緑の綺麗な季節が到来。
少しワクワクした気持ちと、桜の季節の終わりを感じて寂しくもなる。
山を見ると手前の山の雪がなくなっていた。
でも遠くの山はまだ雪が残っている。
風が随分と暖かくなってきたのは雪がなくなってきたからかなと思い、こうして季節を感じることができることが嬉しくて感謝の気持ちが溢れた。
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身体が感じ取っていることに意識を向けて、感じていることを認識する。
ただこれだけのことです。
だけど、めちゃくちゃ大切なことだということが、伝わるでしょうか?
自分の五感にしっかり意識を向けることで、
日常が、ものすごく豊かになるの、伝わるでしょうか?
せっかく「人間」として生まれて、「肉体」を授かっているのだから、
肉体で感じている「五感」をしっかりと感じて生きることは、
私たち人間の使命だと、私はおもうのです。
ここで、大切なことがひとつ。
「感情」を言語化するのではなく、