配信日時 2025/03/14 20:00

【加藤大尉の軍隊式英会話:世界の秘密兵器編】 核弾道弾の迎撃は可能か(1)     加藤喬(元米陸軍大尉)


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た。

今回は、
WW2でドイツ国防軍が使用。WW2で最も知られた兵器
の1つであり、生産停止後も独自の存在感を発揮し
続けた伝説の名銃・MP38&MP40サブマシンガンです。

『MP38&MP40サブマシンガン』
アルハンドロ・デ・ケサダ (著), 床井 雅美 (監
修),
 加藤喬 (翻訳)
2022/5/12 発行
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こんばんは!エンリケです。
なぜ日本のジャーナリストたちは、ことあるごとに
「善と悪」「正義と不正義」の二元論に陥り、複雑
な国際情勢を単純化して報道するのでしょうか? 
例えばウクライナ戦争をめぐる報道では、
ロシア=悪、ウクライナ=善という一面的なストー
リーが当たり前のように描かれています。しかし、
その二元論が結果的にわが国益を損ねる可能性が
あるとしたらどうでしょう?

冒頭で加藤さんは、日本のマスコミが陥る「二元
論」の危うさを鋭く指摘しています。特に、トラン
プ前大統領がウクライナ戦争終結のために果たすべ
き役割と、わが安全保障政策の転換点を重ねて論
じる視点は、非常に示唆に富むものです。トランプ
の和平努力が、日本のメディアによってどのように
捉えられ、そしてどのように“見殺し”にされてい
るのか──。この重要な視点を読み解いてください。

そして本編では、きょうから「核弾道ミサイルの
迎撃は可能か?」というテーマがはじまります。
迎撃システムのメカニズムや最新兵器の能力につい
て解説しています。ミサイル防衛の仕組みを知るこ
とは、わが安全保障を考えるうえで欠かせません。

いまや、
二元論ではなく「多元的思考」で複雑な世界を読
み解く秋です。本号は、その知的武装の一助となる
はずです。

それでは、ご一読ください!


エンリケ


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加藤大尉の軍隊式英会話:世界の秘密兵器編   
  Takashi Kato

核弾道弾の迎撃は可能か(1)


加藤喬(元米陸軍大尉)

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□なぜ日本のジャーナリストは不毛な「二元論」に
加担するのか?

 太平洋戦争開戦、原爆投下、東京裁判。どれ一つ
とっても、日本人とアメリカ人では見方が異なりま
す。交戦国にはそれぞれ大義があるからです。「自
らの正義と真実が唯一絶対で、相手は悪であり偽だ」
と確信してしまうと、異なる見解について考えるこ
とはもちろん、相手の立場を推し量ることはできま
せん。妥協や打開案を自ら閉ざしてしまうわけです。
二元論の宿命と言えましょう。

 戦後、日本は敢えて上記の出来事に白黒つけずア
メリカの盟邦として生きる道を歩んできました。日
本の言い分にこだわらなかったからこそ、米国がか
ざす核の傘の下(もと)経済発展に専念し世界第二
の経済大国になれたのです。旧ソの侵略を免れて来
たのも、原爆を落としたアメリカの核抑止力を自衛
の要として受け入れたからです。異なる意見や価値
観との棲み分けを可能にする日本古来の知恵だと思
います。

 このところわたしの目に、トランプ大統領は「ウ
クライナとロシアの膨大な人的損失と財政浪費を見
かねる」という理由で仲介に奔走しているように映
ります。氏が意図してウクライナ戦争の原因や責任
論に踏み込まないのは、いったん「絶対悪プーチン
か絶対善ゼレンスキー」なる二者択一に与(くみ)
すれば、二元論の袋小路に追い込まれると知ってい
るからです。この意味でトランプ大統領の実務的ア
プローチと日本の知恵には幾分重なるところがある
ようです。勝者総どりではなく共存共栄を目指して
いる点です。

 ところがトランプ大統領の和平努力をめぐり、日
本のマスコミは保守系からリベラル系まで一様に
「プーチン氏を利する」「力による変更に褒美を与
える」「権威主義国を勝ち組にしてしまう」といっ
た論調。同大統領の「何の意味もなく『肉挽き器』
に送り込まれているウクライナとロシアの将兵を救
い、銃後の人々の受難を止め、ひいては核アルマゲ
ドンを避けるためにはまず即時停戦が必須」との主
張は完全に無視されています。

なぜ日本のジャーナリストたちが祖国の知恵をかな
ぐり捨て、不毛な「二元論」に加担するのか? 
「アメリカへの甘え」ではないかとわたしは思いま
す。つまり「トランプ大統領にプーチンを懲らしめ
てもらい、台湾や日本に触手を伸ばす中国に対する
見せしめにしてほしい」との願望です。裏を返せば、
露中の脅威を対岸の火事としてしか捉えていないと
いうことになります。平和ボケと言われても仕方あ
りません。

 日本の政治家とマスコミがいまこそ言うべきは
「まずはウクライナ戦争を終わらせ、第三次世界大
戦を回避。同時に、プーチン政権に日本侵攻を躊躇
させるに足る自前抑止力を即刻整備する」でしょう。
ゼレンスキー大統領にレアアースの利権譲渡を迫っ
たことからもわかるように、トランプ氏が何より忌
み嫌うのは「ただ乗り安保」。同じ理由で、米国は
欧州全体の安全保障からも着々と手を引きつつあり
ます。とすれば「日本は国防意識が低調で防衛費も
GDP3%以下だ」として、いつこのビジネスマン
大統領に見限られるかわかりません。

 トランプ氏の「力による平和」は自国を念頭に置
いたもの。米国第一主義の延長と見るべきです。と
すれば、次の4年間は「アメリカ頼みの安全保障か
ら自力本願の抑止力保有」に転換する千載一遇のチ
ャンス。「日本に手を出せばただでは済まない」近
隣の独裁者らにそう悟らせる力を持ってこそ、日本
の多元的知恵を活かし世界の平和と安定に寄与する
こともできる。この能力が「日本のカード」になる。
わたしはそう見ています。


▼核弾道弾の迎撃は可能か(1)

兵器は人が生存をかけて使う道具。生き延びるため
には相手より優れた武器を持たねばなりません。兵
器開発競争が文明の黎明から今日まで途切れなく続
いているのはこのためです。よく指摘される武器の
効用に「抑止力」(deterrence)があります。刀を抜
かずとも相手を委縮させ対峙を防ぐ「鞘の内の勝ち」
の如く、敵に攻撃を思いとどまらせる圧倒的な破壊
力のことです。「平和を望むがゆえに兵器を手放せ
ない」。人類が陥って久しいこのジレンマの裏面が
「抑止力」なのです。
加藤大尉の軍隊式英会話:兵器編」では、それぞれ
の武器が持つ抑止力に着目。兵器と平和の関係を考
えていくことにします。

 前回まで極超音速兵器の迎撃回避能力について見
てきましたが、現在運用中のミサイル防衛システム
には言及しませんでした。そこで今回から数回にわ
たり、弾道弾を撃ち落とす手順を取り上げます。初
回は迎撃システムの概観です。

 地下サイロや移動式発射機、あるいは潜水艦から
発射された弾道ミサイルは大気圏を抜けて上昇し、
高度1000キロほどの遠地点に達します。その後ロケ
ットを切り離し、弾頭部分だけが慣性飛行し目標に
向け自由落下していきます。この放物線軌道が弾道。
「弾道」ミサイルと呼ばれる所以です。

弾道飛行するという観点から言えば、第2次世界大
戦中にナチス・ドイツが使用したV2も、冷戦時代
の米ICBMアトラスやSLBMポラリス、そして現役ICBM
ミニットマンも同じ種類です。

 ちなみにロシアの新型ICBMサルマトは例外で、高
度150キロの低軌道に投入されます。目標が近づくと
逆噴射して軌道を離れ、大気圏再突入後目標に向け
落下します。これは部分軌道爆撃と呼ばれる手法で、
敵レーダーに察知されるタイミングを遅らせる効果
があります。
 
 従来型の弾道ミサイルに限って言うと、迎撃プロ
セスは3段階に分かれています。上昇段階(boost 
phase)、中間段階(mid-course phase)、そして最終
段階(terminal phase)の三つで、それぞれのフェー
ズで異なる兵器が使用されます。

教材ビデオ:
 (1) How Many Nuclear Missiles Can the United States Intercept? - YouTube
https://x.gd/NTBGW

(本エピソードは0:00から始まります)

基本語彙(カタカナ表記は大雑把なものです)
missile defense system(ミサイル ディフェンス
 システム)ミサイル防衛システム
boost(ブースト)高める 上昇させる 上昇
phase(フェーズ)段階

シナリオ(カウンターを1:35に合わせてくださ
い)

There would be multiple opportunities to shoot
 down the ICBM, since ballistic missiles go th
rough three phases of flight: boost phase, mid
-course phase and terminal phase.

(ICBMを撃ち落とす機会は複数回ある。弾道ミサイ
ルが通過するブースト・フェーズ(上昇段階)、ミ
ッドコース・フェーズ(中間段階)そしてターミナ
ル・フェーズ(最終段階)だ。

(今回のビデオは1:46まで続きます)

英語一言アドバイス:
boostは「高める」「上昇させる」という動詞で、名
詞としては「上昇」を意味します。本ビデオでは、
ロケット・エンジンが燃焼しミサイルが上昇しなが
ら加速する段階のことです。ちなみに、ロケットの
推力を増すための補助ロケットはbooster(ブースタ
ー)になります。


発音サイト:
boostの発音 boost pronounce - 検索
https://x.gd/A4mNi

参考サイト: 
弾頭ミサイル 弾道ミサイル - Wikipedia
https://x.gd/tPRao

ミサイル防衛の三段階 ミサイル防衛 - Wikipedia
https://x.gd/j9dNu



加藤 喬(かとう・たかし)

元米陸軍大尉。都立新宿高校卒業後、1979年に渡米。
アラスカ州立大学フェアバンクス校他で学ぶ。88年
空挺学校を卒業。91年湾岸戦争「砂漠の嵐」作戦に
参加。米国防総省外国語学校日本語学部准教授(20
14年7月退官)。著訳書に第3回開高健賞奨励賞受賞
作の『LT—ある“日本製”米軍将校の青春』(TB
Sブリタニカ)、『名誉除隊』『加藤大尉の英語ブー
トキャンプ』『レックス 戦場をかける犬』『チュー
ズデーに逢うまで』『アメリカンポリス400の真
実!』『ガントリビア99の謎』『M16ライフル』
『AK-47ライフル』『MP5サブマシンガン』『ミ
ニミ軽機関銃』『MP38&MP40サブマシンガ
ン』(いずれも並木書房)がある。


(かとう・たかし)


●著者略歴

加藤喬(かとう・たかし)
元米陸軍大尉。都立新宿高校卒業後、1979年に渡米。
アラスカ州立大学フェアバンクス校他で学ぶ。88年
空挺学校を卒業。
91年湾岸戦争「砂漠の嵐」作戦に参加。米国防総省
外国語学校日本語学部准教授(2014年7月退官)。
著訳書に第3回開高健賞奨励賞受賞作の『LT─あ
る“日本製”米軍将校の青春』(TBSブリタニカ)、
『名誉除隊』『加藤大尉の英語ブートキャンプ』
『レックス 戦場をかける犬』『チューズデーに逢う
まで』『ガントリビア99─知られざる銃器と弾薬』
『M16ライフル』『AK─47ライフル』『MP5サブ
マシンガン』『ミニミ機関銃』『MP38/40
サブマシンガン』(いずれも並木書房)がある。

追記
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電子版記事(桜林美佐氏):
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/
20150617/plt1506170830002-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/
20150624/plt1506240830003-n1.htm
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『レックス 戦場をかける犬』の書評です
http://honz.jp/33320
オランダの「介護犬」を扱ったテレビコマーシャル。
チューズデー同様、戦場で心の傷を負った兵士を助
ける様子が
見事に描かれています。
ナレーションは「介護犬は目が見えない人々だけで
はなく、
見すぎてしまった兵士たちも助けているのです」
http://www.youtube.com/watch?v=cziqmGdN4n8&fea
ture=share
きょうの記事への感想はこちらから
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ブックレビューの投稿はこちらから
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日本語でも英語でも、日常使う言葉の他に様々な専
門用語があります。

軍事用語もそのひとつ。例えば、軍事知識のない日
本人が自衛隊のブリーフィングに出たとしましょう。
「我が部隊は1300時に米軍と超越交代 (passage o
f
lines) を行う」とか「我がほう戦車部隊は射撃後、
超信地旋回 (pivot turn) を行って離脱する」と言
われても意味が判然としないでしょう。

 同様に軍隊英語では「もう一度言ってください」
は "Repeat" ではなく "Say again" です。な
ぜなら前者は砲兵隊に「再砲撃」を要請するときに
使う言葉だからです。

 兵科によっても言葉が変ってきます。陸軍や空軍
では建物の「階」は日常会話と同じく "floor"です
が、海軍では船にちなんで "deck"と呼びます。 
また軍隊で 「食堂」は "mess hall"、「トイレ」
は "latrine"、「野営・キャンプする」は "to biv
ouac" 
と表現します。

 『軍隊式英会話』ではこのような単語や表現を取
りあげ、軍事用語理解の一助になることを目指して
います。

加藤 喬
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