配信日時 2019/06/04 18:00

内田博史のブログに書けない話No7

〇〇 さん 

内田です。

メルマガの7回目だ。   
 
前回のを見逃したならコッチを見てくれ。

https://1lejend.com/b/JqOwIRnMxvXz/


さて。 前回は、相場師列伝に出てくる相場師のほとんど
が、悲惨な末路で終わっているのに



ジョージ・ソロス 
ネイサン・ロスチャイルド
山崎種二


この3人は、最後まで幸せな人生を送り子孫も繁栄
しているって話をした。 

んで、悲惨な末路の連中とこの3人は何が違うのか?

派手なエピソードに秘密はなく、その派手なエピソード
の前に、どうやって 勝負するタネを作ったのか?


これが非常に大事な話になってくるが、調べたら


なんと、この3人には共通点があったんだよねぇ
と言うワケで今回の話になる。




たまに聞かれる事がある


内田さんは息子に自分の跡を継がせたいか? 

なんて事をだ。


俺は継がせたくない、トレーダーなんてロクなもんじゃない。


サラに、トレーダーとして成功する確率は絶望的と言って
いいほど低く自分の息子が、トレーダーとして

成功する確率に賭けるくらいなら、相場に手を染めるな
絶対に、何もするなと言うだろう。

ただし、先の3名が やっていた事だけをやるのであれば
大賛成だし、中学生くらいで、やり方は教えようと思っている。


あー その前に 子供を作らんといかんな・・・ 
アチコチで予行演習はしているのだが・・・ まあ 話を戻す。

また、母親の老後の資金を使って、トレードをするか? 
と聞かれれば 絶対にNOである。 

絶対に無くしてはいけない金で、上がるか下がるか?の
ハンチョウ博打なんてとんでもない話だ。


トレードは博打である。 誰が何と言おうが博打だ。


しかし、これもまた・・・ 先の3名と同じ事だけをする
のであれば、母親の老後の資金を使っても良いと考えている。

ジョージ・ソロス 
ネイサン・ロスチャイルド
山崎種二


この3人に 共通する事なんだが、相場を張って成功した
がその前に、そのタネを作るまでは


「裁定取引」 をしていた って事だ。


裁定取引ってのは 別名では アービトラージとか
さやとり といわれているものだ。

株で似たような値動きの銘柄でサヤを取ったり
商品先物で限月間のサヤを取ったりしたり

同じ商品でも市場が違うと値段が違ったりするので
安い方で買って、高い方で売る って事をやる。


こういった取引のことを裁定取引って言うんだ。

普通に相場を張る事を 片張り って言い方をする


上がると思えば買うし、下がると思えば売る。


しかし、裁定取引の場合は 両建てになるので

値動きはあまり関係ない、上に行こうがしたに行こうが
ヤサの動きが大事なのであって、下がろうが上がろうが全く関係がない。 

株で違う銘柄でやる場合は、そうではないが
同じモノを取り扱うと、勝率は理論上100%になる。


理論上って言ったのには理由があるので、後で説明する。


裁量トレーダーである俺が何で「裁定取引」の話をしているのか?
不思議に思うヤツもいると思うから理由を説明する。

昔の相場師は修行で、どっかに弟子入りするとまず やらされたのが、
売りの練習で次に サヤトリとなり うねり取り って順番になる。


今回は売りの練習の話は割愛するが、何で片張りの相場師
の修行で、サヤトリをやらせるのか? って話だが


サヤトリをしていると、上がろうが下がろうが関係ないので
当てようとか、上手くやろう という気が起きない。


これが非常に大事な思考習慣である。


これが、その後に行く 「うねり取り」をする時に
非常に役に立つ習慣となる。


ほとんどのヤツは、当てようとしてヘタを打つ。


当てようとして当たらない って事を理解させるより
最初から当てようと思わない習慣が身につくほうが楽なのだ。

サヤの値段を記録する事により、売買日記をつけるクセが
自然と身につく。 サヤのグラフを書くことにより

グラフをつける習慣が身につく。 なるほどなあ・・・

と思ったものだ。 コンピューター化された今の時代では
うねり取り だの グラフ書き ってのは流行らない。


やるヤツは、まずいないと言ってもいいだろう。


しかし、時代が変わっても原理原則と言うものは変わらず
人の心理も変わる事はない。


だから、トレードで勝てません って悩んで
このメルマガを必死こいて読んでいるおまいにも

サヤトリの話をしているんだ。 裁量トレーダーとして
裁量トレードをやるのを反対しているワケじゃない

ただ、裁量トレーダーとして成功するのに必要な習慣や姿勢や思考が 
サヤトリをすると自然と身につくって事を言いたいのだ。


俺も、ここ2年くらい裁定取引で悪くない利益をあげていた。


欧米では裁定取引のことを「フリーランチ」 ただ飯 と
呼ぶらしい。

相場を読みきって、取れた時の醍醐味はない
地味に小銭がチャリンチャリン って感じである。

では次回は、実際に俺がやっていた裁定取引の話をしようかと思う。
 



管理人 内田博史




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