配信日時 2019/04/10 22:45

内田博史のブログに書けない話 No3

〇〇 さん 内田です。

メルマガの3回目だ。   
 
前回のを見逃したならコッチを見てくれ。


https://1lejend.com/b/JqOwIRnMxvXz/


前回のまとめ。

確率を発生させる行為の事を「試行」と言う。

確率が現れる現象を「確率が収束」すると言う。

確率を収束させる為に必要な、試行の回数を 

「試行回数」と言う。



前回のおさらいをしたところで


勝率が50%で 勝つ時は1.1以上 負ける時は1


と言う システムであれば、試行回数を重ねれば

トータルで儲かる。 50%の確率が収束するまで

続ければ結果として確実に儲かる。 

ちなみに50%の確率が収束するのに必要な試行回数は 


384回



勝率が30%だとした場合 

勝つ時は3で 負ける時は1 であればトータルで

儲かると言う事になる。 

ちなみに30%の確率が収束するのに必要な試行回数は 


896回


ルールは固定して使い続けないとトータルで利益に

ならない って事の理由がこれだ。


さて、では これをトレードに置き換えたら 

明日からトータルで勝てるようになるのか? って

話になるが・・・ 


安心してくれ、そうはならない。 


ギャンブルの場合は、確率がキッチりと出ている。

サイコロなら 16.6% とキチっと出ている。 

ルーレットであろうが、パチスロであろうがパチンコ

何であろうが確率はキチっと出ている。





しかし、トレードには それが ねぇーんだよ。






このチャートパターンの場合、何パーセントの確率で

上がるだの下がるだのと言ったモノがねぇーのよ


このオシレーターの数値をコレにしたら、勝率が

こうなる なんてモノも存在しない。 



たった一人のトレーダーが チャートを崩せるし 

チャートを動かしちまうくらいのタネのあるヤツが

ボリンジャーバンドを気にしてなければ、ボリンジ

ャーバンドは ワークしない って事になる。

誰も 上値抵抗線を気にしなければそれはワークし

ない。  さらに、ギャンブルはオッズが決まって

いるが、 トレードでは決まってない。 




毎回、市場参加者が違う状態で、同じに見えたとし

ても、同じ事象は絶対にないのである。 




だったら、何故トレードは確率のゲームと言うのか?

厳密に言うと確率のゲームではないんだが、確率で

考える 言い換えるとトータルで考える って事が

必要になってくるし、他に表現のしようがない。 



ルールを作るにしても、指針となるモノを作る都合

どうしても、過去に起きた事を参考にするしかない。

人間の心理は、今も昔も 大した差がないので

過去に起きた事が何度も繰り返される。 


だから、それと同じ事が起きるとしたら、こうすれば

波に乗れる。 ってモノを考えるしかないわけだよ。

それに、確率が存在しその確率が収束する試行回数

をこなせば、トータルで勝てるのか? って言うと



そもそも、収束しないかもしれないんだよ。



昨日までワークしていたのが、今日からワークしなく

なるなんて事が起きるゲームだ。

だから、確率のゲームと言っても ギャンブルの

それと同じように考えると、絶望するだけになる。





さて・・・ 困った・・・ どうしようか? 




何を指針にしたらいいんだ? 


チャートの心理を完全に読み取って、100発100中

なんて事は無理だ。 テクニカルもそもそも確率が

収束しないかもしれない・・・・


でも・・・

他に考える方法がないから、仕方なく 確率で考える


それしか方法がないんだよ ってあきらめるんだわ。


それだって、感情のままや、噂やニュースで飛びつき

買いをするよりはマシな結果が出る。


そこで、確率が収束しないかもしれないが、ルールを

作る。 母集団を統一するしかない。 

一定期間 使い続けるしかないから使っている。 

収束しないかもしれないが、収束した場合には利益に

なる。 では、どうなったら収束しないと判断する?

言い換えるとどうなったら、このルールはダメと判断するか?

って事だ。その基準を決める。例えば最大ドローダウン

の3倍なら、これはワークしなくなったと判断する

とか、コレは自分で決めないといけない。 


価格を動かすのは、集団の心理なので、機械的に確率

が出るモノではない。 そこで、心理を考えるって

事を取り入れないといけない。 



価格が大きく動く時と言うのは、「驚き」が必要だ。

言い換えると「サプライズ」「ありえねぇぇぇぇ」

って思わず叫びたくなる事態だ。 


ここで考えてみてくれ、トレード本に載っている

チャートパターンで 多くの人間がそれに気がついた

とする。 誰が見てもWボトム誰が見てもトライアングル

それが、そのまま 行った場合に


「ありえねぇぇぇぇぇぇ」 が起きるか? 


コレを考えてみろ。 


んでな・・・「ありえねぇぇぇぇぇ」が


起きる場所 ってのは 共通点があるもんなんだよ。



それは


教科書どおりのチャートパターン 使い古された

パラメーターのシグナルではないんだよ。

この共通点ってのには俺は、確率が存在すると思う。


だから、これを探す事だ。


「ありえねぇぇぇぇ」 が起きる場所をどう探すか?


これはスゲー簡単だ。 売買を見返せばよい。

これは次回に話すことにする。



本日のまとめ


確率のゲームと言っても、収束しない場合がある。

収束しないかもしれないけど、確率で考えるしかない

ので「確率のゲーム」と言っている。 

チャートパターン パラメーターなどで確率は見つ

からないが、心理の要素を取り入れると

共通点は見つかる。 



管理人 内田博史


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