配信日時 2021/10/13 12:00

死んでてよかった。

〇〇さん、こんにちは。

高橋ゆりこです。


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何かすごいタイトルですが…笑


今日のタイトルは、

先月、姉妹のように育った親戚のお姉ちゃんとの会話で出た言葉です。



母は、国際結婚で、

台湾から昭和40年代の日本に嫁いで来ました。


結婚した当初は、

嫁いできた家で辛い目に遭うことが多く、

私を産んだ後もそれは続きました。


そのため、

赤子や幼子だった頃の私を連れて、

徒歩数分ほどの親戚のお宅に、

しょっちゅう裸足で逃げていました。


一度逃げると、

2ヶ月ほど匿ってもらって、また家に戻る、

ということをくり返していたことは覚えています。
 

子どもだった私には分からないけど、

その間、大人の間で何か話し合いがなされたんでしょうね。


私が小学4年生になるくらいまでは、

年の3分の1くらい、

私はこの親戚のお家で暮らしていました。


そこのお家には、

私より2才上のお姉ちゃんがいました。


私が赤ちゃんの頃から、

妹のようにかわいがってくれて、


小学校にあがってからも、

いつも一緒のベッドに寝てくれていました。


私は心から信頼していて、姉妹のように育ちました。


先月、

このお姉ちゃんのお家に、

おすそ分けを届けにいったときのことです。


とうもろこしを渡しながら、会話をしました。


「長男、転学することになったよ。」


「へーそうなんだ。どこに行くの?」


「ネットで通学できる高校なんだ」


「いいじゃん!長男に合ってそうだね。」


「うん。合ってるといいなー。」



「もし、ゆりちゃんのお父さんとお母さんが生きてたらさ。

こうは行かなかったよね。

首根っこ捕まえて、長男を引きずってでも学校に行かせそうじゃん?

転学なんて絶対許さなかったに違いないよね。」



「確かにー!!!!絶対にそうなってたとおもう!間違いないわ!」



2人で声を合わせて、


「死んでてよかったー。」


2人して、ゲラゲラ笑いました。



酷い。

なんちゅー会話 笑



でも。

本当にそうなんです。


父も母も、もし生きていたら、

絶対にそうなっていた。


長男は相当追い詰められて、逃げ場を失っていたかもしれない。


100歩譲って、

父は真摯に話せば理解してくれる可能性はある。


でも母は、

1万歩譲っても、理解は示さない確信がある。


生まれてからずっと苦労の連続だった母は、

とても頑なだったし、


母が思う幸せの形に、

ものすごく強い思い入れを持っていたから。



やはり、この世界は完璧。

うまくできているね。

 
実の親に向かって本当に申し訳ないけれど、

ほんとうに2人共死んでてよかった。


長男のことだけではなく、

私自身が、


両親が亡くなったことで、


私はどう生きたいのか。

私は何を大切にして生きたいのか。


自分と真摯に向き合うことができた。


親がどう思うか?とか、

親の期待に応えなければ、

という意識から開放された。


亡くなったことは悲しかったよ。

今でも寂しいよ。


だけど、

やっぱり死んでよかったって思う。


父も、母も、

自分の人生を本当に真剣に生きた。


自分が大切にしたいと思う者たちを、

命を懸けて全力で大切にして生きた。


その姿を私はずっと近くで見てきた。


だから、

父や母の意志とは違う選択を、

もし私が選んだとしても、


私が大切にしたい者たちを、

親とは違う形で、私は私の形で、

全力で大切にして生きるなら、


父も母も応援してくれると思うから。



このことに気づいてから、

今まで以上に感謝を込めて、

お仏壇のお水やお供えをしています。



死んでてよかったとか、

親不孝なことを考えるような娘だけれど、

でも、怒ってないと思います。


そんなことでは、

父も母も怒らない。


それも確信がある。


子どもや孫が幸せに生きていることを、怒ったりはしない。


むしろ、

「相変わらずひでーこと言うクソ娘だな、あんにゃろめ。」

って笑って見守ってる気がする。


まぁ、私都合の希望的観測ですが、


自分の人生を、

自分の責任で、

幸せに生きていくならば、


希望的観測でも、妄想でも、何でもいいのだ。







〇〇さんの人生に沢山の幸あれ!

 






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