昨日、おもしろい話があった。
ぜひ、聞いて欲しいので記事送らせてもらいます。
ちょっとあまりにもだったんで、
感情が入り乱れてます。
関西弁絡みます。
ご勘弁ご容赦ください。
うちの村（ナカジビレッジ)にどうしようもない村人が一人いて、
30超えて無職の実家暮らしのAくん。
でも別に一時期仕事がないのはこの時世よくある話やし、
何かがきっかけでそうなることは誰にもあり得ることなんで
無職も実家暮らしも、そこはまぁええんです。
仕事がないと言うので実家の窓ふきを依頼しました。
できない、できないとそこら中で言われていたとはいえ、
窓拭きぐらいはできるやろうと、
僕も彼が仕事してる姿を見たことがなかったので、
どんな仕事をしてくれるのか楽しみやったんです。
すぐにその楽しみは吹き飛び、
「ああ、やっぱりそういうことなんや～」
という深い悲しみに変わりました。
とにかくやる気がない。
手だけでテキトーに拭いている。
腰や体全体を使って
「この窓をピッカピカにしたろうやないか」という覇気がない。
そらぁ初めてやから、
毎年やってる僕より上手くしてほしいとか、
そんなことは一切期待してません。
でも、でも、なんてゆうのかなぁ、
一生懸命に窓を綺麗にして、お客さんの喜ぶ顔が見たいとか、
そういう意識がまったく見られない。
ただ言われたことを、
はい、はい、とテキトーに返事して、
窓が拭き終わるのを
時間が過ぎるのを
ただ待っている。
出来上がった窓は、拭く前より汚くなっていた。
「もうええよ、ありがとう」
といった僕の言葉の真意に彼はいつか気づくんやろうか。
いや、おそらく永遠に気づくことはないんやろうと思う。
彼の夢は貿易をする株式会社を立ち上げること。
夢を笑いたくはない。
夢は素敵やから。
でも、こんなことはめったにないんやけど、
夢を聞いて悲しくなってしまった。
きちんと窓を拭けない人間に、
貿易の仕事、いや、何の仕事もできるわけがない。
小さなことを一生懸命、がむしゃらにできない人間に、
大きなことはできやしない。
それがわからずに、
「就職はしたくないんですよ、貿易の会社を立ち上げて・・・」
云々いいよる。
正直どついたろかと思ったけど、
直後に「こんな奴どついても仕方ない」
って冷静にアホらしおもて我に返りました。
僕はどちらかというと、
今どうしようもない
言い方悪いけど、世間ではできないと言われる人たちを集めて
（自分も出来が悪くて、お前はガンやと言われたこともあったので）
その人たちだけが持つ特殊な能力を活かしたビジネスを考えていたけど、
それは甘いということがよくわかった。
勉強になった。
「ああ、こういうやつもおんねんや」
「なるべくしてこうなりよったんやな」
「どうしようもないやつはやっぱり存在するんやな」
って。
来年以降に向けてこれは大きな気づきになりました。
完全に愚痴ですね。
すんません。申し訳ありませんでしたけど、
何かを感じ取ってもらえれば幸いです。
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