配信日時 2024/12/26 20:00

【ライター・渡邉陽子のコラム (483)】陸自の演習場整備(11)     渡邉陽子(ライター)

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こんばんは、エンリケです。

「ライター・渡邉陽子のコラム」。
こんかいは第483号。

本連載、今年最後の配信は、
「陸自の演習場整備」の最終回です。

陸上自衛隊の訓練と演習場整備。その裏側にある膨大な努力、緻密
な計画、そして隊員たちの情熱に迫る連載記事も、ついに最終回を
迎えます。渡邉さんの筆は、これまで見過ごされがちだった「演習
場整備」という重要な現場の細部に光を当て、その実態を鮮やかに
描き出しました。

最終回となる今回は、「ミリミリの整備ができる強み」に焦点を当
て、春季・秋季それぞれの課題、隊員たちの想い、そして広報担当
者たちとの信頼関係が生んだ独自の視点が紹介されます。

作業効率を高めるために前倒しで進められる整備や、演習場全体の
進捗を見据えた部隊の協力体制。「そこまでやるのか」と驚かされ
る場面がいくつも登場します。

この記事を読めば、日々の訓練とは異なる環境下での隊員たちの表
情や、安全第一を徹底するその姿勢の奥にある「陸自の強み」を再
発見できるでしょう。さらに、長年にわたる取材を通じて築かれた
信頼関係が、どのようにして今回の深い洞察に繋がったのか、その
舞台裏にも迫ります。

読み手として、この物語の最後の一章を見逃す手はありません。こ
の記事が、演習場整備を通して浮かび上がる陸自の本質と、わが安
全を支える力を知る絶好の機会となることでしょう。

さあ、最終章のページをめくり、彼らの「ミリミリ」に込められ
た想いを一緒に感じませんか?

さっそくどうぞ!



エンリケ

追伸
年始の配信は1月9日から再開の予定です。


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『ライター・渡邉陽子のコラム (483)』

 陸自の演習場整備(11)



  渡邉陽子(ライター)

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こんばんは。渡邉陽子です。2024年、みなさまはどのような1年だ
ったでしょうか。私は1週間以上かけての取材といった大掛かりな
ものはありませんでしたが、自衛隊の取材はいずれも非常に充実し
ていて、うれしく楽しくありがたいものでした。対馬と硫黄島とい
う念願の場所を訪れることができた点ではアニバーサリーです。一
方、大好きな北海道に一度も取材に行けずじまいだったのは無念で
す。実は1月上旬に取材が決まっていたのですが、対象部隊が能登
半島地震の災害派遣に出てしまったため、中止になったのでした。
自衛隊以外の仕事では、尊敬するマエストロに取材できたことや、
数年前にクライアントがコンペで落としてできなくなってしまった
仕事が、諸事情で再びできるようになったことです。おかげで今年
は落語家、能楽師、オペラ歌手、ピアニスト、バレエダンサーなど
への取材が叶いました。
自衛隊の活動が目立つとき、それは決して日本が穏やかな状態とは
いえないことが多いでしょう。有事しかり、災害派遣しかり。2025
年の自衛隊はできることならあまり目立たず、けれど極めて精強な
部隊として常に備えていて欲しい、そう願います。
2024年もありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いい
たします。よいお年をお迎えください。


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■陸自の演習場整備(11)

演習場整備のご紹介、今回が最終回になります。最後は「ミリミリ
の整備ができるという強み」についてです。

取材したのは秋季の演習場整備ですが、春季の場合、除草作業は秋
よりも軽くなるものの、雪が残っていることもありスケジュール通
りに進められないリスクもあるといいます。
また、春・秋問わず、隊員たちは自分の部隊の担当部分の整備が終
わればそれで作業終了ではなく、進捗はあくまで演習場全体で見る
ため、まだ作業中の場所に投入されます。「やったー、予定より早
くノルマ達成した」という気持ちになっても、「早く終わったのな
らあっちの作業を手伝いに行って」という具合です。1日の作業に
ついても、予定より早く作業が終わったらそれで課業終了ではなく、
翌日分の作業を前倒しで行ないます。天候が崩れると作業効率は確
実に下がるので、進められるときに進めておくのです。

ところで、隊員たちは訓練と演習場整備では、どちらを好むのでし
ょう。名寄駐屯地広報班長に尋ねたところ、あくまで個人的な感想
と前置きした上で、「普段は小銃を持って山を駆け回ったり穴を掘
ったりしているので、演習場整備はちょっと変化があっていいのか
なと思います。通常の訓練と異なり、隊員たちが親睦を深める時間
もあったりするので」とのことでした。確かに、安全第一に作業を
進める様子は真剣そのものでしたが、いつも取材している訓練時の
張り詰めたような空気は、演習場整備では感じることはありません
でした。これもまた、現場にいなければわからなかったことです。

演習場整備期間中のごく一部を目にしたに過ぎませんが、「そこま
でやるのか」と細かな仕事ぶりに驚かされることが幾度となくあり
ました。整備とは直接関係ない車両の洗車も同様です。このミリミ
リ加減が陸自の強みなのだと演習場整備の現場で感じることができ
たのは、私自身にとっても大きな収穫でした。
安全に、そして丁寧に。その姿勢は一朝一夕に育まれるものではな
く、日頃から部隊の根幹となっているはずです。これこそが3連隊
から3即機となった現在も変わらぬ精強さを誇る、朔北の第一線部
隊の証です。

最後は上級部隊である第2師団の担任官、副師団長の点検を受けて
終了となります。なお、今回の演習場整備を通じ、「整備隊員とし
て整備の促進に寄与」「連隊炊事要員/野外入浴所運営要員として
部隊の士気高揚に寄与」「装輪車整備陸曹として被支援部隊の任務
達成に寄与」「技術指導要員として師団の築城練度の向上に寄与」
「通信手として通信基盤の維持・運営に寄与」等の功績により、11
名が優秀隊員として表彰されました。

名寄駐屯地に帰る車両はもちろんすべて、演習場内のぬかるみを走
行していたとは思えないほどきれいに洗車された状態だったことは
間違いありません。

この取材は、3即機取材を何度もしていたからこそ実現したもので
した。繰り返し名寄駐屯地や上富良野演習場など、3即機の訓練を
追って北海道への往復を繰り返す中で、それまでは「広報といえば
地元のイベント支援が業務のほぼすべてだった」という広報班が
「こういう取材はどうですか」と提案してくれるまでになったので
す。この演習場取材も「陸士に話を聞く絶好の機会ですよ」と、広
報班のひとりが提案してくださったことから始まりました。暑さ寒
さと戦いながら取材をする様子や、限られた予算をやりくりして何
度も取材にやってくる姿を、見てくださっていたのかもしれません。
本当にありがたいことです。

また、部隊がひとりの取材者に対応するということは、少なくとも
ふたりの広報担当者と車両1両が必要になります。「取材に行きた
い」が実現している影には、それに部隊が対応してくださるために
並々ならぬ苦労や調整があることを決して忘れてはいけないと、常
に肝に銘じています。

演習場整備は現場取材が大好きな私にとって忘れられない取材とな
りました。そして演習場整備についてこうしてみなさまにご紹介で
きたことも、心からうれしく思います。


(陸自の演習場整備  おわり)


(わたなべ・ようこ)



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□著者略歴

渡邉陽子(わたなべ・ようこ)
神奈川県出身。大学卒業後、IT企業、編集プロダクション勤
務を経て2001年よりフリーランス。2003年から月刊
『セキュリタリアン』『MAMOR』などに寄稿。
現在は自衛隊関連の情報誌などで記事を発表。メルマガ「軍事
情報」で自衛隊関連の記事を配信中。

2016年6月、デビュー作
『オリンピックと自衛隊 1964-2020』を刊行。
 https://amzn.to/3ar7IBq

2022年、
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