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た。
今回は、
WW2でドイツ国防軍が使用。WW2で最も知られた兵器
の1つであり、生産停止後も独自の存在感を発揮し
続けた伝説の名銃・MP38&MP40サブマシンガンです。
『MP38&MP40サブマシンガン』
アルハンドロ・デ・ケサダ (著), 床井 雅美 (監
修),
加藤喬 (翻訳)
2022/5/12 発行
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こんばんは!エンリケです。
宇宙の壮大な真理と、死という避けられぬ終焉。
冒頭で加藤さんは、あなたを深遠な考察へと誘い
ます。
本編は、「マッハ神話の崩壊」と題し、最新
鋭戦闘機の速度に隠された驚きの理由に迫ります。
ぜひお楽しみください。
エンリケ
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加藤大尉の軍隊式英会話:世界の秘密兵器編
Takashi Kato
マッハvs.ステルス(2)
加藤喬(元米陸軍大尉)
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□星屑としての私たち──宇宙を想い、死を受け入
れる
「宇宙はわたしたちの中にもあります。ヒトは星屑
から出来ているからです。人間とは宇宙が自らを知
るための媒介なのです」
宇宙ドキュメンタリー『コスモス』でカール・セ
イガン博士が語った言葉です。
全世界で6億人が視聴したと言われ、日本でも1
980年に放映され空前のヒットとなった番組。以
来何回となく再放送されていますから、若い世代の
読者諸氏も聞き知っているのではないかと思います。
さて、「ヒトは星屑から出来ている」とはどういう
ことか? 138億年前ビッグバンとともに宇宙が
開闢した頃、存在したのは軽い元素である水素とヘ
リウムだけでした。その後、星の内部で起こる核融
合反応でより重い元素が作られるようになり、超新
星爆発によって宇宙空間に拡散。それが重力で再び
収縮し第二、第三世代の星々に成長していった。
人間の身体を形作っている酸素や炭素、窒素、鉄な
どは太陽系が誕生するはるか以前、古い世代に属す
る星々の中で生成されたもので、それをセイガン博
士は「スター・スタッフ(星の材料)」と呼びまし
た。意訳すればスター・スタッフは「星屑」になる
わけです。
「自分の肺や筋肉、骨、血液の中に太古の星で作ら
れた原子が在る」。当時、この洞察に強烈な歓喜と
衝撃を感じました。宇宙の広大さを前に自分を取る
に足らない存在と卑下する必要はなく、ヒトと宇宙
は一体だとわかったからです。そして「宇宙の起源
に思いを馳せる星屑が人間なのだ」の下りには、ヒ
トと生まれた使命を悟った思いでした。
その後『コスモス』のメッセージがより深くわか
るにつれ、こう考えるようになりました。「原子は
物理法則に従って動くモノである。ヒトが原子の集
合体だということは、自意識とか意思は脳内で起こ
る電気化学作用の結果であり、非物質の魂とか不滅
の霊魂を想定する必要はない。ならば死は文字通り
『一巻の終わり』。死後の世界は存在しない」
辿り着いた結論が指し示すのは「自分がいつか無に
帰す」事実。幼年期に感じた死への恐怖が不意に蘇
り慄然としました。
カール・セイガンは1996年に62歳で早世。
すがる思いでセイガンの死を検索すると、次の一文
に行き当たりました。『コスモス』の共同制作者で
ありセイガンの妻だったプロデューサー、アン・ド
リーアンの回想です。曰く、
「『カールは死を前に来世を信じるようになった
か? 貴女はカールに再び会うことがあると思う
か?』 多くの人たちが私にそう問いました。夫は
変わらぬ勇気をもって死に臨み、あの世という空想
に逃げることはありませんでした。悲しいことに、
私たちは二度と再び相まみえることはないと知って
いました。私もカールに再会することはないとわか
っています。(中略)でも、私はカールに出逢いま
した。私たちは広大無辺のコスモスの中で、悠久の
時の流れの中で、偶然、出逢うことができた・・・
それだけで素晴らしいことでした」
冷徹な無神論で知られたカール・セイガンの一徹
さと、その伴侶に相応しいアン・ドーリアンの言葉
は、死が永遠の別れであるからこそ、共有した時間
が貴重で意味深いと教えてくれます。
人生に終わりがある。この事実を受け入れて初めて、
人はこの世に生まれた偶然に意味を与える努力がで
きるのでしょう。
後年、初めて一つ屋根の下で暮らした愛犬が逝き
ました。遺品を整理していたとき彼女の毛布を手に
すると、残っていた香りに元気だった頃の姿が蘇り
嗚咽こみ上げてきました。押しつぶされるような悲
しみに、思わず「宇宙が無限だったり多元宇宙だっ
たりすると、お前と寸分たがわない子がどこかに必
ずいることになる」と独り言ちていました。無限宇
宙が数学上の空想に過ぎないのか、多元宇宙が検証
可能な宇宙論なのか、凡愚の身にはわかりません。
しかしそういった学問上の可能性を考えることで、
別れの辛さが幾分かやわらいだのは本当です。
人は一人の例外もなく「いつか逝く道」を歩いて
います。ならば残り時間の多寡にかかわらず、心を
平穏に保ちつつ歩き続けるのが賢い生き方。私の場
合、コスモスとつながることが「来世」の否定と肯
定を同時に行なっているようです。
▼マッハvs.ステルス(3)
兵器は人が生存をかけて使う道具。生き延びるため
には相手より優れた武器を持たねばなりません。兵
器開発競争が文明の黎明から今日まで途切れなく続
いているのはこのためです。よく指摘される武器の
効用に「抑止力」(deterrence)があります。刀を抜
かずとも相手を委縮させ対峙を防ぐ「鞘の内の勝ち」
の如く、敵に攻撃を思いとどまらせる圧倒的な破壊
力のことです。「平和を望むがゆえに兵器を手放せ
ない」。人類が陥って久しいこのジレンマの裏面が
「抑止力」なのです。
加藤大尉の軍隊式英会話:兵器編」では、それぞれ
の武器が持つ抑止力に着目。兵器と平和の関係を考
えていくことにします。
「マッハvs.ステルス」では、F-35をはじめとする
最新鋭の戦闘機が1960年代に登場した第3世代
機より速度が低くなっている理由について考察しま
す。3回目は「マッハ神話の崩壊(1)」です。
1950年に勃発した朝鮮戦争では、アメリカの
F-86セイバーとソ連のミグ15が史上初めてジェット
戦闘機同士の戦いを繰り広げました。以来、世界各
国はひたすら戦闘機の高速化を追求。アメリカのF-
104スター・ファイター、F-105サンダーチーフ、F-
4ファントムII、ソ連のミグ21,英国のライトニング、
フランスのミラージュIII、スウェーデンのビゲンと
言った第2、第3世代機はいずれもマッハ2級の超
音速機でした。当時、世界の航空産業がマッハ神話
を信奉していた証左です。
マッハ神話に疑問が持たれたのは、20年に及ぶ
ベトナム戦争で遂行された10万件超の航空戦闘任
務データを解析したことがきっかけです。その結果、
マッハ1.8以上のスピードで戦闘が行なわれたことは
全くなかった事実が判明したのです。なぜか? ま
ず空中戦の場合、パイロットは敵機よりも小さい半
径で旋回して攻撃したり、追尾を振り切ったりしま
す。したがって、戦闘機乗りは最も旋回半径が小さ
くなるスピードを選んで飛ぶことになりますが、そ
うなるとマッハ0.7が上限なのです。
いま一つの理由はジェットエンジンの構造により
ます。一部の第5世代機は除き、現用のジェット戦
闘機が超音速で飛ぶためにはアフターバーナーが必
要です。これは排気に燃料を噴射して再燃焼させ高
推力を得る仕組みですが、燃費が劣悪になる欠点が
あります。たとえば巡航速度で飛べば数時間飛べる
機体でも、アフターバーナーを使い続けるとわずか
15〜20分で燃料を使い切ってしまいます。敵がいる
空域に迅速に到達できても、空中戦をするだけの燃
料が残っていなければ元も子もありません。ちなみ
に空自が1974年から2021年まで運用したF-4EJファン
トムIIは全世界で総計5000機以上生産された傑作超
音速戦闘機でしたが、アフターバーナーを使ってマ
ッハ1.5で飛ぶと、戦闘行動半径が7割減になってし
まったそうです。これでは超音速飛行性能がほとん
ど使われなかったのも道理です。
教材ビデオ:
Why are Modern Fighter Jets Slower than 1960s?
https://x.gd/9aE9N
(本エピソードは3:26から始まります)
基本語彙(カタカナ表記は大雑把なものです)
maximum(マキシマム)最大限の
maximize(マキシマイズ)最大にする
turn rate(ターン レート)旋回率
シナリオ(カウンターを4:30に合わせてくださ
い)
Pilots typically fly their aircraft at a speed
that allowed for maximum turn rate but maximi
zing the turn rate will inevitably drive down
the speed to about Mach 0.7.
(通常、パイロットは最高の旋回性能が出せるスピ
ードで飛ぶ。そうなると、どうしてもスピードはマ
ッハ0.7くらいまで落ちてしまう。)
(今回のビデオは6:00まで続きます)
英語一言アドバイス:
maximumは「最大限の」「最高の」という意味です。
しばしばMaxと略すこともあり、最高速度ならmaxim
um/max speed です。対義語は minimum。ペアで覚え
ると便利です。
発音サイト:
maximumの発音maximum pronounce - 検索
https://x.gd/0aQhw
参考サイト:アフターバーナー アフターバーナー - Wikipedia
https://x.gd/QSc79
『コスモス』動画 Cosmos: a personal voyage opening
https://x.gd/gG20d
(かとう・たかし)
●著者略歴
加藤喬(かとう・たかし)
元米陸軍大尉。都立新宿高校卒業後、1979年に渡米。
アラスカ州立大学フェアバンクス校他で学ぶ。88年
空挺学校を卒業。
91年湾岸戦争「砂漠の嵐」作戦に参加。米国防総省
外国語学校日本語学部准教授(2014年7月退官)。
著訳書に第3回開高健賞奨励賞受賞作の『LT─あ
る“日本製”米軍将校の青春』(TBSブリタニカ)、
『名誉除隊』『加藤大尉の英語ブートキャンプ』
『レックス 戦場をかける犬』『チューズデーに逢う
まで』『ガントリビア99─知られざる銃器と弾薬』
『M16ライフル』『AK─47ライフル』『MP5サブ
マシンガン』『ミニミ機関銃』『MP38/40
サブマシンガン』、近刊『宇宙経済─投資家が教え
るスペース・ビジネス(仮題)』(いずれも並木書
房)がある。
追記
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『チューズデーに逢うまで』関係の夕刊フジ
電子版記事(桜林美佐氏):
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/
20150617/plt1506170830002-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/
20150624/plt1506240830003-n1.htm
『レックス 戦場をかける犬』発売中
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『レックス 戦場をかける犬』の書評です
http://honz.jp/33320
オランダの「介護犬」を扱ったテレビコマーシャル。
チューズデー同様、戦場で心の傷を負った兵士を助
ける様子が
見事に描かれています。
ナレーションは「介護犬は目が見えない人々だけで
はなく、
見すぎてしまった兵士たちも助けているのです」
http://www.youtube.com/watch?v=cziqmGdN4n8&fea
ture=share
きょうの記事への感想はこちらから
⇒
https://okigunnji.com/url/7/
ブックレビューの投稿はこちらから
http://okigunnji.com/url/73/
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日本語でも英語でも、日常使う言葉の他に様々な専
門用語があります。
軍事用語もそのひとつ。例えば、軍事知識のない日
本人が自衛隊のブリーフィングに出たとしましょう。
「我が部隊は1300時に米軍と超越交代 (passage o
f
lines) を行う」とか「我がほう戦車部隊は射撃後、
超信地旋回 (pivot turn) を行って離脱する」と言
われても意味が判然としないでしょう。
同様に軍隊英語では「もう一度言ってください」
は "Repeat" ではなく "Say again" です。な
ぜなら前者は砲兵隊に「再砲撃」を要請するときに
使う言葉だからです。
兵科によっても言葉が変ってきます。陸軍や空軍
では建物の「階」は日常会話と同じく "floor"です
が、海軍では船にちなんで "deck"と呼びます。
また軍隊で 「食堂」は "mess hall"、「トイレ」
は "latrine"、「野営・キャンプする」は "to biv
ouac"
と表現します。
『軍隊式英会話』ではこのような単語や表現を取
りあげ、軍事用語理解の一助になることを目指して
います。
加藤 喬
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