配信日時 2025/06/20 05:08

【本の紹介】『漫画 マンシュタインと機動戦』大木毅[監修]  石原ヒロアキ[作・画]


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きょうは、新たな「戦争理解」への扉を開く一冊を
ご紹介します。
読んだ瞬間「これは現代陸戦の教科書だ」と唸りま
した。

漫画なのに、です。

それが──

『漫画 マンシュタインと機動戦』
大木毅[監修]  石原ヒロアキ[作・画]
発行:並木書房
発売日:2025/6/6
版型・ページ数:A5判228ページ
価格:1980円(税込)
https://amzn.to/3ZGPAtL

です。



おはようございます、エンリケです。

マンシュタイン。
 この名を聞いてピンとくるあなたは、相当な戦史通
かもしれません。

 「ドイツ国防軍最高の頭脳」と称され、WW2後期の
東部戦線で孤軍奮闘を続けた作戦の鬼才です。

1940年のアルデンヌ突破、42年のセバストポリ攻略、
43年以降の巧みな反攻作戦──
 これらはいずれも彼の名を歴史に刻ませた戦術的傑
作です。

しかし、その評価は決して一枚岩ではありません。
 なぜなら──

▼「伝説」は、本人の手によって創られた?

長らく彼の評価のベースとなってきたのは、自らが
記した『失われた勝利』。

冷戦期はNATOの軍人たちが対ソ策としてマンシュタ
インの作戦思想に注目し、再評価が広がりましたが、
冷戦終結後は、 都合よく戦争責任を回避したような
姿勢、戦略的視野の欠如を批判する声も強まってい
ました。

「マンシュタインは本当に名将だったのか?」
 この問いが、冷戦後、徐々に表舞台で問われ始めた
のです。

ところが、2010年代以降──
 「冷静に欠点を認めつつ、それでも作戦能力は抜群
だった」とする再評価の波がふたたび起こります。

この揺れる評価のなかで、
 戦場の中での動き、判断、突破口の探し方、、、ひ
とことでいえば「マンシュタインの作戦指導」に焦
点を当てて描き切ったのが本書です。


◆読みどころ1:戦車によって変わった「戦場」の
姿

前作『漫画 グデーリアンと機甲戦』とセットといっ
てよい本書は、
 「戦車の登場によって戦場はどう変わったか?」と
いう視点から、現代陸戦の戦術進化の歴史を再現し、
描き出しています。

・スターリングラード攻防戦
 ・クルスク戦
 ・ドニェプル川の戦い

これら一連の戦いを通じて、
 戦場がいかに広大に、流動的に、そして高速化され
たかが視覚的に理解できるのです。


◆読みどころ2:今だからこそ、現代戦とつながる
視点

そして驚くべきは、
 本書が描く「独ソ戦」と、いま現在のロシア・ウク
ライナ戦争の構図が交差していること。

たとえば──
同じ戦場で昔は数ヶ月で決着がついたのに、今は、
数年にわたり戦局が膠着、、、、

どちらも同じ戦場、しかし異なる様相。
 なぜ現代のロシア軍は「決定的勝利」を得られない
のか?

 その理由を知るカギも、本著に潜んでいるはずです。
ぜひ探してみてください。


著者の石原ヒロアキさんは元1等陸佐。本書は『漫
画クラウゼヴィッツと戦争論』『漫画マハンと海軍
戦略』『漫画グデーリアンと機甲戦』に続く第4弾
となります。

監修は現代史家の大木毅さん。6月10日に『天才
作戦家マンシュタイン』(角川新書)が刊行される
予定です。本書と合わせ読むと相乗効果が期待でき
ますね。


■著者略歴
大木毅(おおき・たけし)
 現代史家。1961年東京生まれ。立教大学大学院博士
後期課程単位取得退学。DAAD(ドイツ学術交流会)
奨学生としてボン大学に留学。千葉大学その他の非
常勤講師、防衛省防衛研究所講師、国立昭和館運営
専門委員等を経て、著述業。『独ソ戦』(岩波新書)
で新書大賞2020大賞を受賞。主な著書に『「砂漠の
狐」ロンメル』『戦車将軍グデーリアン』『「太平
洋の巨鷲」山本五十六』『日独伊三国同盟』(以上、
角川新書)、『ドイツ軍事史』『戦史の余白』(以
上、作品社)、『勝敗の構造』(祥伝社)、訳書に
『戦車に注目せよ』『「砂漠の狐」回想録』『マン
シュタイン元帥自伝』『ドイツ国防軍冬季戦必携教
本』以上、作品者)、『天才作戦家マンシュタイン
「ドイツ国防軍最高の頭脳」──その限界』(角川
新書)など多数。


石原ヒロアキ(本名:米倉宏晃)
 1958年、宮城県石巻市生まれ。青山学院大学卒業後、
1982年陸上自衛隊入隊。化学科職種幹部として勤務。
第7化学防護隊長、第101化学防護隊長を歴任。地下
鉄サリン事件(1995年)、福島第1原発事故(2011
年)で災害派遣活動に従事。2014年退官(1等陸佐)。
学生時代赤塚賞準入選の経験を活かし、戦争シミュ
レーション漫画『ブラックプリンセス魔鬼』および
自衛官の日常を描いた『日の丸父さん』(電子書籍
で発売中)、『日米中激突!南沙戦争』『漫画クラ
ウゼヴィッツと戦争論』『漫画マハンと海軍戦略』
『漫画グデーリアンと機甲戦』(以上、並木書房)
を発表。



「資料で学ぶ戦争」と「体感で学ぶ戦争」の違い。
 本書は、後者です。

元一等陸佐の作者が、自身の戦術眼を駆使して構成
した本書は、
 漫画という形式を活かしつつ、徹底的に「作戦面」
にフォーカスしています。


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●目次

<監修者のことば>
 二一世紀のマンシュタイン像(大木 毅)3


 第1話 スターリングラード攻防戦 9
 第2話 冬の嵐作戦 29
 第3話 スターリングラード陥落 53
 第4話 ハリコフ攻防戦(ソ連軍の攻勢)75
 第5話 ハリコフ攻防戦(ドイツ軍の反撃)95
 第6話 ツィタデレ作戦 115
 第7話 クルスク戦 135
 第8話 南方軍集団の激闘 165
 第9話 ドニェプル川をめぐる戦い 185
 第10話 マンシュタイン解任 205


 作者ノート 217

 主な引用・参考文献 222



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同じように「独ソ戦」を扱う本は無数にあります。

 でも──

・戦術の現場に焦点を当て
・冷戦後の研究成果に裏打ちされ
・現代陸戦との接点まで提示する

ここまで“戦争理解のための構造”をそろえた本は、
 本書『漫画 マンシュタインと機動戦』だけです。


▼こんな方におすすめ

 「戦争史は知ってるが、戦術レベルでの流れがつか
めない」
 「現代のウクライナ戦争をより深く理解したい」
 「戦車と歩兵、どちらが戦局を変えるのかを知りた
い」
 「マンシュタインの評価がなぜ揺れているのか気に
なっている」
 「クラウゼヴィッツ、マハン、グデーリアン…続け
て読んできた」
、、、
ひとつでも当てはまったら、今すぐ読むべき一冊で
す。


オススメです


『漫画 マンシュタインと機動戦』
大木毅[監修]  石原ヒロアキ[作・画]
発行:並木書房
発売日:2025/6/6
版型・ページ数:A5判228ページ
価格:1980円(税込)
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エンリケ


追伸:
「なぜドイツのこの将軍は、ソ連軍に勝てなかった
のか?」
 「そして現代ロシア軍は、なぜ勝てていないのか?」

時代は違えど、問いは重なります。
 本書はその問いに“視覚”と“構造”で応える、類
い稀な入門書です。
あらためて言います。本書は「読む戦争」ではなく
「考える戦争」です。
「いまを知るためにこそ」読むべき一冊です。

 どうぞ、あなたの書棚に加えてください。


『漫画 マンシュタインと機動戦』
大木毅[監修]  石原ヒロアキ[作・画]
発行:並木書房
発売日:2025/6/6
版型・ページ数:A5判228ページ
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