配信日時 2018/11/06 13:45

〇〇さん。今日もメルマガ読者の方の質問にお答えします。

〇〇さん

 

 

こんにちは、ナカジです。

 

 

人の心を動かす文章の事や人生の事。

 

に関する記事を読みたいと答えてくれた

30代男性のご要望にお応えします。

 

 

人の心を動かす文章。

 

心を動かす魔法の文章術なんて本を書いているし、

 

心を動かす文章術で飯を食っている代筆屋としては、

 

避けては通れない質問です。

 

 

 

「どうやったら人の心を動かす文章を書くことができますか?」

 

よく、聞かれます。

 

以前出版記念のトークショーをさせてもらったときも、

 

ある40代ぐらいの男性から同じような質問を受けました。

 

 

 

「そんなものはありません」

 

と僕は答えました。

 

答えてしまいました。

 

 

 

けっして適当に答えたわけではなく、

 

少なくともあの頃の僕には答えが見当たらなかった。

 

 

 

今言えることは、

 

人の心を動かすために必要なのは

 

『共感』です。

 

 

 

そして、共感を産む絶対条件は

 

『記憶』です。

 

 

 

記憶を呼び覚ます手っ取り早い方法は、

 

『ストーリー』です。

 

 

 

 

人の記憶にあるストーリーがあれば、

 

人の共感は呼べます。いやでも共感しちゃう。

 

 

 

ここからはあるストーリーをどうぞ。

 

 

 

薔薇の花だけを売る不思議な花屋さんの店内には、

 

若い女性が一人いて、退屈そうに伝票をチェックしていた。

 

 

 

黒い傘が店の前で止まり、

 

気配を感じた女性は伝票から顔を上げると、

 

スーツ姿の男性は、傘を閉じ、濡れた肩を手で払っていた。

 

 

 

「薔薇をください」

 

「はい、どなたかへのプレゼントですか?」

 

「ええ、誕生日にあげようと思って。」

 

男性は恥ずかしそうに人差し指で頬を掻いた。

 

「誕生日に薔薇の花なんて素敵ですね。きっと喜んでくれますよ」

 

ええ、と頷いた男性は、薔薇の色や本数を聞かれて、

 

わからないので好きな色と、本数も適当にお願いします。と答えた。

 

 

 

女性は口元に笑みを残したまま、

 

男性に背を向けた格好で透明のガラスで隔離された部屋の薔薇を選んでいる。

 

赤、白、黄の薔薇たちが男性の視界を包んだ。

 

甘い匂いの溢れる店内に、時計だけが音を刻んでいる。

 

 

 

「私、薔薇が好きで。」

 

女性はいつの間にかレジの置かれたカウンターに戻っていた。

 

男性はその言葉に、女性が目の前でラッピングを始めていた事に気づいた。

 

「はい」と気の抜けた返事をした。

 

 

 

「もうずいぶん前ですけど、学生の頃、

 

高校の卒業式に薔薇をくれた男の子がいたんです。

 

周りの友達は、キザだとか、気持ち悪いとか、

 

色々言ってたんですけど、私はその真っ赤な薔薇を、きれいだって思いました。

 

冷やかされた男の子は、薔薇の花を私に投げつけて・・・」

 

そう言って下唇を噛み、すいませんと言って頭を下げた。

 

 

 

 

適当に書いた文章なんですけど、

 

続きを読みたくなりません?

(読みたくなってないとしたら、

僕の文章力のなさ、修行不足もあるでしょうし、すいません。

あなたのことをもっと聞かないと書けない、という理由もあります)

 

読みたくなったとして、

 

なぜ読みたくなったのか?

 

 

 

それが冒頭で書いていた、

 

記憶、ストーリー、共感なんです。

 

 

 

若い女性、スーツ姿の男性、花屋、薔薇、カウンター、ラッピング、時計、高校の卒業式、

 

すべて経験してきたから、頭の中でイメージできますよね。

 

つまり、記憶がないとイメージはできないんです。

 

 

 

 

経験したことがあるから、その一つ一つの言葉でイメージできるわけです。

 

記憶にある言葉を元にストーリー(物語)に仕立てると、

 

物語りの中の他人を自分に置き換えて、

 

頭の中でストーリーは行進を始めます。

 

 

 

読めるのは、共感したからです。

 

読み続けられるのは、ストーリーがあるからなんです。

 

共感しない文章はつまらないし、

 

ストーリーがなければ読み続けることはできません。

 

 

 

そして、このストーリーを読む人に応じて

 

上手くコントロールできるようになると

 

心を動かす文章を作ることができます。

 

 

 

ポイントは、『読む人に応じて』

 

さっきちょこっと書いていた、

 

「あなたのことをもっと聞かないといけない。」

 

ここにつながります。

 

 

 

心を動かすには、読む人を知ることです。

 

読む人がわからないのに、

 

読む人の心を動かす文章なんて書けません。

 

 

 

「どんな人の心も動かせる文章がありますか?」

 

という質問に対する答えは

 

「ない」

 

になります。としか答えられない。

 

 

 

 

答えになりましたでしょうか。

 

なってたらうれしいです。

 

人生のことについては、またの機会にでも。

 

 

 

PS:僕の書籍が期間限定で100円セール中ですので、

興味のある方でまだ本を読まれていない方、読むなら今です。

『プロの代筆屋による心を動かす魔法の文章術』

 

 

 

 

また明日以降も、〇〇さんが

 

今よりもっと幸せになる価値のある情報をお届けすることを心がけます。

 

今後もメールマガジンをご愛顧くださいませ。

 

 

 

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