配信日時 2025/03/08 19:01

不登校から社会と繋がるきっかけ。

〇〇さん、こんにちは。

高橋ゆりこです。


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篠原信さんという方をフォローしていて、日々発信してくださる内容を読んでいます。

https://www.facebook.com/shin.shinohara



文章がものすごーく長い方なのですが、

とにかく視点や切り口が独特で、ものすごく共感や感銘を受ける発信が多いんです。

(ほんとうにものすごーく長くて、疲れているときは途中で最後まで読むのを諦めてしまう日もあります!笑)


先日、篠原さんのこの投稿がタイムラインに流れてきました。

(この投稿は、篠原さんにしては、かなり短めです)


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うちの塾に「何とか孫を助けてもらえないだろうか」と相談しに来たおばあちゃんがいた。

その子は不登校になって長く、家庭内暴力も振るうようになり、「このままでは一家心中してしまう」と、すがる思いで来られた。

この案件は、父が担当してくれることになった。


行くと、バットを振り回してテレビが破壊され、えらい惨状に。

しかし父はそのことは全部スルーして、その子としばらく歓談した。

散髪にもいかないから腰まで髪が伸び、手指のツメを切らないから魔女のようにグネグネと伸びて。


父はそれらの様子を面白がり「お前スゲエなあ!どれだけ切ってへんねん!」


やがて昼の時間になり、

「腹が減ったな。インスタントラーメンでも作ろうか。お前も手伝え」

自分を拒絶せず、説教しようともしない大人に興味を持ったのか、素直に手伝い出した。


しかし包丁を持ったことがない。

父はネギの切り方を教えて、一緒にラーメンを食べた。


何日か、その子に話しかけては昼に一緒にラーメンを作ることを繰り返していた。

すると、親からどれだけ言われようとも切らなかったツメをある日、自分で切った。

「具材を切るのに邪魔だから」と。


ツメを伸ばす楽しみより、大人と一緒にラーメンを作るほうが楽しくなったらしい。


やがてうちの塾に通うようになった。

というか、うちに一緒に住むようになった。

家庭内暴力は収まらず、このままだと死人が出かねないということでうちに預かることに。


ところが面白いことに、うちでは借りてきたネコのように大人しい。

自分からよく手伝い、明るくなってきた。


この子に父はよく旅の話をした。

というのも、この子は小学校低学年で不登校となり、中学生になるまでずっと家に引きこもっていたため、家族以外の人と知り合う機会がなかった。


世間には君を受け入れてくれる人がいるんだよ、ということを知るためにも、旅がいいだろうということで、父は若い頃に重ねた一人旅の面白エピソードをたくさん話して聞かせた。


その子が自宅に戻ってしばらくすると、その子が姿を消したと連絡があった。


向こうの家は大騒ぎ。

しばらくして戻ってきて判明したのは、いきなり南港で船に乗り、一人旅をしてきたという。

私と父は大笑いした。


その子はそれですっかり自信をつけたのか、今度は北海道に自転車での一人旅に出かけた。

北海道にはライダーハウスという格安で泊まれる宿がある。

そこの端っこでじっとしていると、「おいで」と誘われ、一緒に食事をしながらの歓談の席に。

それがその子にはとても居心地のよい空間だったという。


誰も自分に発言を強制しない。

からかったりもしない。

でも、話の輪の中の一人としてみんなが認めてくれている。


そうしたホンワカした柔らかい空気に包まれることにすっかり魅了され、その子は北海道の旅を続けた。


お金がなくなるとホテルのベッドメイキングなどの裏方の仕事をしてバイト。

その真面目な働きぶりを認められ、ホテルの社員に。完全に北海道に住み着いてしまった。

裏方の仕事を嫌がらずにこなすので高く評価され、フロントで働くように勧められたら「人前に出るのはイヤ」ということでそのホテルを逃げ出し、別のホテルで裏方として働いている。


旅に出る前に、父や私のような「拒絶するどころか面白がる」大人と出会ったことが、一つの契機になったのかもしれない。

しかし父や私だけでは、世間の中の特殊事例に出会っただけかも、という不安はぬぐえない。


しかしその子は旅に出て、自分を受け入れてくれる第三者と結構出会えることに気がついた。

そのことが、家を出て社会に出る大きな力になったのだと思う。


旅はリスクもあるが、自分を変える大きなきっかけになるように思う。


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いかがです???


篠原さんは、ご自身の体験や見聞きしたことの見解を、さらりと当たり前のように発信するのですが、

たびたび、私の心のすごく奥に深く入ってくるんです。


篠原さんは、子育てや子どもとの関わり方について、たびたび発信されていますが、

一貫して、


子どもの行動ではなく、子ども自身(特に内面)に興味を持つこと


に軸を置いていることが伝わってきます。


しっかり子ども自身に興味を持って、全力で驚いたり面白がったりする。

この姿勢が、たくさんの子どもたちを救ってきたんだなっておもいます。


この投稿でも、お父様の対応によって、


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親からどれだけ言われようとも切らなかったツメをある日、自分で切った。

「具材を切るのに邪魔だから」と。

ツメを伸ばす楽しみより、大人と一緒にラーメンを作るほうが楽しくなったらしい。


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ここ、ほんと胸に深く入ってくる。

そう。そういうことなんだよねっておもう。


やりたいとおもうこと、興味を持つことが、子どもの中に芽生えたら、

子どもは自ら行動するし、成長し変化していく。


どれだけ親から言われても切らなかった爪を、具材を切るとき邪魔だから切るという、この子の行動は、もうほんとうに真理が詰まってるって感じます。


うちの長男が不登校になったとき、私は母親として、ひたすら長男が回復できる環境を作ることを全力で最優先しました。

エネルギーを奪うことをできるだけ減らし、充電できる環境をひたすら整えていきました。


長男は、昼夜逆転し死んだ魚の目でひたすら起きてるときはゲームという状態が2ヶ月続きました。


でも私は、その状態を変えようとする関わりは一切せずに、ひたすら好きなように自由にさせていました。


2ヶ月半くらい経ったころ、ある程度エネルギーがたまってきて、長男は、手持ち無沙汰な感覚を感じるようになってきた様子が見受けられました。


そのころ、ゲームのライブチャットで出会った、見ず知らずの大人(大学生やプログラマーや不規則な変わった職業の大人)と、日々やりとりをしていたようです。

(のちに長男本人が話してくれて知りました)







そしてもうひとつ。


動けない状態になっている子どもにとって、

「自分を受け入れてくれる第三者」になることを心がけてることも伝わってきます。





旅に出る前に、父や私のような「拒絶するどころか面白がる」大人と出会ったことが、一つの契機になったのかもしれない。

しかし父や私だけでは、世間の中の特殊事例に出会っただけかも、という不安はぬぐえない。


しかしその子は旅に出て、自分を受け入れてくれる第三者と結構出会えることに気がついた。

そのことが、家を出て社会に出る大きな力になったのだと思う。








〇〇さんの人生に沢山の幸あれ!



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