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おはようございます、エンリケです。
上田篤盛さんが4年ぶりにメルマガ登場!
『情報戦、心理戦、そして認知戦』『防諜論』
『情報戦の日本史』の執筆を通して、「歴史
から情報を読み解く」思考法を磨いてきた
上田さんが、今回の連載で描くのは“情念で
動く国家指導者”たち。
冷徹なリアリストだけでは世界は動かない──
歴史上の著名人が多数登場するこの新シリーズ、
どうぞご期待ください!
初回配信となる今回は、
この連載が描き出そうとするテーマは何か?
について語られます。
さっそくどうぞ!
エンリケ
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(新)歴史を変えた“情念の指導者”たち(1)
理性では説明できない世界の転換点
上田篤盛(元防衛省情報分析官)
───────────────────────
皆さん、お久しぶりです。上田篤盛です。この軍事
情報メルマガに投稿するのは、なんと4年ぶりにな
ります。
この間、少しずつ書き溜めていたテーマが、いくつ
かの本になりました。『情報戦、心理戦、そして認
知戦』(並木書房)、『防諜論』(育鵬社)、そし
て今年3月には『情報戦の日本史』(育鵬社)を刊
行しました。
いずれも、歴史――特に情報史――を土台に、現代
の出来事やその背後にある構造を読み解こうとした
本です。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言いま
すが、私たち文系人にとって、仮説を立証する“証
拠”の多くは、歴史の中にしかありません。
たとえば、今まさに進行中のロシア・ウクライナ戦
争や、イスラエルとイランの対立をどう見るか。世
の中にあふれる情報には、欧米の“親ウクライナ”
バイアスや、日本の中東専門家の“反イスラエル”
の視点が濃くかかっています。
さらにSNSでは、自分や組織が“都合のいい情報”ば
かりを選んで取り込もうとする認知バイアス――い
わゆる「エコーチェンバー現象」が起きやすくなっ
ています。これは外部から与えられるものではなく、
自らの思考や態度によって異なる情報を排除してし
まう心理的傾向です。加えて、アルゴリズムによっ
て意見の違う情報が届きにくくなる「フィルターバ
ブル」も重なり、世界の見え方が偏っていくのです。
つまり、濁った水の中で事態を見ようとしているよ
うなものなのです。これでは事実を正確に見ること
や、未来を洞察することはできません。だからこそ、
私は「歴史の中に類似の構造を探し、そこから今を
読み解く」ということの大切さを訴えたくなったの
です。
その一つの試みが『情報戦、心理戦、そして認知戦』
でした。
ちなみに、「認知戦」とは、人の心に働きかけて行
動や判断を操作する戦い方です。サイバー攻撃や通
信妨害のような“物理的”な情報戦とは異なり、人
々の心理に入り込み、知らず知らずのうちに社会を
揺らしていく。それが政治の意思決定にまで影響を
与え、「戦わずして勝つ」戦略へとつながるのです。
この“見えない戦い”を支配するのが、情報とイン
テリジェンス、そしてそれを支えるICTです。現在の
米中対立も、その根底にはICT覇権をめぐる争いがあ
ります。
こうした背景から、日本も経済安全保障やサイバー
防衛にようやく本腰を入れ始めましたが、いまだに
手つかずの領域が「防諜(スパイ対策)」です。
『防諜論』では、戦前・戦後の防諜組織の歴史を踏
まえ、単にスパイ防止法を叫ぶのではなく、社会全
体の意識啓発が重要だと訴えました。企業にとって
も、サイバー対策だけでなく、情報の扱い方やそれ
に関わる「人」そのものへのリスク管理が不可欠な
のです。
そして『情報戦の日本史』では、よく言われる「日
本人は情報下手」という通説に異議を唱えました。
日本は、漢字より優れた仮名文字を発明し、和歌に
隠語を仕込み、楠木正成は『孫子』に日本的戦略思
想を融合させて諜報・謀略を実践しました。
鎖国下の江戸時代においても、世界から情報を取り
入れ、独自に分析していた。吉田松陰のインテリジ
ェンス思想は、やがて明治の文明開化を支える礎に
もなりました。そうした「情報と向き合ってきた日
本人」の姿を浮かび上がらせたのが本書です。
ところが、戦後GHQによって「情報」「防諜」「謀略」
といった言葉すら使えない状況が生まれ、それがい
まの“情報音痴”というラベルへとつながっていま
す。
正直なところ、『情報戦の日本史』は販売面では苦
戦しています。どうも、目先の“新しい情報”には
飛びつくけれど、「歴史から学ぼう」とする視点が
日本社会ではまだ根づいていないようです。残念な
がら。
ちなみに、メルマガ仲間の樋口敬祐さんも、『近現
代日本の情報戦史』という力作を刊行されています。
こちらは、明治時代から太平洋戦争期、そして戦後
の情報機関の変遷や、現代日本の情報体制を主な対
象としたものです。
私の著書が、古代から江戸時代までの“前半戦”、
そして明治以降を“後半戦”とするなら、樋口さん
の本は、明治から太平洋戦争終結までを“前半戦”、
戦後から現代までを“後半戦”と位置づけられるで
しょう。
2冊あわせて読めば、日本の情報戦史が一つの流れ
として立体的に見えてくると思います。それぞれの
作者の個性の違いも楽しんでいただけたら嬉しいで
す。
さて、これからの連載では何を取り上げようか――
最近は「中国が台湾に侵攻するのか?」というテー
マが再燃しています。ただ、「中国が」ではなく、
「習近平が」と書いた方が実態に近い。今の国際政
治は、それほどまでに“個人”の影響力が大きいの
です。トランプ大統領が注目を集めているように。
私も2012年頃、あるところから「習近平とはどんな
人物か分析せよ」と依頼され、「彼はマザコン気質
で、強引に突き進むというより周囲との協調を重ん
じるタイプではないか」――そんな結論を出しまし
た。……が、現在のあの剛腕ぶり。見立ては、見事
に外れました(笑)。
とはいえ、ヒトラーもマザコンだったと言われます。
“母への執着”が、国家や企業での大仕事につなが
ることもあるようです。真偽はともかく、人間の
“情念”が政治を動かす――これは否定できません。
つまり、世界を動かすのは冷徹なリアリストだけで
はなく、「物語の信奉者」や「自らの怨念を歴史に
投影する者」でもあるのです。
というわけで、次回からの連載では、私が選んだ
“情念の国家指導者”たちを紹介していこうと思い
ます。堅苦しい話ではなく、ちょっと面白く、軽や
かに。
初回はナポレオン・ボナパルトから始める予定です。
(つづく)
(うえだ・あつもり)
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上田さんへのメッセージ、ご意見・ご感想は、
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【著者紹介】
上田篤盛(うえだ・あつもり)
1960年広島県生まれ。84年防衛大学校卒。87年陸上
自衛隊調査学校の語学課程に入校以降、情報関係職
種に従事。防衛省情報分析官および陸上自衛隊情報
教官などとして勤務。2015年定年退官。著書に『戦
略的インテリジェンス入門』『中国が仕掛けるイン
テリジェンス戦争』『中国戦略“悪”の教科書』
『武器になる情報分析力』『武器になる状況判断力』
『情報分析官が見た陸軍中野学校』『情報戦、心
理戦、そして認知戦(共著)』(並木書房)、『未
来予測入門』(講談社)、『超一流諜報員の頭の回
転が早くなるダークスキル』(ワニブックス)、
『防諜論』『情報戦の日本史』(育鵬社)。
ブログ:「インテリジェンスの匠」
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