今日のテーマは、
〃子供のいない夫婦は元気な40代のうちに遺言書を書いておけ！？〃
〇〇さん
こんばんは、代筆屋の中島です。
40代から遺言書！？
遺言書についてAERAに興味深い記事が載っていました。
AERAの遺言書に関する記事はこちらなのでぜひ読んでみてください。
↓↓↓
https://dot.asahi.com/aera/2019062400077.html?page=1
50代になると親の相続などで大変だから、
できれば元気な40代のうちに遺言書を書いておこうといった内容から始まります。
たしかに50代だと親は80代になる方が多いから、
もしかしたら親が痴呆症になったり、
親の介護や相続やらなんやらで
自分の遺言書どころではなくなりますね。
元気な40代のうちにしっかりと遺言書を書いておくことは
僕も同感ですし、お勧めします。
それと、AERAの記事にも書いてありましたが、
子供のいないご夫婦は絶対に遺言書を作成しておいてください。
ご夫婦に子供がいない場合、親がいれば親も相続人です。
親がいない場合は兄弟姉妹が相続人になります。
親がすでに亡くなっていて、
兄弟姉妹がいるケースはよく考えられます。
ちょうど今僕も相続に関する
遺産分割協議書への押印をお願いする手紙を考案しています。
詳しくは書けませんが、
旦那さんが亡くなった後に奥さんが亡くなられたケースです。
そしてご夫婦には子供がいないんですね。
親御さんもすでに亡くなっていると、
さっき書いたように、兄弟姉妹が相続人になるんですね。
このケースでは、旦那さんの兄弟姉妹と奥さんの兄弟姉妹まで相続人になってしまいます。
でも、その兄弟姉妹も亡くなっていて、
その兄弟姉妹の子供も亡くなっていて、
兄弟姉妹の子、つまり甥っ子や姪っ子やその子供たちが相続人で、
なんと相続人が20人近くいるという
大変な案件に取り掛かっています。
「もう、私ではどうにもなりません」
と代筆屋の私に電話をかけてこられました。
司法書士さんにも依頼したそうですが、
遺産分割協議書の押印をお願いする
心を動かす手紙の考案なんてやってくれる方はそうそういません。
じつは遺産分割協議書の押印をお願いする手紙の考案って、
相続専門の行政書士の資格を持ち
心を動かす文章を考案できる代筆屋の私にしかできない案件なんですね。
このケース依頼者さんはひじょーに困っておられました。
だって、ただでさえややこしい相続手続きに、
会ったこともない20人近い相続人を説得しないといけないんですから。
「できます？」
いや、だから、亡くなる前に旦那さんが遺言書一通書いておけば
何の問題もないケースだったんです。
なぜって、兄弟姉妹には遺留分がありません。
遺留分というのは、最低限もらえる相続分です。
兄弟姉妹が相続人のケースでは遺留分はありませんから、
遺言書で〇〇のものにすると書いておけば
兄弟姉妹は相続と何の関係もなくなります。
子供のいないご夫婦、真剣に遺言書のこと考えてくださいね。
残された妻や夫は、
あなたが遺言書を残さなかったばかりに、
家に住めなくなったり、当てにしていた預金を下ろせなかったり、
あなたの兄弟姉妹や甥っ子、姪っ子たちと骨肉の争いに巻き込まれ、
疲弊して残りの人生を苦しむことになるかもしれません。
40代から遺言書を書くのは全然ありだと思います。
死を意識するとかそういうことではなくて、
残された家族の事を考えたり、自分の財産を把握する機会にもなりますよね。
代筆屋 中島泰成
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