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知られざる重要組織「自衛隊警務隊」にスポットを
当て、警務隊とは何か?の問いに応えるとともに、
警務隊で修練されている「逮捕術」を初めて明らか
にしたこの本は、小平学校の全面協力を受けて作ら
れました。
そのため、最高水準の逮捕術の技の連続写真が実に
多く載っています。それだけでなく、技のすべてを
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のです!
自衛隊関係者、自衛隊ファン、憲兵ファンはもちろん、
武術家、武道家、武術ファンにも目を通してほしい
本です。
『自衛隊警務隊逮捕術』
荒木肇(著)
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おはようございます、エンリケです。
「陸軍砲兵史」の111回目です。
今週は、1980年代に登場した陸自の
新装備群を一挙紹介。
冷戦時の緊張感がにじむ進化の系譜を
ご覧ください。
エンリケ
メルマガバックナンバー
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陸軍砲兵史-明治建軍から自衛隊砲兵まで(111)
自衛隊砲兵史(57) ソ連崩壊前夜!防衛政策の
行方
荒木 肇
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□ご予約多数へのお礼
「自衛隊砲兵」いよいよ上梓近く、先行したネッ
ト予約などでは多くの方々からお申し込みをいただ
いております。ご期待をいただき、まことにありが
とうございます。過去のことばかりではなく、現状
と将来について言葉足らず、調査不足ではあります
が、関係機関の皆さまにご協力をいただいておりま
す。ぜひ、店頭でもご覧いただき(16日から)、
ご購読をいただければ幸いです。
『自衛隊砲兵─火力戦闘の主役、野戦特科部隊』
荒木肇(著)
発行:並木書房
発売日 :2025/5/16
単行本(ソフトカバー):A5判256ページ
寸法:21 x 15 x 1.4 cm
定価:2420円
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▼80年代に続々登場の新装備
70年代は74式戦車、73式装甲車、74式1
05ミリ自走榴弾砲、75式155ミリ自走榴弾砲
などが制式化されました。また、より大口径の軍団
砲兵の装備である203ミリ自走榴弾砲もアメリカ
から導入されました。そうしてロケット砲兵、75
式130ミリ自走多連装ロケット弾発射機も北方の
特科団で活動を始めます。
これらと並行して、開発・研究されていたのが8
0年代の新装備でした。まず、年代の若い順からい
えば82式指揮通信車です。78年度から81年度
にかけて開発されました。特徴は装輪、3軸、6輪
駆動で、最高速度115キロ/時、各師団の師団司
令部や自走特科部隊の指揮車として用いられます。
87式偵察警戒車も特徴ある装甲車輌です。武装
はスイス・エリコン社製の25ミリ自動カノン砲で
発射速度も570発/分と高いものでした。82式
指揮通信車とエンジン、サスペンション、駆動装置
はまったく同じです。異なるのは機関室の位置で、
82式の車体中央左側から、同右後方に変わってい
ます。車体の中央に戦闘室を設ける必要からでした。
同じく87式自走高射機関砲も新装備です。74
式戦車と動力は同じで、エリコンのKED機関砲
(口径35ミリ)を2門、砲塔に装備しています。
捜索レーダ、追跡照準同、デジタル・コンピュータ
から成る射撃統制装置を砲塔に載せています。これ
が機甲師団になった第7師団第7高射特科連隊に装
備されたのは当然です。
81式短距離地対空誘導弾も純国産の野戦防空、
航空基地防空に使われる「短サム」といわれたミサ
イルです。特長はIRパッシブ・ホーミング形式に
よる空中ロックオン方式でした。空中ロックオン方
式というのは、ミサイルは目標との会敵点へ発射さ
れて、目標をIDシーカーで捕捉すると、あとはホ
ーミングに移行します。そのため統制装置はミサイ
ルを発射すると、他の目標に対応が可能になります。
フェーズド・アレー・レーダといえば、海軍のイ
ージス艦に搭載されたものです。このレーダがFC
S(管制システム)車1台につき、2連装ランチャ
ーを搭載した2台のトラックとまとまって1個小隊
となります。1990年には全師団で各高射特科大
隊に配備が完成しました。
地味な装備では、83式地雷敷設装置もありまし
た。大型トラックや装甲車で牽引して、対戦車地雷
などを迅速に広範に敷設できます。1時間に対戦車
地雷300個を埋設できたそうです。同じく敵の行
動地域に事前に地雷を散布する装置もありました。
87式地雷散布装置といい、中型のUH-1ヘリコプ
タの左右に取り付けます。対人、対戦車どちらの地
雷も運べました。敵前上陸や敵水上機動部隊の予想
されなかった地点へ登場した時の緊急地雷原をつく
るのに最適でした。
▼87式対戦車誘導弾
64式(マット)、79式(重マット)の次は、
いよいよ「中マット」といわれた87式の出番です。
セミ・アクティブ・レーザー・ホーミングを使った
2.5世代といわれる対戦車誘導弾のことになりま
す。
有線誘導弾であった第2世代までは、ワイヤーが
立ち木や障害物に引っかかったり、地上には赤外線
を発する物が多かったりしたために、赤外線ミサイ
ルの撃ちっ放しは難しいとされてきました。
ところが、この中マットは国産初のレーザー誘導
方式をとり、射手が発射位置から自由に離れること
ができるようになります。これは射手がレーザー照
射機の眼鏡で目標を照準しつつ、レーザー光を目標
に向けて発射します。それをミサイルのホーミング
・ヘッドが目標からのレーザー反射光を検知して、
そこへ命中するようになっています。
中マットは本体が全長1メートル、直径は11セ
ンチ、重量は約12キロと軽いので、険しい地形で
も人員携行ができます。システム重量はミサイル6
発を含んでも140キロとひどく軽くなっています。
87年に制式化されて、88年から部隊配備が始
まりました。それまで一般の普通科部隊では106
ミリ無反動砲が有力な対戦車兵器でしたが、射程の
短さが欠点でした。中マットはその射程の長さから
敵装甲車輌のアウト・レンジ(射程外)する有効な
ものです。
▼88式地対艦誘導弾
専守防衛という立場からすれば、スタンド・オフ
(敵射程外からの攻撃)性能を持つというのは「憲
法9条」の精神からも問題であることは明白です。
9条の記載をまともに受け止めれば国民は、まず
「侵略があったら座して死ね」となります。
しかし、侵攻の意図をもってわが国の沿岸に進ん
で来ることが明らかになっている艦船への攻撃は可
能です。地対艦ミサイルSSM-1は航空自衛隊の8
0式ASM-1(空対艦ミサイル)の陸上型でした。
海岸線から100キロ以上離れた山間部の秘匿され
た陣地から巡航ミサイルを発射して敵艦船を攻撃し
ようというものです。
ASM-1は弾頭部、誘導部、制御部、推進部など
がみなモジュール化されています。そこでシステム
を交換することで、まったく別のミサイルにするこ
とができるのです。良い例として平成2年(199
0年)度に海上自衛隊が建造したミサイル艇にもS
SM-1Bとして採用されました。
このように、80年代の陸自は対ソ連戦用の装備
を研究・開発し、世界水準の兵器を次々と取得し、
訓練に励んできました。それが、まさかソビエト連
邦が崩壊してしまうとは、誰も考えもつかなかった
ことなのです。
(つづく)
(あらき・はじめ)
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●著者略歴
荒木肇(あらきはじめ)
1951(昭和26)年、東京生まれ。横浜国立大
学大学院教育学修士課程を修了。専攻は日本近代教
育制度史、日露戦後から昭和戦前期までの学校教育
と軍隊教育制度を追究している。陸上自衛隊との関
わりが深く、陸自衛生科の協力を得て「脚気と軍隊」、
武器科も同じく「日本軍はこんな兵器で戦った」を、
警務科とともに「自衛隊警務隊逮捕術」を上梓した
(いずれも並木書房刊)。陸軍将校と陸自退職幹部
の親睦・研修団体「陸修偕行会」機関誌「偕行」に
も軍事史に関する記事を連載している。(公益社団
法人)自衛隊家族会の理事・副会長も務め、隊員と
家族をつなぐ活動、隊員募集に関わる広報にも協力
する。近著として『自衛隊砲兵─火力戦闘の主役、
野戦特科部隊』を予定。
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