嫌われないようにするために、
怒られないようにするために、
不機嫌にならないようにするために、
「気遣いをする」
これって、
自分の不安を避けるため、要は自分を守るために、相手をコントロールする意識です。
だから、マイナスに作用しやすい。
自分の不安を避けるために、相手に気を使って、
相手の機嫌や自分に対する感情を、
自分の安心のために、自分をよく思われる形にさせようとする意識ですから、
一見「気遣い」って相手のためのように見えますが、実はかなり自分本位でわがままな意識です。
そのため相手は、
頭では明確に認識していなくても、感覚として居心地の悪さを感じたり、
相手に対する信頼感を持てなかったりします。
そりゃそうよね。
「あなたのために」という体で、
「自分の安心のためにこちらを操作しようとしてる」
わけだから、
そりゃ不快に決まってる。
え?なに?
あなたのためにとか言ってるけど、
自分のためにやってんじゃん?
恩を着せてこないでよ。
ってなるのは当然です。
もちろん、無意識下のことなので、
こんな風に明確に言語化できないし自覚もありませんが、
何とも言えない不快感や抵抗感を相手に抱きやすいんです。
「気遣い」って、
えてしてこういう構図になりやすいので、マイナスに作用しやすい。
一方、「心遣い」は、
嫌われないためにではなく、
怒られないためにではなく、
不機嫌にさせないためにではなく、
純粋に、
「心地よく過ごして欲しい」
「相手に喜んでほしい」
などの、
相手の心地よさ、気持ちよさを願う、相手のプラスを願う気持ちで行うことが「心遣い」です。
「私が相手のためにしたいからする。」という気持ちで行うものなので、
たとえ相手が心地よく過ごせなかったとしても、
たとえ相手が喜ばなかったとしても、
相手に対して、自分の望むリアクションを求めない。
という形が「心遣い」です。
この形であれば、プラス意識なので、プラスに作用します。
でも、多くの場合は、
「心地よく過ごして欲しい」
「相手に喜んでほしい」
という気持ちで、自分がやりたくてやっているだけなはずなのに、
相手に望むリアクションを求めてしまいがち。
「せっかくあなたのためを思ってやってあげたのに」
「私のおかげでこうなってるのに」
という思いを抱いてしまいがち。
これは、自分の望むリアクションを相手に求めるコントロールの気持ちなので、
マイナスに作用してしまいます。
私は、この「気遣い」と「心遣い」の違いを、心理学を学び始めた7年前に知ったんです。
41才のときです。
この知識を得て、自分の実生活の中で、実験・観察・検証を何度も積み重ねて、
ようやく体感として、なるほど!!!って腑に落ちて身についたんですよ。
それを、
まだ26才の杉野くんが、サラッと、
「気遣いと心遣いは、また別だと思います。
心遣いは常に必要だと思っていますが、『気遣いはどうなのかな?』って。
と思いつつも、気遣いをめちゃくちゃしてしまいます…。」
って言えちゃう。
気遣いはマイナスだとも分かっているし、
その上で、気遣いをめちゃくちゃしてしまう自分のことを、自覚できている。
めちゃくちゃスゴイことです。
「知ってる」と「できている」は違うので、
知ってるだけでは、それがしっかり身についているとは言えないですが、
できていないことを【自覚】できていれば大丈夫。
自覚できてなかったら、修正のしようもないけれど、
自覚できていれば、必ず変えられるから。
見えていない、気づいていないのは、存在しないのと一緒。
見えている、気づいているならば、存在を認識しているということ。
全然違うんです。
杉野くんは、
物事に対しても、自分に対しても、
齢26才にして、かなりフラットな視点で見ることができていて、
本当にしっかりと、
今を見つめて、自分を見つめて、生きることを積み重ねているんだろうなと感じます。
杉野遥亮沼に落ちたのは、演技力とビジュアルがきっかけでしたが、
内面を知れば知るほど、さらに深い沼に落ちてしまう。
杉野遥亮って一体何者???
というわけで、
「気遣い」と「心遣い」は別物です。
相手のためにやってあげてるのに、
相手に届かない。
相手に伝わらない。
思うような結果が得られていない。
と感じている場合は、
「心遣い」ではなく「気遣い」になっている可能性が高いです。
自分が「どういう意識で」相手のためにと思ってやっているのか?
ここをしっかり見てあげるといいですよ。
〇〇さんの人生に沢山の幸あれ!
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高橋ゆりこ
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