配信日時 2025/03/21 20:00

【加藤大尉の軍隊式英会話:世界の秘密兵器編】核弾道弾の迎撃は可能か(2)     加藤喬(元米陸軍大尉)


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加藤さんが翻訳した武器本シリーズ最新刊が出まし
た。

今回は、
WW2でドイツ国防軍が使用。WW2で最も知られた兵器
の1つであり、生産停止後も独自の存在感を発揮し
続けた伝説の名銃・MP38&MP40サブマシンガンです。

『MP38&MP40サブマシンガン』
アルハンドロ・デ・ケサダ (著), 床井 雅美 (監
修),
 加藤喬 (翻訳)
2022/5/12 発行
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こんばんは!エンリケです。

「アメリカに見限られるのか?」
恐米病ともいうべき不安がトランプ大統領就任以降、
日本の政界やメディアを席巻しているようです。

加藤さんは冒頭で、故安倍晋三元首相の対米交渉術
に触れつつ、「トランプカード」が各国に与えた衝
撃とその背景を鋭く分析。アメリカ頼みの安全保障
体制に潜む危うさを明らかにします。

本編では、核弾道弾迎撃の可能性について掘り下げ
た「核弾道弾の迎撃は可能か?」の第2回をお届け。

ブースト・フェーズでの迎撃という難題に挑む最新
技術と、その限界が赤裸々に描かれています。抑止
力の本質に迫る視点は、軍事技術の進化を見極める
うえで欠かせません。

今回も読み応えたっぷりの内容です。じっくりお楽
しみください。


それでは、ご一読ください!


エンリケ


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加藤大尉の軍隊式英会話:世界の秘密兵器編   
  Takashi Kato

核弾道弾の迎撃は可能か(2)


加藤喬(元米陸軍大尉)

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□アメリカに見限られる……日本の政治家や識者、
マスコミの「恨み節」

 メキシコ、中国、カナダ、NATO加盟国、ウクライ
ナ……いずれもトランプ氏の不興を買い、追加関税
をかけられたり安全保障面でアメリカの庇護を失っ
たりしています。なぜか?「不公正貿易」あるいは
「安保ただ乗り」が理由です。ビジネスマン大統領
が腹に据えかねるものは二つ。「米市場を食い物に
して膨大な利益をあげる国」と「パックスアメリカ
ーナ(アメリカの力による平和)を享受しながら国
防支出が不十分な国」です。

もっともカナダに対する強引な態度の裏には、トル
ドー首相との個人的な確執があるとも噂されていま
す。第一次トランプ政権時の2019年、バッキン
ガム宮殿で行なわれたNATO首脳会談の際、トルドー
首相がトランプ大統領を笑い種にジョンソン英首相
(当時)、マクロン仏大統領らと談笑した一件です。
事の真偽はともかく、トランプ氏は物事を極めて主
観的に判断する性格。相手の器を初対面で品定めす
る目に自信を持っているようです。

ちなみに故安倍晋三首相は当初からそこを見抜き、
トランプ氏の懐に飛び込んで行きました。その後、
交渉では互いに火花を散らしつつも個人的に良好な
関係を築くことができたのは、トランプ氏をして
「一目置くべき相手」と納得させたからでしょう。
安倍氏のような「対等にして馬が合う相手」でなけ
ればワイルドカード大統領の心を動かすのは至難。
産業経済相が渡米し関税免除を申し入れましたが、
色よい返事を得られなかったのも道理です。

 トランプ氏はかつて熾烈なニューヨーク不動産界
に君臨した剛腕ビジネスマン。取引の酸いも甘いも
噛み分けた人物だけあって、切り札(トランプカー
ド)の使い方を心得ています。好例がウクライナへ
の軍事情報と軍需品供与停止です。選挙運動中トラ
ンプ候補は「わたしならウクライナ戦争を24時間
で止めて見せる」と豪語。その予兆はありましたが、
ホワイトハウスでの「決裂」を逆手にとった切り札
の効果は凄まじく、クルスク州を占領していたウク
ライナ軍は数日でロシア軍に包囲され殲滅の危機に
直面。ウクライナはアメリカ主導の停戦案を飲まざ
るを得ませんでした。ロシアとの維持可能な和平を
達するうえで、ゼレンスキー大統領に突き付けられ
たトランプカードはこの先も効力を発揮し続けるで
しょう。

「アメリカは日本を守らなければならないが、日本
は米国を防衛する義務はない」

 トランプ大統領は先日、「日米安保の片務性」に
ついてこう自説を述べました。これはかなり偏った
見方です。なぜなら、在日米軍は露中北などに対し
日頃から戦力投射を行なっています。つまり最前線
近くに駐屯することで抑止力となっているわけで、
日本を守るためだけに居るのではありません。また、
日本政府は米軍に基地を提供したうえ潤沢な維持費
も負担していますから、トランプ氏が示唆した「安
保ただ乗り」は正確ではありません。

 とは言うものの、日本の政治家や識者そしてマス
コミの反応には「アメリカに見限られる」との恨み
節めいたものが感じられます。わたしはむしろここ
に危機感を覚えます。見限るとは「見込みがないと
判断し、相手にしなくなること」。つまり日本の指
導層や報道界は「日本に自国を守るだけの力がなく、
自力の抑止力獲得に必要な憲法改正議論も防衛支出
もしていない。だからトランプのアメリカに見切り
を付けられる」ことを知っているわけです。ならば
ワイルドカード大統領のゴリ押しと独りよがりを反
面教師に「パックスアメリカーナからの脱却」を宣
するのが筋。アメリカに頼らずとも国民と国土を守
り切る実力達成を国是とすべきでしょう。

 トランプ政権は「ヨーロッパの平和は欧州指導層
の責任であり義務」との見方を強めています。「米
国は欧州の紛争に干渉しない」政策の延長線上で在
ドイツ米軍の撤退や再配置も検討されています。こ
のいわゆる新モンロー主義の波が日本にも押し寄せ、
在日米軍が次の削減目標にならない保証はありませ
ん。

トランプカードを切られ「領土破棄」を強いられつ
つあるゼレンスキー大統領とウクライナ市民の二の
舞を舞わぬためには、日本はいま覚醒するしかない。
憲法改正を党是とする政府与党の責任は重大です。


▼核弾道弾の迎撃は可能か(2)

兵器は人が生存をかけて使う道具。生き延びるため
には相手より優れた武器を持たねばなりません。兵
器開発競争が文明の黎明から今日まで途切れなく続
いているのはこのためです。よく指摘される武器の
効用に「抑止力」(deterrence)があります。刀を抜
かずとも相手を委縮させ対峙を防ぐ「鞘の内の勝ち」
の如く、敵に攻撃を思いとどまらせる圧倒的な破壊
力のことです。「平和を望むがゆえに兵器を手放せ
ない」。人類が陥って久しいこのジレンマの裏面が
「抑止力」なのです。
加藤大尉の軍隊式英会話:兵器編」では、それぞれ
の武器が持つ抑止力に着目。兵器と平和の関係を考
えていくことにします。

「核弾道弾の迎撃は可能か?」第2回目はブースト
・フェーズ(上昇段階)での迎撃を取り上げます。

 ブースト・フェーズとは、弾頭とブースターが未
だ一体でロケットエンジンを全開にして上昇する段
階を指します。

このフェーズでの迎撃にはいくつか利点があります。
まず、ICBMは全長が10〜20メートルもあり照準が容
易なこと。ブースターから噴射される高温ガスが熱
源となり探知しやすいこと、速度が比較的遅いこと、
そしてICBMがデコイ(囮)も含めた複数弾頭を装備
している場合でも全部まとめて撃破できることです。

 しかし、発射からブースターが燃料を使い切って
弾頭を切り離すまでの時間はわずか4分。上昇中の
ミサイルを探知し、迎撃ミサイル発射準備を終え、
迎撃判断・命令を下し、ミサイルが命中するまでの
時間などを考慮すると、どの手順で不具合が起きて
もミサイル迎撃は失敗します。

 この欠点を補う目的で開発されたのが空中発射レ
ーザー兵器YAL-1。ボーイング747の機首に装備さ
れた大型レーザーで上昇中のミサイルを照射するア
イデアでした。光の速さで飛ぶレーザー光線なら瞬
間的に敵ICBMを破壊できると考えられた訳です。

 ところが実験の結果、レーザーは空気中ですぐ拡
散してしまい射程は数十キロしかないことが判明。
ロシアや中国の内陸部から発射されるICBMを撃ち落
とすには、鈍重な大型機で敵領空を何時間も進攻す
る必要がありました。当然ながら実用性なしと判断
され、YAL-1計画は2011年に中断されています。

 となると、海上自衛隊や米海軍のイージス艦に装
備されている現用迎撃ミサイルSM-3に頼るしかなく
なります。しかしやはり射程の問題から、大陸国家
の内陸部から打ち上げられるICBMを迎撃することは
ほぼ不可能。つまり、今回のビデオが示唆するよう
に「現在運用中のミサイル防衛システムでは、ブー
スト・フェーズでの迎撃は現実的でない」という結
論になります。

教材ビデオ:
 (1) How Many Nuclear Missiles Can the United 
States Intercept? - YouTube
https://x.gd/5YuiF

(本エピソードは1:48から始まります)

基本語彙(カタカナ表記は大雑把なものです)
practical(プラクティカル)実用上の
capability(ケイパビリティ)能力 機能
boost phase(ブースト・フェーズ)上昇段階

シナリオ(カウンターを5:47に合わせてくださ
い)
The American missile defense system does not h
ave any practical capability to destroy ICBMs 
during the boost phase.

(米国のミサイル防衛システムは、ICBMを上での段
階で撃破する実用的な能力を持っていない)

(今回のビデオは6:03まで続きます)

英語一言アドバイス:
practicalは「実行する」を意味する動詞practiceの
形容詞形で「実際に役立つ」とか「実用上の」と訳
されます。ちなみに、practical jokeは「悪ふざけ」
を指します。

発音サイト:practicalの発音 practical pronounce - 検索
https://x.gd/DLKsE

参考サイト: 
ミサイル防衛の三段階 ミサイル防衛 - Wikipedia
https://x.gd/3Eo7U

SM-3迎撃ミサイル SM-3 (ミサイル) - Wikipedia
https://x.gd/KvGeb

空中発射レーザー実験機 AL-1 (航空機) - Wikipedia
https://x.gd/QH4es



加藤 喬(かとう・たかし)

元米陸軍大尉。都立新宿高校卒業後、1979年に渡米。
アラスカ州立大学フェアバンクス校他で学ぶ。88年
空挺学校を卒業。91年湾岸戦争「砂漠の嵐」作戦に
参加。米国防総省外国語学校日本語学部准教授(20
14年7月退官)。著訳書に第3回開高健賞奨励賞受賞
作の『LT—ある“日本製”米軍将校の青春』(TB
Sブリタニカ)、『名誉除隊』『加藤大尉の英語ブー
トキャンプ』『レックス 戦場をかける犬』『チュー
ズデーに逢うまで』『アメリカンポリス400の真
実!』『ガントリビア99の謎』『M16ライフル』
『AK-47ライフル』『MP5サブマシンガン』『ミ
ニミ軽機関銃』『MP38&MP40サブマシンガ
ン』(いずれも並木書房)がある。


(かとう・たかし)


●著者略歴

加藤喬(かとう・たかし)
元米陸軍大尉。都立新宿高校卒業後、1979年に渡米。
アラスカ州立大学フェアバンクス校他で学ぶ。88年
空挺学校を卒業。
91年湾岸戦争「砂漠の嵐」作戦に参加。米国防総省
外国語学校日本語学部准教授(2014年7月退官)。
著訳書に第3回開高健賞奨励賞受賞作の『LT─あ
る“日本製”米軍将校の青春』(TBSブリタニカ)、
『名誉除隊』『加藤大尉の英語ブートキャンプ』
『レックス 戦場をかける犬』『チューズデーに逢う
まで』『ガントリビア99─知られざる銃器と弾薬』
『M16ライフル』『AK─47ライフル』『MP5サブ
マシンガン』『ミニミ機関銃』『MP38/40
サブマシンガン』(いずれも並木書房)がある。

追記
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電子版記事(桜林美佐氏):
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/
20150617/plt1506170830002-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/
20150624/plt1506240830003-n1.htm
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『レックス 戦場をかける犬』の書評です
http://honz.jp/33320
オランダの「介護犬」を扱ったテレビコマーシャル。
チューズデー同様、戦場で心の傷を負った兵士を助
ける様子が
見事に描かれています。
ナレーションは「介護犬は目が見えない人々だけで
はなく、
見すぎてしまった兵士たちも助けているのです」
http://www.youtube.com/watch?v=cziqmGdN4n8&fea
ture=share
きょうの記事への感想はこちらから
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ブックレビューの投稿はこちらから
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日本語でも英語でも、日常使う言葉の他に様々な専
門用語があります。

軍事用語もそのひとつ。例えば、軍事知識のない日
本人が自衛隊のブリーフィングに出たとしましょう。
「我が部隊は1300時に米軍と超越交代 (passage o
f
lines) を行う」とか「我がほう戦車部隊は射撃後、
超信地旋回 (pivot turn) を行って離脱する」と言
われても意味が判然としないでしょう。

 同様に軍隊英語では「もう一度言ってください」
は "Repeat" ではなく "Say again" です。な
ぜなら前者は砲兵隊に「再砲撃」を要請するときに
使う言葉だからです。

 兵科によっても言葉が変ってきます。陸軍や空軍
では建物の「階」は日常会話と同じく "floor"です
が、海軍では船にちなんで "deck"と呼びます。 
また軍隊で 「食堂」は "mess hall"、「トイレ」
は "latrine"、「野営・キャンプする」は "to biv
ouac" 
と表現します。

 『軍隊式英会話』ではこのような単語や表現を取
りあげ、軍事用語理解の一助になることを目指して
います。

加藤 喬

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