配信日時 2025/03/13 20:00

【ライター・渡邉陽子のコラム (490)】対馬の3自衛隊(7)     渡邉陽子(ライター)


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こんばんは、エンリケです。

対馬に所在する海自対馬防備隊は、日本海と対馬海峡を絶えず
監視し、国防の最前線に立つ精鋭部隊です。
先週の記事では、その防備体制の強固さをお伝えしましたが、
今週はさらに深く、その実情に迫ります。

取材に対して極めて友好的だった防備隊。
しかし、「見せられるもの」と「見せられないもの」の厳格な線引き
がありました。秘匿性が高すぎる部隊に対し、渡邉さんが感じたのは
「守る者たちの静かな誇り」。

対馬防備隊の歴史は1954年に始まり、この島の地政学的重要性を
今も担い続けています。

それでは今日の記事を早速どうぞ。


エンリケ



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『ライター・渡邉陽子のコラム (490)』

 対馬の3自衛隊(7)



  渡邉陽子(ライター)

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こんばんは。渡邉陽子です。
東日本大震災から14年が経ちました。私にとって生まれて初めて
「他人事ではない」震災でした。発災時に陸幕長だった火箱芳文氏
を紹介した書籍『神は賽子を振らない 第32代陸上幕僚長火箱芳文の
半生』の前書きで書いたことを以下に記します。

『私は津波や激震による被災者ではなかったものの、計画停電に翻
弄され、スーパーからのきなみ商品が消え、ガソリンスタンドに列
をなす車で渋滞する道路を目の当たりにする地域に居住していまし
た。福島第一原発のメルトダウンに恐怖し(チェルノブイリ原発事
故をリアルタイムで知っている世代なので「あんなことが日本でも
起きるなんて」と、とにかく恐ろしかったです)遠方の安全な場所
に暮らす人から「どうしてまだ避難しないの? うちの親はもう逃
げたよ」と言われ、なんともいえない複雑な思いも味わいました。
テレビでは連日、災害派遣に従事する自衛官の姿が映し出されてい
ました。仕事仲間の何人かは、ガソリン入手に苦労しながら現場取
材を続けていました。』

当時は公私ともに問題を抱えていた時期だったので、その思い出と
相まって今も生々しく記憶に残っています。被災者ではない私です
ら苦しい記憶ですが、この「忘れない」こともとても大事なことな
のだと思います。熊本地震でも、取材で訪れた店は全壊しました。
能登半島地震でも、記事にした町に甚大な被害がありました。そし
て東日本大震災でも、知人を亡くし、取材先も津波に飲まれて跡形
もなくなってしまいました。この記憶を忘れないこと、自分にでき
る形で伝えていくことが、生き永らえた人間の務めだと感じていま
す。


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■対馬の3自衛隊(7)

先週の記事で、海上自衛隊対馬防備隊ならびに上対馬、下対馬警備
所のセキュリティがいかに強固なものか、おわかりいただけたかと
思います。
取材側としても、はるばる対馬まで訪れているのですから(さらに
言えば陸海空同じ時期の取材の調整は控えめに言って大変でしたし、
離島ゆえ往復の交通費や現地レンタカー代もそこそこかかりました)、
やはり「撮れ高」「聞き高」は欲しいのが本音です。

ただ、その点は部隊側もよくわかってくださっていました。本州か
ら取材に来たのに提供できる情報も見せられるものも極めて限られ
ていることを気の毒に思ってくれたのでしょう、対馬防備隊はきわ
めて友好的に取材陣を受け入れてくれ、見せられるものについては
惜しげなく丁寧な説明を添えて披露してくれました。そもそも取材
を受けてくれているわけですから、その段階で「可能な範囲で最大
限協力」というメッセージは伝わりましたし、実際に現地でも司令
はじめ隊員からもその思いをひしひしと感じることができました。
濃い話をたっぷり聞け、存分に撮影できる取材は確かに満足感も大
きいです。が、「秘」が多すぎる部隊を実際に訪れることでその部
隊の任務の重要性を実感するというのも、大事な体験だと感じた次
第です。これは、会社の経費で取材していては体験できない、フリ
ーランスならではの醍醐味かもしれません。持ち出しは多いですが
(笑)

対馬防備隊の沿革です。
1954年に佐世保基地警防隊・対馬連絡所設置。1960年に上対馬に対
馬監視隊、1963年に壱岐監視隊が新編、その後「警備所」と名称を
変え、1969年には下対馬警備所が新編されました。1970年に佐世保
地方総監部直轄部隊として対馬防備隊が新編、各警備所は対馬防備
隊の隷下となりました。
本部は旧海軍の竹敷要港部跡地にあり、本部から徒歩5分ほど北へ進
むと民家の庭の一角に旧海軍の揮発油庫が残っています。1908年に
竣工されたイギリス式のレンガ造りで、主にガソリン類を貯蔵して
いたところです。民家の裏山には線電信所(無線電信所・発電機室
・水溜から構成)として建てられた建物の一部も残っている。ちな
みに本部から揮発油庫へ向かう道中には韓国資本のホテルがありま
した。

本部の敷地は広くありませんが、建物も隊員の数も少なく、目の前
が海だということもあってかきゅうくつな感じはありません。
営内を案内して自室を見せてくれた3曹は「建物は古いですが、個室
で広いのがいいですね」。
敷地の隅にある倉庫はかなりの年代物ですが、倒壊しない限り使い
続けるのが自衛隊。別の場所別の部隊で取材時、「ついに屋根が落
ちたからやっと新しく建て直してもらえた」と喜んでいる隊員の声
を聞いたこともあります。

対馬防備隊司令に改めて部隊についての話を聞きました。
「対馬は南西方面または日本海方面への進出、帰投時に通過すべき
水道を東西に有している交通の要所であり、この点では沖縄のよう
にどこを通過するかの選択肢が多くないと認識しています。一方で、
韓国資本による基地周辺の土地買収が実施されたことから、重要土
地調査法ができたという経緯があります。そういった部分が対馬の
地政学上の特性といえるでしょう」
「対馬出身の隊員はごく少数ですが、対馬の自然を気に入って自ら
希望し2度目、3度目の勤務という隊員もいます。詳細を語れないこ
とで注目されることも多いとは言えない部隊ですが、そこは隊員の
士気には関係ありません。24時間絶え間なく、一瞬たりとも見逃す
ことなくこの対馬海峡を守っている、どんな船舶等も見逃すことは
ない。そういう自負が隊員たちにはあります」


(つづく)


(わたなべ・ようこ)



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□著者略歴

渡邉陽子(わたなべ・ようこ)
神奈川県出身。大学卒業後、IT企業、編集プロダクション勤
務を経て2001年よりフリーランス。2003年から月刊
『セキュリタリアン』『MAMOR』などに寄稿。
現在は自衛隊関連の情報誌などで記事を発表。メルマガ「軍事
情報」で自衛隊関連の記事を配信中。

2016年6月、デビュー作
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2022年、
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