配信日時 2018/11/23 06:57

<伝えられる文章の書き方>がいつも気になります。

〇〇さん

 

 

こんにちは、ナカジです。

 

 

メールでのやり取りが主になってきていますので、

<伝えられる文章の書き方>がいつも気になります。

人生や家族の事も、人によって様々でしょうし、

逆に『うんうん、わかる。』と感じられる、同じ部分もあるでしょうから、

この部分も気になります。

 

 

という40代男性のご要望にお応えします。

 

 

文章というのはおもしろいもので、

 

読む人のために書くのですが、

 

読む人から意見を聞きながら書くということは、

 

ふつうはできないわけです。

 

 

 

特にメールなんかは、

 

受信先の人の意見を聞きながらメールを打つなんてことありませんよね。

 

 

じゃあ、どうやったら伝えられる文章を書くことができるのか?

 

 

 

この難解な問題に挑む前に

 

理解しなくてはいけないポイントが二つあります。

 

 

 

「自分と相手は違う人間だということ。」

 

これが伝えられる文章を書く上での一つ目のポイントです。

 

 

 

当たり前のようですが、多くの人はここが抜け落ちています。

 

自分ではこの書き方に感動したから、きっと相手もそうだろう。

 

こんな風に考えて、自分勝手な想いで書いてしまうんです。

 

結果、感動どころか相手から怒りを買ってしまった。

 

なんて話を耳にすることもあります。

 

 

 

 

自分と相手は違う人間だ。

 

ということが頭に入っていたら、

 

少なくとも、自分の書きたいことを書くことを控える、

 

あるいはやめるでしょう。

 

 

 

「いや、まてよ、○○さんはA型で気難しいタイプだから、

 

この表現は慣れ慣れしすぎるよな・・・」

 

 

「そういえば、ご両親が居酒屋を経営されてたから、

 

飲食店の批判や悪口はやめておこう」

 

 

 

という相手の性格や立場を推し量る

 

配慮が出てくるんです。

 

 

 

2つ目のポイントは、

 

「人はたいてい同じ部分に共感する」

 

まるで一つ目のポイントと矛盾するかのようですよね。

 

自分と相手は違う人間なんだけれど、

 

でも、同じ日本で育ってきて、同じ日本語を使ってきて

 

同じような教育を受けてきて、同じように働いて、

 

同じように結婚して、同じように子供ができて、、、

 

 

 

という同じ経験をしているわけでもあります。

 

 

 

たとえば、ベストセラーの小説がなぜ多くの人の感動を生んだのか、

 

それは、何百万人に共通する共感ポイントを

 

書き手が見抜き(あるいは偶然かも知れない)、

 

的確に表現できたからです。

 

 

 

伝えられる文章を書くための簡単なテクニックとしては、

 

『売れている小説や雑誌を読んでみてください。』

 

そこに多くの人に指示される言葉が書かれています。

 

ある程度読み込めば規則性を発見できることもあります。

 

 

 

 

たとえば「恋愛」「とつぜん」「別れ」というキーワードを目にすると

 

多くの人が

 

恋愛した過去、

 

恋愛している現在

 

恋愛する未来、

 

自分の姿に重ねますよね。

 

 

 

「思春期の子供」「苦労する両親」

 

子を持つ方なら色々感じますよね。

 

 

 

 

「お母さん」「プレゼント」「肩叩き券」

 

これも懐かしいと思う人が読者さんの中にもきっとおられるでしょう。

 

 

 

鋭い方なら、もう人が共感するあるキーワードに気づかれたかと思います。

 

 

 

共感するポイントや心を動かす文章の書き方については、

 

僕の著書『プロの代筆屋による心を動かす魔法の文章術(増補改訂版)』にも書いてあります。

 

よかったら参考にしてください。

 

※何度もしつこいようですが、売れ行き好調の電子書籍に比べて紙の書籍が数千部しか売れてません。無名の新人作家に高級車一台分を投資してくれた勇気ある出版社さんの為にも、できれば紙の書籍をご購入下さい(笑)

 

 

 

今日もあなたの気づきやきっかけになれたとしたら

 

僕としてもうれしいです。

 

それではまたお会いしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また明日以降も、〇〇さんが

 

今よりもっと愛と金を稼いで幸せになる

 

価値ある情報をお届けすることを心がけます。

 

今後もメールマガジンをご愛顧くださいませ。

 

 

 

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