配信日時 2024/12/02 08:00

【桜林美佐の「美佐日記」(280)】ウエルカムの韓国防衛産業と日本の現状 ──どちらがインド太平洋防衛の重要拠点になる?── 桜林美佐(防衛問題研究家)

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おはようございます、エンリケです。

280回目の「美佐日記」。

街中で道を尋ねられる。そんな小さな出会いがふと
国際関係の大きな潮流を考えるきっかけになる。桜
林さんの記事は、そんなユニークな視点から始まり
ます。

円安の影響でブランド品を買いに訪れる外国人観光
客の話題から、韓国が進める、防衛産業を通じた米
韓関係強化の動き、そしてそれに対するわが現状へ
の鋭い洞察に繋がる本稿は、読み応えたっぷりです。

特に注目すべきは、日本と韓国がインド太平洋地域
における防衛拠点としてどのように位置づけられて
いるのかという点。横浜での英国海軍哨戒艦「スペ
イ」の修理事例や、縮小を余儀なくされる日本の造
船業の現状が描かれ、課題と可能性が浮き彫りにな
ります。

「日本の魅力」で観光客を迎える一方、防衛産業を
通じた国際的責任の担い手としてのわが国はどうあ
るべきか。桜林さんの問題提起を通じ、あなたもぜ
ひ考えてください。

今回の記事もまた、あなたに新たな視点をもたら
してくれることでしょう。


さっそくどうぞ!


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桜林美佐の「美佐日記」(280)

ウエルカムの韓国防衛産業と日本の現状
──どちらがインド太平洋防衛の重要拠点になる?──


桜林美佐(防衛問題研究家)
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おはようございます。桜林です。「男もすなる日記
といふものを、女もしてみむとてするなり」の『土
佐日記』ならぬ『美佐日記』、280回目となりま
す。

 先日、新宿駅の西口付近で東南アジア系男女のグ
ループに道を尋ねられました。聞けば、買い物に行
くのだといいます。

新宿西口はスバルビルも小田急デパートもなくなり、
工事が続いていて駅の中の通路が混乱の極みになっ
ています。私自身が行きつ戻りつの挙動不審なのに
よくぞ聞いてくれましたというかんじでしたが、目
を伏せて通り過ぎることなく、なんとか彼らのお買
い物のサポートを試みたのでした。

 実は先月もロンドンのヒースロー空港でなぜかア
フリカ系らしき女の子から道を聞かれたことを、私
は咄嗟に思い出したのです。

 いやいや何でどう見ても地元民じゃない私なん?
聞く相手が違うだろーっ!と、その時言いたかった
のですが、彼女が持っていた案内図、これがまたイ
ンクが薄くてほとんど見えないのですが、その紙を
凝視して最大限の努力を試みました。しかし、そん
な時「さくらばやしさーん!」という日本語の声が。
なんと、現地で待ち合わせをしていたグループとち
ょうど遭遇したのです。それで、結果的に最後まで
面倒をみずに放置した形になってしまいました。

 グループからは、もう友達を作ったなんてさすが
だね!などと褒められましたが、違いますって・・
・。ともあれ、彼女があの後どうなったか気になっ
ていましたので、その罪悪感を少しでも解消できる
のではないかと、先の新宿駅ではできる限り助けて
あげることにしたのでした。

 で、買い物をしたいという彼らに何を買おうとし
ているのか聞いてみました。すると「エルビー!」
だといいます。

 「えるびー?=LB?・・・またはLV?」

 このワードとシチュエーションから私の頭の中で
思い浮かんだのは、1)アニメのキャラクターかな
んか 2)音楽を聴く道具 3)何か分からんけど
家電
 といったものでした。

まあ2番が妥当なところだろうと「それって、ミュ
ージックプレイヤー?」と問うと、ああ知らないの
かーというかんじで笑みを浮かべながら「ルイヴィ
トン!」と言われました。
 
ええっ!知りませんよそんな所は!と一瞬たじろぎ
ましたが、気を取り直し、私はルイヴィトンに詳し
くないのでデパートに行ったらどうかと提案。地下
道の方向性だけを示してあげたのでした。

役に立ったのかどうか分かりませんが、一件落着。
なるほど、円安でブランド物を買いに来ている人た
ちも多いということか・・。これが「日本の魅力」
なのだとすれば複雑な心境です。

 さて、前回、韓国防衛産業の米国に対する積極的
な姿勢について書きましたが、もう少し付け加える
べきことがあります。

 たった12分のトランプ次期大統領との会談で米艦
船の修理について話題にしたこともすごい意気込み
だと思いましたが、実際トランプ氏からこの話題を
口にしたという報道もあり、いずれにしても、韓国
防衛産業の思惑についてはすでにトランプ氏の知る
ところとなっていたことが分かります。

 韓国が米軍装備の整備・補修事業を含めた、装備
品を通じた米韓関係強化に力を入れようとしている
背景には、年明けにトランプ政権が発足するや否や、
様々な「トランプショック」が起こることを想定し
た動きのようです。

 防衛関連では、やはり駐留経費の増額要求でしょ
う。第1次トランプ政権では在韓米軍の撤退も匂わ
せていたこともあり、安全保障上の必要性は関係な
く、コストのかかるものはカットするという可能性
は捨て切れないのです。

 そこで、韓国としては米国内の弱っている造船業
を肩代わりすべく、自国の造船所が全力で米艦艇を
扱えるよう力を注いているようです。つまり、地域
の安全保障負担シェアリングを自国の防衛産業で賄
うという方策のようです。

 では、日本は? そうなんです。米国からの期待
感については報じられているため、いかにも今後、
米艦艇などの整備事業で日本企業も盛り上がりそう
に見えますが、繰り返しになって恐縮ですが、現時
点ではとても無理。
 
 長年の予算削減や入札制度により先が見えない調
達を続けたことで、造船所は縮小せざるを得ず、も
うすでに大量受注ができない体制になっていました。
米国から依頼されても、ドックがないというのが実
情です。
 
今年5月~6月にイギリス海軍の哨戒艦「スペイ」が
来日した際に技術的問題が発生したということで、
横浜のJMU(ジャパンマリンユナイテッド)鶴見工場
で修理することになり、これは日英円滑化協定締結
後の画期的な出来事だったと安全保障関係者は評価
しているのですが、やはり日本においては容易なこ
とではありませんでした。

 まず、武器を搭載した軍艦の港への入港は反対派
によって問題視され、写真もばちばち撮られたり、
セキュリティ面のケアもできていません。そもそも
企業としてもそうした日本の環境もあり、社内のコ
ンセンサスを取り付けることに困難を極めます。

 「スペイ」の時は色々な条件が上手くいきました
が、今後はどうなのか。いつでもウエルカム体制の
韓国と日本、どちらがインド太平洋の防衛における
重要拠点になるか。これは重大な課題です。

 日本に訪れるのは円安を理由にブランド物を買い
に来る観光客だけ!?ということになりつつあると
すれば、これは深刻な事態だと思っています。
 
 今日も最後まで読んで頂きありがとうございまし
た。皆様にとって素晴らしい1週間となりますよう
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(さくらばやし・みさ)


桜林さんへのメッセージ、ご意見・ご感想は、
このURLからお知らせください。

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【著者紹介】
桜林美佐(さくらばやし・みさ)
昭和45年、東京生まれ。日本大学芸術学部卒。フ
リーアナウンサー、ディレクターとしてテレビ番組を
制作。その後、国防問題などを中心に取材・執筆。
著書に『奇跡の船「宗谷」─昭和を走り続けた海の
守り神』『海をひらく─知られざる掃海部隊』『誰
も語らなかった防衛産業[改訂版]』『武器輸出だ
けでは防衛産業は守れない』『防衛産業と自衛隊』
(いずれも並木書房)、『終わらないラブレター─
祖父母たちが語る「もうひとつの戦争体験」』(P
HP研究所)、『日本に自衛隊がいてよかった』(産
経新聞出版)、『ありがとう、金剛丸─星になった
小さな自衛隊員』(ワニブックス)。月刊「テーミ
ス」に『自衛隊密着ルポ』を連載中。新刊『誰も語
らなかったニッポンの防衛産業』(産経NF文庫)、
「陸海空 軍人から見たロシアのウクライナ侵攻」
(ワニブックス)、『軍産複合体~自衛隊と防衛産
業のリアル』(新潮選書)

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