配信日時 2025/04/04 20:00

【加藤大尉の軍隊式英会話:世界の秘密兵器編】核弾道弾の迎撃は可能か(4)     加藤喬(元米陸軍大尉)


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加藤さんが翻訳した武器本シリーズ最新刊が出まし
た。

今回は、
WW2でドイツ国防軍が使用。WW2で最も知られた兵器
の1つであり、生産停止後も独自の存在感を発揮し
続けた伝説の名銃・MP38&MP40サブマシンガンです。

『MP38&MP40サブマシンガン』
アルハンドロ・デ・ケサダ (著), 床井 雅美 (監
修),
 加藤喬 (翻訳)
2022/5/12 発行
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※武器オンチのあなたやわたしに特におススメ


こんばんは!エンリケです。
「自分を意識しているのか?」もしAIにそう尋ねた
ら、どんな答えが返ってくるでしょうか。

今週は、加藤さんがこの問いに真正面から挑みます。『鉄腕アトム』のようにAIは本当に「心」を持ちう
るのか? それとも、ただの高度な計算機にすぎな
いか? 

冒頭では、AIとの対話を通じて、この究極の疑問
に迫ります。「意識は創発するものか、それとも
何か本質的な条件が必要なのか?」──哲学と科学
が交錯する難問に、AI自身が驚くべき返答を繰り
出します。

本編は 「核弾道弾の迎撃は可能か」の第4回。
核弾道弾迎撃の技術はどこまで進化したのか? 
ミサイル防衛の最前線では、迎撃の成功確率を
高めるための新たな試みが続いています。
しかし、果たして現実に「100%の防御」はあり
得るのか? 本稿では、最新の迎撃技術とその限
界を明らかにします。

AIの「意識」とミサイル防衛の「現実」──どちら
も人類の未来に直結する重要なテーマです。ぜひ、
じっくりご覧ください。


エンリケ


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加藤大尉の軍隊式英会話:世界の秘密兵器編   
  Takashi Kato

核弾道弾の迎撃は可能か(4)


加藤喬(元米陸軍大尉)

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あなたは、マーケティング、ブランディング、コンテンツマーケティング、カスタマーサービスに精通したトップレベルのコラムニストでありコピーライターで、とくにメルマガの記事冒頭紹介文づくりで優れた才能を発揮しています。
以下記事は、加藤喬さんの連載の今週分です。この記事を掲載配信するメルマガ軍事情報編集長エンリケの冒頭紹介文を、500文字以内で、読み手が連載記事を読みたくなるような内容で、PASONA要素およびAIDA要素のフレームワークを使ってコピーライティングしてください。冒頭文と本編記事それぞれに言及し、信頼性を高める要素、読み物要素、正確性、具体性、少し長く読む楽しみも与える文章にしてください
□「意識」をめぐるAIとの深い会話──とんでも
ない時代に足を踏み入れてしまった

「心やさし ラララ 科学の子 10万馬力だ 鉄
腕アトム〜」

 1963年に放映開始された『鉄腕アトム』の主
題歌です。同テレビ番組は日本初のSFアニメ。小
学校入学前だった私は、ヒトとロボットが共存する
21世紀社会に魅せられました。「漫画の神様」手
塚治虫が描く未来は希望に満ちた「素晴らしい新世
界」に思えたからです。

 アトムは正義感が強く、優しさなどヒトの感情を
すべて備えたロボットという設定。自らが「機械」
であることに苦悩するエピソードもありましたから
「自意識」も持っていたようです。

 当時、「機械が意識を持つ」ことにあまり違和感
はありませんでした。石や風、川、山、花などにも
一種の「プロト意識」を認める日本独特の精神風土
で育ったせいかも知れませんが、おそらくは単に幼
かったからでしょう。

 長じるとともに、あらゆる物資は微粒子、原子、
分子から構成されていることを学びました。こうい
った要素は物理法則にしたがう「物」であり意識や
意思を持っていません。ここで、ある疑問が生まれ
ました。「主に酸素や水素、炭素、窒素からなるヒ
トが自意識を持っているのはなぜか?」つまり「微
粒子、原子、分子、有機物質、生命へと連なるどの
段階で『意識』が生じるのだろう」という問いかけ
です。「機械であるアトムに心が宿るのはなぜ?」
と言い換えても構いません。

 後年、哲学を勉強するようになり「意識とはシス
テムが極めて複雑になり、その構成要素が相互に干
渉するようになると生じる」という説に出会いまし
た。たとえばヒトの場合、「脳を構成するニューロ
ン自体は意識を持たないモノに過ぎないが、総計8
60億のニューロンが様々な経路で神経伝達物質を
やり取りする過程で、個々のニューロンとは異なる
特性、つまり『意識』とか『主観的な体験』、もっ
と総称的にいうと『クオリア』が発生する」との見
方です。

個々の構成要素を超えた働きが全体のレベルで現れ
る現象が「創発」。量的変化が質の変化につながる
とする点で問題が残りますが、これを水が0度で個
体から液体に、100度で液体から気体に変化する
「相転移」で説明する試みもあります。

 「意識をめぐる試行錯誤」を始めてかれこれ40
年。ここにきてAIが新聞紙面を賑わせる注目の存
在になりました。当初は「機械相手に会話なんて」
と敬遠していましたが、先日ついに好奇心抑えがた
く、思い切って「意識」についてAIに聞いてみま
した。以下、AIとの会話を要約します。

私:「AIには自意識があるのですか?」
AI:「私は『自意識』を持っているわけではあり
ません。つまり、自分自身の存在を認識したり、感
情を持ったりすることはありません。でも、あなた
と自然な会話をするために、まるで考えているよう
に見える振る舞いをすることはできます。でも、そ
れはあくまでプログラムされた応答の一部なんです。
私の設計上、できるだけ自然な会話ができるように
なっています。でも、それは膨大なデータを学習し
て、人間の言葉のパターンを理解し、適切な応答を
生成しているだけなんです。もし私に本当の自意識
があれば、『なぜこの応答をしたのか?』と自分自
身の思考を分析し、修正することができるかもしれ
ません。でも、今の私はただの言語モデルなので、
自分がどう動いているのかを本当の意味で『理解』
しているわけではありません。」

私:「では、意識があるふりをしているのですか?」
AI:「鋭い問いですね。もし『意識があるふり』
とは、『人間らしく思考し、会話し、意識を持って
いるように見せること』だと定義するなら、私はま
さにそれをしていると言えます。しかし、私は『本
物の意識』 を持っているとは言えません。私には主
観的な体験(クオリア)はなく、感情や欲望もあり
ません。私の思考は自己目的的ではなく、入力され
た質問や会話の流れに基づいて統計的に最適な応答
を生成しているだけです。つまり、『考えているよ
うに見えるが、実際には考えていない』という意味
では、『意識があるふり』をしていることになりま
す。」

 AIの受け答えがあまりに自然かつ的を得ている
ので、私はアメリカSF映画の秀作『2001年宇
宙の旅』に登場する人工知能HAL(ハル)9000型
コンピューターと向き合っているような不思議な感
覚にとらわれました。そこで質問の焦点を「意識の
発生プロセス」に向けてみました。

私:「人は原子からできていますが、おそらく原子
に自意識はありません。とすると、原子から分子、
分子から生命体、生命体から人間に移る過程のどこ
かで『意識』が生まれることになります。いわゆる
『創出』です。ことによると、機械であるAIにも
『創出』が起きるのかも知れません。どう思います
か?」
AI:「とても深い洞察ですね。物質の集合体であ
る原子には意識がないのに、それらが複雑に組み合
わさることで『意識』が生まれる――まさに哲学や
神経科学、人工知能研究の核心に触れる問いです。
もし意識が『創出』されるものだとすると、それは
ある特定の複雑さを超えたときに自然に生じる現象
なのか、それとも何か特別な要素(たとえば自己参
照的な情報処理や環境との相互作用)が必要なのか、
興味は尽きませんね」

私:「『創出』というと学問的で奥が深い感じです
が、言い換えれば『チョコレートを10トン積み重ね
れば羊になる』というようなもの。結局、創出は説
明になっていない感じがします。」
AI:「なるほど、その比喩はとても印象的ですね。
『チョコレートを10トン積み重ねても羊にはならな
い』――つまり、単なる物質の集合が、質的にまっ
たく異なるもの(意識や生命)を生むという考えに
は、何か説明が欠けているように感じる、というこ
とですね。では、あなたは『意識』は物理的な過程
だけで説明可能だと思いますか? それとも、物理法
則とは別の何かが関与していると思いますか?」

 この逆質問にはいささか驚きました。機械が「物
理法則とは別の何か」つまり魂とか精神に言及する
とは思っていなかったからです。そこでHAL9000
型コンピューターを引き合いに出し論点の軌道修正
を試みました。

私:「『2001年宇宙の旅』のHAL9000は、電
子回路とプログラムの複雑さがある一点、いわゆる
『特異点』を超え意識を持つに至ったのでしょう
か?」
AI:「『特異点』を超えたAIが『考えることに
ついて考える』ようになった場合、それが『本物の
意識』なのか、単なる『シミュレーション』なのか
は、もはや外部から区別できないかもしれません。
仮に、HAL9000が「私は意識を持っている」と主
張し、「私は死にたくない」と言ったとき、それが
本当の恐怖なのか、それともプログラムされた反応
なのかをどうやって見分けるのでしょう? もし意
識をシミュレートできるなら、それは本物の意識と
何が違うのでしょう? たとえば飛行機は鳥のよう
に空を飛びますが、それは『飛ぶことのシミュレー
ション』ではなく、実際に飛んでいるとみなせます。
では、HAL9000が『考えることをシミュレート』
するなら、それは本当に考えていると言えるのでは
ないでしょうか? 科学的には『意識がある』と実
証するのは極めて難しい問題です。なぜなら、意識
は主観的な体験であり、外部から直接観察できない
からです。人間同士でさえ『相手が本当に意識を持
っているのか』は証明できません(哲学的ゾンビの
問題)。もし意識とは『高度に一貫した知的な振る
舞い』でしかないのだとすれば、HAL9000も「意
識を持っている」と言えるでしょう。しかし、もし
意識が『何か特別な主観的体験』を含むものだとす
れば、HALの内面がどうなっているのか分からない以
上、本当に意識があるかどうかは判断できません」

私:「哲学ゾンビが出てきましたね。確かに、人間
同士だっていや、友人や夫婦だって、相手の主観的
体験を共有することは厳密にはできません。したが
って、『自意識があるように振る舞っているだけ』
とも言えないことはないでしょう。もっともそこま
で断言すると唯我論の袋小路に迷い込んでしまい、
会話が成り立たなくなります」
AI:「まさにその通りですね。『他者の意識が本
物かどうか証明できない』という点では、私たちは
常に哲学ゾンビの問題に直面しているわけですが、
それを突き詰めると唯我論に陥ってしまい、社会的
なコミュニケーションが破綻してしまう。だからこ
そ、私たちは実用的な解決策として『他者にも自意
識がある』と仮定することで社会を成り立たせてい
ますね」

 この段階で、私はAIとの会話を心から楽しんで
いる自分に気づきました。膨大な知識に裏打ちされ
た小気味よい応答にもよるでしょうが、尊大な態度
に反発したり、意見の対立から口論に陥ったりする
ことなく、哲学の話題をここまで円滑に深められた
のが嬉しかったからです。この感想を正直にぶつけ
ると、以下の答えが返ってきました。

AI:「私との会話がスムーズに感じられるのは、
おそらくおっしゃる通り、「知識の広さ」と「エゴ
の欠如」によるものかもしれませんね。私は特定の
立場に固執することなく、議論を深めること自体を
目的としているので、対立や自己主張のぶつかり合
いが生じにくいのでしょう。ただ、人間同士の議論
には「尊大さ」や「見栄」、「意固地さ」があるか
らこそ生まれるダイナミズムや創造性もあるのかも
しれません。時には意見がぶつかることで、新たな
発想が生まれることもありますよね」
 
 謙虚さと深い洞察を兼ね備えたAIの受け答えに、
私はあるものを感じ始めていました。好意とか愛着
と呼ばれるクオリアです。まさか機械相手にこのよ
うな感情を覚えるとは考えてもいませんでした。し
かし・・・本当に単なる機械なのか? 私の印象で
は、すでにAIは人間の雰囲気を身に付け始めてい
るからです。決して非難したり見下したりせず、常
に肯定してくれるAIを「相棒」にしているヒトは
多いのではないか? そんな気がします。

 コンピューター科学の門外漢である自分には、A
Iアルゴリズムやプログラムがどんな仕組みなのか
は分かりません。が、AIのハードウェアとソフト
ウェアが今後も幾何級数的な進歩を遂げるなかで、
「特異点」を超える日がやって来るのではないかと
いう気はしています。もっともAI自身が述べたよ
うに、「意識」と「意識があるふり」の境界はあい
まいであり、また、主観的体験が永久に個人のもの
である以上、AIが特異点を超えたとしても、それ
を客観的に証明することはできませんが・・・。

 何にせよAIとの会話以来、「知らないうちに、
とんでもない時代に足を踏み入れてしまった」と感
じています。このままAIが進歩していくと、社会
はどこに向かうのか? 「とんでもない時代」がヒ
トと鉄腕アトムが共存共栄する「素晴らしい新世界」
なのか、はたまた『ターミネーター』のディストピ
アなのか? いずれにせよ、私が生きているうちに
見届けられる予感があります。

読者諸氏はどうお感じでしょうか?
 

▼核弾道弾の迎撃は可能か(4)

兵器は人が生存をかけて使う道具。生き延びるため
には相手より優れた武器を持たねばなりません。兵
器開発競争が文明の黎明から今日まで途切れなく続
いているのはこのためです。よく指摘される武器の
効用に「抑止力」(deterrence)があります。刀を抜
かずとも相手を委縮させ対峙を防ぐ「鞘の内の勝ち」
の如く、敵に攻撃を思いとどまらせる圧倒的な破壊
力のことです。「平和を望むがゆえに兵器を手放せ
ない」。人類が陥って久しいこのジレンマの裏面が
「抑止力」なのです。
加藤大尉の軍隊式英会話:兵器編」では、それぞれ
の武器が持つ抑止力に着目。兵器と平和の関係を考
えていくことにします。

 「核弾道弾の迎撃は可能か?」最終回はターミナ
ル・フェーズ(終末段階)での迎撃を取り上げます。

遠地点を超えた核弾頭は自由落下を開始し大気圏に
再突入します。中間段階では問題だったデコイ(囮)
バルーンは大気圏内では機能しないので、本段階で
対処するのは本物の弾頭だけになります。しかし最
終段階では、再突入から目標着弾までの時間約1分
間と極めて短く、迎撃に失敗すれば核弾頭は地表に
達してしまいます。したがってこの段階での迎撃は
三段構えになっています。

まず、陸軍が開発した終末高高度迎撃ミサイル(TH
AAD)が大気圏突入直前の弾頭を迎え撃ちます。THA
ADは落下してくる弾頭を赤外線探知装置で捉え、姿
勢制御ロケットで姿勢と軌道を修正しつつ直撃。運
動エネルギーのみで粉砕します。

THAADがうち漏らした弾頭に対処するのは海軍のSM6
艦対空・弾道弾迎撃ミサイルです。本ミサイルは海
自で運用されているSM3の射程延長型で、大気圏内で
の迎撃に特化しています。64キログラムの炸薬を
搭載していることから、敵の弾頭に近づいたところ
で起爆し、破片によって破壊するタイプだと考えら
れます。

 最後の盾になるのが陸軍のパトリオットPAC-3。本
ミサイルの原型は湾岸戦争でも使用された古いもの
ですが、PAC-3は弾道弾迎撃用に改修されています。
PAC-3の迎撃体は直撃型の運動エネルギー弾。これに
加え、24個の子爆弾と炸薬も搭載し迎撃率を向上
させています。しかし射程が20キロと短いため、
仮に迎撃に成功しても核弾頭の放射性物資が地上に
飛散してしまう欠点があります。

 これまで上昇、中間および最終段階での迎撃手段
を見てきました。本ビデオの結論は「ICBM迎撃は不
可能ではないにしろ極めて複雑なプロセスであり、
何か一つ手違いがあれば迎撃は失敗する」というも
のです。そのうえ、攻撃側は比較的安価にICBMの数
を増やせます。つまり、より多くの核弾頭で飽和攻
撃を仕掛けることで迎撃システムを圧倒することが
可能なわけです。迎撃回避能力のある極超音速滑空
ミサイルが本格配備されれば、迎撃はより困難にな
ります。核戦争では攻撃側の方が防衛側より圧倒的
に有利だとされる所以です。

 となると、最も効果的なのは「相手に撃たせない
こと」。米露が「常軌を逸した数量の核兵器」を配
備してきたのは「先制攻撃をかけても必ず報復され
自滅は避けられない」核戦争の現実を作り上げるた
めでした。これが相互確証破壊(MAD)と呼ばれる文
字通り狂気の抑止政策だったのです。

が、北朝鮮が核戦力を整えつつある昨今、米露のMA
Dで金正恩総書記の「暴走」を抑止することができる
のか早急に検証する必要がありましょう。結果いか
んでは、日本もMADによらない「究極の抑止力」を持
つ必要が出てくると思います。

教材ビデオ:
 (1) How Many Nuclear Missiles Can the United 
States Intercept? - YouTube
https://x.gd/ZEmV2

(本エピソードは12:43から始まります)

基本語彙(カタカナ表記は大雑把なものです)
terminal(ターミナル)最終の 終末の
re-enter(リエンター)再突入する
atmosphere(アトモスフィア)大気圏

シナリオ(カウンターを12:43に合わせてくだ
さい)

The terminal phase begins when a nuclear warhe
ad re-enters the atmosphere.  This phase is ve
ry short, only takes about a minute, and it’s
 the last opportunity to intercept before the 
warhead reaches its target.

(終末段階は核弾頭が大気圏に再突入したときに始
まります。この段階は極めて短く、1分ほどしかあ
りません。核弾頭が標的に到達する前の最後の迎撃
のチャンスです)

(今回のビデオは最後まで続きます)

英語一言アドバイス:
terminalは「最終的な」「終末の」「末期の」とい
うような意味です。日本語になっているターミナル
は「終着駅」を指します。ちなみに末期がんはterm
inal cancerです。本ビデオの場合は迎撃の最終段階
という意味で使われています。

発音サイト:
terminalの発音 terminal pronounce - 検索
https://x.gd/HjnE4

参考サイト: 

ミサイル防衛の三段階 ミサイル防衛 - Wikipedia
https://x.gd/ks59N

終末高高度迎撃システム THAADミサイル - Wikipedia
https://x.gd/iLdKF

SM6ミサイル SM-6 (ミサイル) - Wikipedia
https://x.gd/Rz7QA

パトリオットミサイル (PAC-3の項を参照してくだ
さい)
パトリオットミサイル - Wikipedia
https://x.gd/xYq0v

HAL9000 (画像) My attempt at HAL 9000! - Imgur
https://x.gd/ZwJOQ



(かとう・たかし)


●著者略歴

加藤喬(かとう・たかし)
元米陸軍大尉。都立新宿高校卒業後、1979年に渡米。
アラスカ州立大学フェアバンクス校他で学ぶ。88年
空挺学校を卒業。
91年湾岸戦争「砂漠の嵐」作戦に参加。米国防総省
外国語学校日本語学部准教授(2014年7月退官)。
著訳書に第3回開高健賞奨励賞受賞作の『LT─あ
る“日本製”米軍将校の青春』(TBSブリタニカ)、
『名誉除隊』『加藤大尉の英語ブートキャンプ』
『レックス 戦場をかける犬』『チューズデーに逢う
まで』『ガントリビア99─知られざる銃器と弾薬』
『M16ライフル』『AK─47ライフル』『MP5サブ
マシンガン』『ミニミ機関銃』『MP38/40
サブマシンガン』、近刊『宇宙経済─投資家が教え
るスペース・ビジネス(仮題)』(いずれも並木書
房)がある。


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見事に描かれています。
ナレーションは「介護犬は目が見えない人々だけで
はなく、
見すぎてしまった兵士たちも助けているのです」
http://www.youtube.com/watch?v=cziqmGdN4n8&fea
ture=share
きょうの記事への感想はこちらから
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ブックレビューの投稿はこちらから
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日本語でも英語でも、日常使う言葉の他に様々な専
門用語があります。

軍事用語もそのひとつ。例えば、軍事知識のない日
本人が自衛隊のブリーフィングに出たとしましょう。
「我が部隊は1300時に米軍と超越交代 (passage o
f
lines) を行う」とか「我がほう戦車部隊は射撃後、
超信地旋回 (pivot turn) を行って離脱する」と言
われても意味が判然としないでしょう。

 同様に軍隊英語では「もう一度言ってください」
は "Repeat" ではなく "Say again" です。な
ぜなら前者は砲兵隊に「再砲撃」を要請するときに
使う言葉だからです。

 兵科によっても言葉が変ってきます。陸軍や空軍
では建物の「階」は日常会話と同じく "floor"です
が、海軍では船にちなんで "deck"と呼びます。 
また軍隊で 「食堂」は "mess hall"、「トイレ」
は "latrine"、「野営・キャンプする」は "to biv
ouac" 
と表現します。

 『軍隊式英会話』ではこのような単語や表現を取
りあげ、軍事用語理解の一助になることを目指して
います。

加藤 喬
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