配信日時 2019/08/01 14:51

プロとしての誇りと維持だけで食っていけるか!?

〇〇さん


こんにちは、中島です。

ここ最近文章と関係ない記事を書くたびに

たくさんのメッセージをもらいます。
(フ・ク・ザ・ツ・な想い・・・)

読者ターゲットを絞り切れていないという

マーケティングとしては最悪の結果そのものですね(笑)



こんなんだから稼ぎが悪いとののしられる始末なんですが、

でも、反応があることは書いてる人間として何より嬉しいです。

無反応ほどつらいことはありません。



なので応援メッセージはもちろん、

批判も含めて何らかのご意見ご感想どしどし待ってます。

成長するにはやり合わないといけませんから。



ココナラというサイトをご存知ですか?

僕は主に電子書籍の表紙デザインの発注に使っています。

僕の著書ページ↓↓を見てもらうと
https://www.amazon.co.jp/-/e/B079WS4FYG
(うまい宣伝の仕方、、、上手くない?すいません><)

ココナラに登録していたデザイナーさんの作品が

所狭しと飾られています。



どうですか?

僕としては十分すぎる出来だと思っています。
(文章術の本やマンガは出版社サイドがプロのデザイナーさんや漫画家さんにお金払ってる分です。それ以外の本です。)

なんと、、、1000円です。

ポイントとか使えるので実際にはそれ以下で発注可能ということです。



悪しきこともあって、

奥さんがココナラを通して発注した方は、

プロとしてのクオリティのないLPが出来上がったそうです。

それでそのことを指摘すると逆切れされてトークも閉鎖された、とか。

まぁ自営業者としてあってはならない行動ですが、

安値だとそういうことにも遭遇します。



僕は値段と価値は基本的には合致すると考えています。

でもここ最近依頼したココナラ登録者のデザイナーさん方は

出来上がった作品のクオリティ、

メールでの迅速な対応や言葉遣いや丁寧さ

はっきり言って、1000円では安すぎる、

素晴らしい対応でした。



1万円以上、いやもっと価値はある、と心底思ってます。

じゃあ払ってやれよと思われるかもしれませんが、

彼ら側から「1000円で提案」

と売り出しているのを僕が買っているのです。



あまりにも不思議だったので、

この前思い切って聞きました。

「あのー、なんでふつうにクオリティ高い作品を

失礼ですけど、こんなに安い値段でやってるんですか?」



「そうですよね、よく言われます。

ただ、知ってもらいたいという宣伝の意味も含めてこの価格で提供しています」



すばらしい!と一瞬感じましたが、

「それじゃ自営業で食っていくのはむずかしくなる」

と一瞬ですばらしいという考えを否定しました。



この方の考えがわからなくなはいです。

でも、一度1000円で依頼したら、

次からも僕は1000円の認識をしてしまいます。

たとえ1万円、5万円、10万円以上の価値があっても、

仮に2000円になったら、ものすごく高く感じてしまうんです。



値決めってじつは一番難しくて、

最も重要です。

僕は自営業を始めてから今まで値下げしたことがありません。

やってきたのは値上げだけです。

それで10年やってこれたんだと確信しています。


知識と経験値と作る作品のクオリティが上がれば価値は上がります。

時間を経るごとに価格が下がるはずないんです。


自分の価値を安く見積もって、

その安い価格で一度でも提供してしまうと、

僕と同じようにお客さまは「1000円の人」

と認識してしまいます。



ポータルサイトに登録するのを否定するわけではありません。

集客力のあるサイトに登録するのは、

Amazonでも楽天でも、メルカリでも、このココナラでも

当然ですよね。



でも、ワンクリックで他社と比較されます。

他の人と価値が全く違っても、

そこに登録している他の人と並列で比べられちゃうんです。



だったら安い方で買いたい、依頼したい、

ってなりますよね。

もちろん販売する商品、サービスにもよります。



クリエイターがポータルサイトで勝負すると

かなりしんどくなるのは目に見えています。

僕は一切のポータルサイトに登録していません。

どこかのポータルサイトで「代筆いかがっすかー?」

と売り子をしたことも一度もありません。



その理由は他と比べて欲しくないからです。

世界に一つだけの作品を作ってる

カッコつけていっちゃうとプロとしての誇りと意地です。



「意地と誇りだけで飯が食えるか!」

と先輩方からおしかりを受けそうですが、

その言葉も身に染みています。

体感しているのでよくわかります。



それでも、と。

意地と誇りを捨ててしまったら、

もうプロではなくなるので。


〇〇さんはどう思いますか?

ご意見ご感想お待ちしています。



代筆屋 中島泰成


PS:プロフィールの中の
自分誕生秘話ストーリーの書き方について、
新しく更新した代筆屋中島誕生ストーリーを読んで
参考にしてみてください。

下記URLの中ほどに掲載しています。

代筆屋中島泰成のプロフィールについて。
https://www.daihituya.com/profile/

まぁカッコ悪いこといっぱい書いてます。
これで依頼が減ったら・・・
それはそれでしゃあないなと(笑)